神奈川県相模原市緑区・・・という住所になる、かつては津久井郡津久井町だったと思うんだが・・・どうも相模原市というのがいまだに馴染めず、緑区?それってどのあたり?という感じですな。ワガハイも古い人間になりましたな。
小田急線で「東海大学前」という駅名があるが、ありゃあ大昔は「大根」っていったんだな。ダイコンと読むのではなく、オオネって読む。よくふざけて「次はぁ~ダイコン、ダイコンで~す!」なんて言って笑っていた子供の頃でしたな。
最近では京急がどこかの駅名を変更しましたな。まあ、いろいろ事情があるんだろうが、事前に周知させるために広報をやったところで、そんな新しい名称はすぐには覚えませんな。結婚して姓が変わっても、どうも旧姓で呼び続けてしまうとか、とにかく事を変更してそれに馴染むというのは、案外大変なもんだったりしますな。
ま、旧態がとても不具合な場合は、意外と早く周知されるかもしれない。つまり変更に合理性があるからだが、別に変更したところで大した影響がない、若しくは甚だ不便になるものは概ね馴染まないもんだ。
だからねぇ・・・どう考えたって「相模灘」という酒を造っている久保田酒造の住所が相模原市ってぇのは、ど~もイメージが違うんだよなぁ・・・やっぱり津久井の酒、津久井の自然環境が生み出す旨さなんだけどねぇ・・・そんなに市町合併しないとダメだったんかな?(ま、そうだったんだろうな)
ところで、Etsuro1はなぜか藤野町とか津久井町という(どうしても旧名称でないと説明出来ん)ところが子供時分から好きでねぇ。別に相模湖ピクニックランドとかの思い出、という訳ではないな。そもそも子供の頃にはそんな施設無かったと思うんだな。だだ、相模湖にスワン形の遊覧船が浮かんでいた記憶はある。でも、それに乗船した記憶はない。その当時の相模湖の水質は恐ろしく悪かったね。水面が緑色しておったな。それだけ上流からドンブラコ、ドンブラコと桃ならぬ汚水が流入してきていたんだな。ま、夏場は臭かったですな。でも臭いを無視すれば・・・つまり絵的には山々の緑と水の緑が一体となって、妙に緑色に満ちたイメージがワガハイの中でつくられましたな。
それは歪んだイメージかもしれない。しかし、水質は随分と浄化されて、現在は昔のような状態では勿論ない。して、最近は相模湖も津久井湖もかつてのような絵的・色彩的なインパクトは薄れたな。でも、それはいい傾向なんだろう。なにせ水質が浄化されてきているということだからな。でも、まだお世辞にも綺麗とまでは言えんな。比較にならぬほど、宮ケ瀬湖や丹沢湖の水のほうが透明度が高いからなぁ・・・。
さて、本日の画像は津久井湖の北側を走る県道513号から見た風景だな。ちゃんと相模川の下流方向に風景が開けているねぇ・・・そして物凄い山奥のダム湖というわけではなく、湖畔近くの段丘上のようなところに街並みが形成されている、というのが、先に挙げた宮ケ瀬湖や丹沢湖の風景とは違うところだな。そう、湖畔に生活圏が相当規模である、ということね。そういう風景・環境の面白さ、に惹かれるのではないか?と思っておるのだがな。時々出かけて適当にウロウロしておるだけでココロ癒されますな。
この画像の撮影場所の遥か山上に「峯の薬師」があるな。登り口は別にあって、この撮影場所からの直登は不可能だ。そこまで登るとなかなかの展望が開けたと記憶しておる。なにせ行ったの30年以上前のことだからな。峯の薬師だから薬師瑠璃光如来だねぇ・・・ワタシャ、薬師は好きだからねぇ。ま、今でもハイキングにいい所なんじゃあないかな。