Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

最近の楊貴妃メダカの様子

楊貴妃メダカの近影

冷えてきたがメダカは元気。だが当然、動きは鈍くなった。というコトで、撮影は楽になった。ワガハイが近づいても「あ~~~~、なん、、だぁ~~~?」的な反応なので、上画像のような感じで勢ぞろい的な状態が撮影出来る。

人に慣れてきたのかもしれないけれど、水温が高いとすばしっこいからねぇ。そんな状況だから、落ち着いてカメラを構えて撮影出来る。もう、老人的には反射神経を研ぎ澄ますような撮影は厳しいので、こりゃ楽でイイ。

 

自慢になるが、瞬撮は大得意だった若き日であった。しかもマニュアルフォーカスで、モータードライブ無しで。一発で決めるってぇのが得意だった。別にスポーツ・カメラマンでもなかったけれど。

知人が筑波サーキットを走るというので出掛けて、練習走行中のバイクを撮影したコトもあった。上手く撮影出来て喜ばれた。あの頃はフィルムカメラでの撮影だったから、技術的にもいろいろとハードルが高かったからなぁ。

今では簡単に高感度設定に出来るし、AFの性能も優れているし、とりあえずは綺麗に撮れる。あの頃は「置きピン」とか「流し撮り」とか、慣れないと難しいコトが沢山あった。あ!コレは少し解説しておこうか。

置きピン」というのは典型的な条件では、正面から向かってくる移動体を撮影するとなると、シャッターボタンを押した瞬間と、実際にシャッターが切れる時間に僅かな差(タイムラグ)があるので、その間に移動体は数メートル手前に来てしまうコトがある。するとピンボケになるので、予めシャッターが実際に切れる位置を想定して手前でシャッターボタンを押す・・・といった技法だ。

流し撮り」は、横に移動する物体に合わせてカメラを振りつつシャッターボタンを押すワケだ。するとシャッタースピードに応じて背景が流れて移動体がブレずに撮影出来る・・・という技法だ。そしてシャッタースピードを適当に設定するとタイヤホイールの回転がイイ感じで回転している様が撮影出来るのでスピード感が増す。あまりシャッタースピードを速めると、ホイールが止まってしまうから。

 

これらの技法は、一眼レフカメラってシャッターレリーズの間はファインダー像が消えるから、そのアタリは見当をつけてやる。そして実際の撮影では「置きピン」と「流し撮り」を併用するコトが多い。昔のAFは、動態予測AFのモードでもピントの芯が外れるコトが結構あったし、だいたい望遠レンズでのAFの動きが今に比べられない程に鈍かったから、結局MFで撮影していたりして。

 

はじめて一眼レフを手にした時、その道具の面白さに気付いた切っ掛けはペンタックスSPだったし、実際に頻繁に使ったのはミノルタのSRT-101だったという世代だから、ワガハイはフィルムが手動巻き上げの一眼レフで、フィルムを巻き上げるという所作によって撮影していくというリズムが身体に沁みついている。それは未だに抜けない。

だから時として、デジカメで撮影中に巻き上げレバーを右手親指が探ってしまうコトがある。まあ、「リズムが身体に沁みついている・・・」なんて恰好付けたモンではなく、単なる手癖っていう方がイイかもしれないが。

概ね勢ぞろいの記念写真状態だろうか?

元火鉢だったメダカの飼育環境は火力による暖ではないんだが、ココロが休まることでの暖かさを感じる。メダカで身体のどこかの血流が良くなるんだろうなぁ。コレは植物とはまた違った楽しみだな。

そして丁度良い距離感がイイ。コレが犬や猫だと生活空間に入り過ぎてしまう。もうベタベタで構うコトになりかねない。少しワガハイに対して警戒心が緩んだメダカという距離感は快適だ。

さて、上画像からするとメダカは8匹写っていると思うのだが、コレで勢揃いというコトで正解なんだろうか?飼育管理者である妻によると、一匹だけ底の方でボ~~っとしがちな個体がいるらしいので。

 

追記:やはりメダカは総数9匹らしい。というコトで、この撮影時でも一匹は底の方でボ~~っとしていたんだろう。(2023/11/27)