Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

昨日は冷えた・・・晴れだが今朝も寒い

18℃台になってきた今朝の洗面所

昨日は冷えた。表丹沢を見ると薄らと白い。木々の枝葉に雪が付着しているような見え方になっていた。

 

それでも昭和30~40年代の冬に比べれば暖かい。神奈川県南部でも12月も下旬に差し掛かってくれば、小学校への登校路は凍った水たまりがアチコチにあって、その薄氷を割るのが遊びだった。そして近所の八百屋のオジサンは、毎朝トラックのエンジンがかからずに難儀していた。集団登校の子供たちのうち、高学年の数人が毎朝、そのトラックの押しがけに協力していた。

我家は普通の木造平屋だったし、アルミサッシなどというモノを知らない時代だったので、隙間風というようなレベルではなく、換気は良かったねぇ・・・外気温と室内温度は大差なかった。だから大きな石油ストーブを買ってガンガン灯油を消費していた。

あの時代は、壁にも屋根裏にも断熱材なんて入ってなかったんだろうなぁ。戦後に建てられた安普請の家だったから。まあ、お金持ちの高級な住宅だと事情は違ったのかもしれない。今思えば外壁は板張りで、茶系のペンキが塗られて昭和レトロ感たっぷり!玄関の扉だって建具屋さんが木材をアレコレ組み合わせて作ったオリジナルだったと思う。

安普請といいながらも、出来るだけ大工さんや建具屋さんが手を掛けて作っていた。出来るだけお金を節約出来るようにと。

今は、かえってそういうコトをすると金額が嵩む。既製品を取り付けた方が安価に出来る。まあ、どっちがイイのかワカランが、新建材は良くないと言われた頃の価値観は何処へやら?新建材っていう云い方も死語かもしれない。

だが・・・合板ばかりで作られた家を解体したところで、次の使い途は難しい。トコロが、昔の建築工法ならば再使用出来る部材は沢山ある。ヒノキの太い柱など、かえって材が枯れたことで強度が増していたりする。

しっかりと枯らしたヒノキ・・・ありゃあ、普通の感覚で鑿やら鋸やらアテるとエライ目に遭うからねぇ・・・実に締まって難儀する。もっとも昨今は電動工具を使うから楽なんだろう・・・いや、電動工具でも切削効率は落ちるのではなかろうか?

 

今の住宅は断熱性能も遮音性能も高くなった。だからエアコン一台で数部屋を暖めるコトが出来る。そんなの、ワガハイの子供の頃では有り得なかった。

そういえば、布団も猛烈に分厚いヤツを何枚も掛けて寝ていたなぁ・・・今では薄手の布団でも問題無く寝られるから。

ある面では環境負荷の減った現在の生活様式。だが、ある面ではリサイクルが難しい点もある。技術は一進一退、アッチが良くなればコッチが悪くなるってなワケみたいだ。

 

本日のブログは2015年のモノだが、以下リンク先の内容を振り返って書いている。舗装路面ばかりになって、水たまりを見かけるコトも少なくなった昨今、子供たちが大人が介入するまでもなく好き勝手にヤンチャな遊びをしていた頃、そういう時代を虚弱児ながらワガハイは過ごした。

管理され過ぎると・・・つまりワイルドさが失われると、何らかの創造性に影響が出てくるかもしれない。だいたいジェレミー・クラークソンさんと同世代?のワガハイだ。彼がイギリスに求める締めくくりの一言は、そのまま日本にもなおさら当てはまると思うのだが。

海外自動車試乗レポート : G-Wiz 試乗レポート By Jeremy Clarkson (livedoor.blog)

湿度も下がってきた・・・40%を切ってきた!

それにしても・・・PCがナンか更新をやったみたいで、本日は起ち上がるまでに30分近くを要した。これ、急ぎの仕事だったらイライラが募るねぇ。まるで仕事の当日朝に鑿や庖丁を研ぎ直すみたいに能率が悪い。

というワケで、通常は午前11時30分更新なのだが、12時更新になった(昨日も12時だったけど、ソレは掃除していて遅くなったのだった)