5月27日の当ブログで書いた「睡蓮でも咲かせてみるか」という話の実現である。ワガハイが主動で行おうと考えていたのだが、妻の方がモチベーションが上がってしまった。
ワガハイが障子の張り替えに失敗し(昨日の当ブログの話)、ホームセンターへ足りなくなった分を購入に行くクルマに便乗した妻は、園芸コーナーに勇んでいった。なんか、栽培方法に関してはスマホでイロイロ調べ上げていたみたいだ。ワガハイが何だかよ~ワカラン土の種類だとか、いろいろ語り出したので任せることにしたのだ。
そして上画像のような感じにまとまった。ボウフラ対策でメダカを入れるか金魚にするか、と悩んでいたみたいだが・・・3件ハシゴしたホームセンターで入手出来たのは金魚※だった。メダカは人気あるみたいで売り切れだったのだ。
(だが・・・金魚はデカくなるぞ!調子のってエサやると大変なことになるぞ!)
まあ、熱帯魚屋さんに行けばいいんだが、ちょうど立ち寄りやすいお店が定休日だったのだ。
水深もあるし・・・金魚さんは火鉢の底の方に佇んで、姿をなかなかあらわさない。ものの気配に敏感で、サッと身を潜めてしまう。思えば売場ではその姿を晒され続けてきたんだから、それは結構なストレスだったのかもしれない。
岩陰に身を潜めるというのは野生の魚ならば当然のコトだし、子供の頃にフナを捕ろうと小川を覗き込めば、もの凄い勢いで魚影が動いて一匹もいなくなってしまったなぁ・・・と、すぐに思い出に浸ってしまうこの頃・・・コレもまた老人の証しだろうか?
まあとにかく、睡蓮を育てるのは妻の長年の夢だったんだそうだ。小規模ながら夢が実現出来たんだな。
ワガハイは、この小さな火鉢の水面からジヴェルニーの庭を妄想し、クロード・モネさんに思いを馳せる場になるというワケだ。太鼓橋でも作って置いてみるかねぇ?あ!端材の板で作ると浮いてしまうか?木工で解決付かないのは面倒だな。
※ 金魚の種類だがコメットっていうヤツらしい。ワガハイが金魚というコトで充分に知識的な満足を得ていたのに対し、妻は品種まで把握していた。案外マニアックな人である。ワガハイが「リュウキンからの戻し交配か?」と言えば、妻曰く「戻し交配ではないらしい」と言う。ナンでも大雑把に言ってリュウキンの卵から生まれたワキンに近い形のものなんだそうだ。
ナルホド・・・21世紀になって地球環境問題が深刻化する状況でも、まだ武力による国際関係の緊張を高めるという手段に活路を見いだしている国家もあるワケだから、まあ、リュウキンの卵からホオジロザメが生まれるような感じだろうか?という程に違和感があるなぁ。