Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「相模灘 特別本醸造 無濾過生酒」・・・これはお米のジュース也!

新酒にごり

ワインの新酒を堪能すると日本酒の新酒!そして出来るコトなら新酒の季節は「相模灘 特別本醸造 無濾過生酒」から始まる、というのがワガハイ的には理想の習慣だ。

アレコレ難しいコトを言わず、安心して新酒が今年も出来たことをお祝いする気分を盛り上げてくれる味わい。新酒の「相模灘 特別本醸造」にはにごりがあるタイプと無いタイプの2種類があるが、やっぱりにごりがらスタート。

これはお米のジュース也!

呑みすぎ注意な旨酒!

でも、呑みすぎないコトが困難を極める。

寒い時期に新酒生酒のシーズンになるのは、なんとも日本酒の罪深きところ。燗酒で温まりたい季節に室温・冷酒向きの旨酒が矢継ぎ早に発売される。その全てを堪能していたら肝臓が持たないのが残念。ステンレス製はおろか、チタン製の強靱な肝臓が欲しくなる季節だ。

本当に、アルコールが無くてこの香味が実現出来るならば、なんと有り難いコトよ!と思ってしまうほどに酒という飲料は美味すぎる。

過ぎたるは及ばざるがごとし・・・だから呑みすぎは当然起こり得るけれど、強靱な自制心を持って臨まなければならない美酒への姿勢。

再び、己の自制心との戦いの季節がやってきたなぁ・・・

次は・・・入手出来たら「丹沢山・隆」の新酒がいいのだが・・・都合良く入手出来るか?

 

相模灘」を醸す久保田酒造(株)は、神奈川県相模原市緑区根小屋にある。相模川の支流である串川の流れ近くの谷間という環境は、ちょっと冷え込みそうな感じ。それがまた綺麗な酒を生み出すのに作用しているのだろう。

ワガハイはちょっと寄り道をして、お久しぶりに久保田酒造の売店に立ち寄ってみた。平日の夕方だったが、一人先客あり。そしてワガハイが「無濾過生酒」を購入してクルマに戻ると、直ぐにまた一人やって来た。売店(年中無休10:00~17:00)が閉るギリギリ駆け込みのお客さんだった。

たぶん、みんな相模灘の常連さんだろう。

久保田酒造 (tsukui.ne.jp)

 

義父が医者から禁酒を告げられる前に、一緒にこの売店で酒を購入した。義父とは随分多くの酒を酌み交わした。なんか妻を差し置いて最高の飲み友達のようだった。もう、そんな時間は絶対に戻ってこない・・・という、少しセンチメンタルな気分を味わった。毎回、ここにやって来るとそういう感情を味わうのだが。

 

これから丹沢界隈も冷え込みがキツくなって、路面凍結もあり得る。売店に出掛けられる方は、どうぞ注意してクルマを走らせて下され。そして旨酒でイイ思い出を沢山作って下され!

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