毎年紅葉で目を楽しませてくれるブルーベリーはツツジ科だ。ツツジ科の紅葉と言えば、ドウダンツツジ[Enkianthus perulatus]が強烈な発色で紅葉するが、ブルーベリーも条件が整えばかなり強烈な紅葉になる。
今年の我家のブルーベリーの紅葉は、と言えば例年並みだな。
そして毎年だが末生りのヤツは小さい結実が干からびて、上画像のような状態になる。こうなるとヒヨドリも意に介さないようだ。
ヒヨドリの野郎が食わないモノをワガハイが試食する筈もなく・・・食べたコトがない。
・・・気付いた!試食してみよう。
鈍足DELLノートパソコンから一時的に離れる・・・
・・・・・?????・・!・・・・?・・??・!!!
以上、食した感想である。
干からびた状態から、干しぶどうのような雰囲気を期待した・・・ケド、裏切られた。ブルーベリーって、ぶどうのように糖度が高いワケじゃないからなぁ。でも、ナニガシカの凝縮感はあるだろう。
それは、つまり・・・酸!
実に酸っぱい。小さな5mm程度の干からびた実は、強烈な酸味のカタマリになっていた。食感としては固くなっているかと思いきや、それ程でも無かったので、干からびてはいなかったな。強烈に萎びた状態と言った方が適切かもしれない。
ああ、ワガ人生も末期に向って驀進中だからねぇ・・・なんかこの実は、人生だねぇ。
老人は酸っぱい?
酸いも甘いも・・・と言うが・・・酸っぱい??
酸っぱい人生?
まあ、ブルーベリーの知らなかった世界を知った瞬間ではあった。予想だにしなかったコトは起こるもんだねぇ。
落葉のように、実も土に落ちた。
来年のブルーベリーはどんな感じになるのだろうか?そういう思いを持って日ごとに少なくなっていく紅葉した葉っぱを見る。
ホトトギスの花も終わり。でも、花に目を奪われていて気付きにくかった茎のカタチが面白い。この花は、花の造形も凝っているし、茎が空間につくり出す形もリズミカルだと思う。それは地味な鑑賞領域かもしれないが、見始めると結構な時間を過ごしてしまう。
久しぶりにスケッチでもするか・・・と思ったりはするものの、何となく肌寒くなってきて部屋に入ってしまったが。
まあ、ナントカ画伯でもないワガハイがスケッチしたところで、別にナ~ンのコトもないんだがねぇ。そこから先の展開も無し。ただただ、酒や茶を喫するようにスケッチの時間を堪能するだけだ。
生産性ないねぇ・・・素晴らしいじゃないか!
生産性がない・・・ってコトについては、ちょっと前に国会議員の方だったかなぁ?問題発言になっていたが、あのコトバを聞いた時にゃあ、ワガハイ的にはこの国の文化度が予想以上に落ち目だと感じた。
まあ・・・文化財さえも観光資源としての価値観でしか評価されてないだろうからねぇ。
だからさぁ・・・もう、京都旅行しても面白くないのよ!この老人は。
ならば、金沢の方が面白いねぇ。ワガハイ、石川県立美術館は好きだ。
国立工芸館もあるし・・・
金沢21世紀美術館は、別にど~でもイイけど。
クルマで片道3時間で行けるなら、金沢は頻繁に行くだろう。そして数日前に思い出したのだが、香林坊と片町の境目近辺だったか・・・百万石通りからチョロッと入った路地で見つけた茶道具店で見つけた「棗」を購入したコトがあった。ワガハイ20代の頃だ。それでグーグルストリートビューで調べまくってみたが見つからなかった。
店仕舞されたか、店舗が大改装されたのか、移転されたのか?ワガハイの記憶違いか?結局分からなかった。店の名前も忘れてしまったからなぁ。