Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

午後7時57分頃、強く揺れた

昨日(8月9日)午後7時57分頃、我家もかなり揺れた。

地震の際は呑んでなかったからねぇ

というか強い振動という感じだった。実際の地震発生よりも緊急地震速報が僅かに遅れたので、震源が近いことが分かる。

というか(その2)とてもリジットな振動だったので、これは極めて震源が近い場合の特徴だ。

というか(その3)かなり昔、ワガハイが小学校高学年だったか中学生だったかの頃だから昭和40年代から50年代初頭だと思うが、歩いて行けない距離ではないトコロが震源(断層)とされる地震があった。震度3程の規模だったと思う。それはガツンとモノを落としたような衝撃があった揺れだった。

 

昨夜のその瞬間は、遂に来たか!と瞬間的に覚悟した。だが、激しさはあるものの振幅は小さく、持続もしなかった。部屋の中で落ちた物はなかった。ガス栓も遮断されなかったし、電気も水道も問題なかった。

一応、こういう時はテレビを見る。NHKだ。早速地震速報が始まった。

震源地は神奈川県西部、震源の深さは13キロ、マグニチュード5.3と推定。最大震度5弱を記録したのは神奈川県厚木市清川村中井町、松田町で、その周辺は震度4だった。

まあ、我家も震度4程度(震度3に近い)だろうという感じだった。

松田町と言えば、国府津=松田断層とか神縄断層とかで有名な界隈なワケだ。相模トラフという太平洋から入ってくる巨大な溝のトコロの断層帯だ。当ブログでも以前、それに絡む断層露頭について観察に行ったコトを書いた。今回はその断層が起こした地震ではないけれど、一部丁寧な報道では「神奈川県は断層が多い」コトを告げていた。

それは仕方ない。そういう成り立ちで出来上がったと言われる土地だから。

 

 

昔々のそれまた大昔、悠久の時のながれを更に超越して、太平洋の彼方から伊豆半島がやって来て衝突した場、だからねぇ。

専門家も、一応は相模トラフのコトを説明していた報道もあった。だが、今回の地震に限らず、震源地をピンポイントで説明される機会はない。素人には説明されないだけなのかもしれないが。

ワガハイは勿論、地質や地震の専門家ではない。だが、な~んか印象的に「神奈川県西部」というあまりにも漠然とした広い地域を示されてもねぇ?と思う。震度5弱厚木市清川村・・・というのは隣接した地域であり、東丹沢であり、県西部というよりも県央部だ。そして松田町と中井町は隣接するけれど、地震計が町役場に設置されたものだとしたら、相模トラフに連なる大きな断層を跨いだ位置関係になる。

もっとも揺れの強さというのは地盤の質とも関わるし、振動の性質は共振周波数が絡むもんだ。場合によっては柔らかい地盤と固い地盤の間で振動の反射があったりして、変な共振を生じてしまうコトだってあり得るだろう(こういう共振の問題を実感したのは、若い頃に幾つか工作したスピーカーの箱がそうだったから)

それで、厚木、清川と松田、中井の間には秦野市伊勢原市があるが、ココは震度4だった。

な~~んか、秦野が盆地というのが気になる。そしてあの盆地の地下には巨大な水がめがあると言われるほど、地下水が豊富だ。水は流体だから、岩石のような個体とは違った振動の伝わり方をするのは言うまでもない。

別に秦野盆地の地下に巨大な貯水槽が眠っているわけでもなく、透水層があるという話しなんだとは思うが、当然、水の含み方で土の共振は変わるからなぁ。

というワケで、な~んか、震源の本体は秦野盆地周辺部の何処かだったりして?などと邪推した。あそこも細かい断層が沢山あるからねぇ。

 

その後、大きな揺れは生じてないのは、今のところは幸い。

 

それにしても地球のナニガシカが解明されているワケでもないのに、専門家は今回の神奈川県西部の地震は「南海トラフ」とは無関係という。

まあ、何処までが「南海トラフ」で、どこからが「相模トラフ」と定義付けたのは専門家の都合だ。ワガハイは専門家ではないから「全く無関係」とは思えない。ただ、学問的に関連付けて説明出来ないと言っているに過ぎないのだろう。

それに宮崎と神奈川県西部は距離的に離れているというのも、人間的なスケール感の話しだ。地球はデカい!案外、「この程度の距離など誤差範囲だよ!」と、地球にインタビュー出来れば語るのかもしれないではないか。

 

●当ブログの断層絡みの記事

etsuro1.hatenablog.com

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「平山断層露頭」についてはコレ ↓ この頁内にイロイロリンクがあるので、詳しくは以下リンクからどうそ!

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昨夜は呑むような気分ではなかったなぁ

ま、日本酒で鳥取は好物酒の宝庫なので、今まで呑んだコトのなかった「北条ワイン」を見つけたので買ってみた。それは今までにない、マスカットベーリーAの香味だった。確かに生食するとこういう香味要素はあるので、確かにマスカットベーリーAの特徴を表したワインだとは思った。

だが、我家の食卓ではどの様に扱うべきか悩んでしまった味わいだった。山梨や長野のマスカットベーリーAとは趣が全く異なるので。記憶を遡ると、新潟のカーブドッチのワインと似ている感じもする。でもまあ、余りにも昔の記憶を頼りにしているので不正確だけど。ただ、どちらのワイナリーも砂地に位置するよなぁ。