Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

文化の取り込みが欲しくなる「エドノハルザケ」

エドノハルザケ

2021年の今日、「杉錦 山廃純米酒 エドノハルザケ」のコトを書いた。概ね今回の「エドノハルザケ」に関しても同様の感想を持っている。一応、興味のある方は以下リンク先も参照されたし!

etsuro1.hatenablog.com

ただし、2021年に呑んだ「エドノハルザケ」・・・つまり2020BYの記憶からすると今回はより「お米のジュース」感は増したように感じた。というコトから、なんかコレ呑んでしまうとご飯を食べる気分が遠ざかってくる。老人にとっては、もう充分に米は食った感が得られてしまう。

消化吸収の良いコメのジュース!

上リンク先の裏ラベルと、下画像の今回の2022BYの裏ラベルを比べてみると、なるほどね。日本酒度と酸度の数値がかなり異なっている。今回はより甘酸っぱいと感じた通りのデータだ。だが、ダレるコトのない吞み口なのは流石!

裏ラベル

食中に呑み続けるなら2020BY、食前酒もしくは途中でより辛口の酒にチェンジするなら2022BYが向いている。それが導き出される一つの解だな。

では、より花見向きなのはどちらか?というと2022BY!

 

大人数の花見ではなく、気心知れた落ち着きある友とともに、静かな環境でしみじみと桜を愛でる・・・なんていう風流が可能ならば、質素なつまみとともに2022BY一本で最高!満腹と酔いを堪能する世界ではない楽しみ方に向きそう。

ホントウにこの酒を生かすには、あらゆる文化の取り込みが欲しくなる。だがトータルで質素・・・茶室空間はやりすぎかもしれないが、和室の縁側で庭の桜を見ながらの一献!というのもイイなぁ。いや、それは最高の環境だ!

というワケで、呑みながらそ~ゆ~イメージの中を漂った。そ~ゆ~空間が無いからイメージで遊ぶしかないからねぇ。

だから、実は贅沢な空間と時間を要求する酒だったりする・・・と、そう感じた。桜の花を穏やかに散らす風もまた、味わいの一つに加えたくなる酒なのだ。

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エドの粋・・・そこまでは出来ないとしても、和風な空間が欲しくなるねぇ。間違ってもコンクリート打ち放しの空間で呑む酒ではないな。

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また入手できるのだろうか・・・「エドノナツザケ」。これもまた楽しみだ。