神奈川県平塚市にある前鳥神社の鳥居横にある説明板だが、一応書き起こしておこうと思いますな。こういう屋外設置の説明板というのは、やっぱり必要なものだと思うんだが・・・ま、スマホで調べれば済むのかもしれんが、やっぱりこういう現場設置の文章というのはリアリティが違いますからな。でも案の定、冒頭の二文字が怪しく判別不可となってしまっている。これは自然劣化によるものだろうか?判別が難しい二文字は□で表記しておいたな。
以前も当ブログで書いたんだが、こういう説明板を大切にしましょうな。
平塚□□ 森の前鳥神社
ケヤキの老樹(ろうじゅ)などの森(もり)にかこまれた、四之宮(しのみや)に鎮座(ちんざ)する前鳥
神社(さきとりじんじゃ)は、平安時代(へいあんじだい)の延喜式神明帳(えんぎしきしんめいちょう)に、相模国第四之宮(さがみのくにだいよんのみや)として載(の)っ
ている古社(こしゃ)である。社号(しゃごう)は大住郡(おおすみぐん)サキトリの郷(ごう)にあったため左
喜登利(さきとり)・前鳥(さきとり)・前取(さきとり)の文字(もじ)があてられている。
祭神(さいじん)は菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)と大山咋命(おおやまくいのみこと)、そして日本武尊(やまとたけるのみこと)であり、
これら祭神(さいじん)にちなむ前鳥神事(さきとりしんじ)がある。
また境内(けいだい)には、奨学神社(しょうがくじんじゃ)や神戸神社(ごうどじんじゃ)などがあって、古(ふる)い時代(じだい)
をしのばせる。
注:( )内はルビ、改行はもととなる説明板の通り。
前鳥神事・・・という言葉が説明板にあったので調べてみると、平塚市指定重要文化財になっておる!以下の通りだな。
麦振舞神事(むぎふるまいしんじ)
神輿宮入り神事(みこしみやいりしんじ)
日本武尊の舞(やまとたけるのみことのまい)
前鳥囃子(さきとりばやし)