Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

柄杓の入手に難儀・・・柄に水性木部ステインで塗装

金魚用に柄杓を買った。水面のゴミを掬ったり、少し水を足したり、様々な場面で柄杓があると便利だろう。そして買うなら、昔ながらのデザインの柄杓がイイなぁ・・・と思った。

ワガハイが子供の頃、祖母は手桶に井戸から水を汲んで、柄杓で庭先に咲く花の根元に水撒きをしていた。真夏には打ち水をしていた。昭和40年初頭では、木製の手桶がまだ使われていたんだなぁ・・・。

柄杓って、懐かしいなぁ。

 

ところが、いざ柄杓を買おうとホームセンターに行ったところ、思わぬ難儀が始まった。マイド出掛けるホームセンターには柄杓がなかった。記憶では店頭に並んでいたと思ったのだが、今では柄杓を買う人は少ないのだろうか・・・まあ、少ないだろうな。我家だって、金魚を飼わなければ柄杓の購入なんて思い立つコトはなかったのだから。

それで、ホームセンターのハシゴ。ネットショップで探せば能率的だったのだが、幾つかのホームセンターが店内改装などして売場の状況が更新されていたので、この機会にナニが置かれてナニが消えていったのかも、少しは把握しておいた方が、ナニかの時に便利だ、と思ったりもした。

柄杓

数軒ハシゴしたら柄杓を見つけるコトが出来た。価格は800円弱といったところだった、かな?ケーヨーデイツーで見つけたんだけどね。真っ先に思い浮かんだのはコメリだったが・・・コメリには無かったなぁ。

カインズはまるっきり無かったね。

スーパービバホームには行かなかったケド・・・あそこ行くと本来の目的を忘れて物色し始めてしまうからな。

 

というワケで、このカタチの柄杓っていうのは、墓参りの時にお世話になるとか、神社の手水舎で見かける。だからこの世の中から消え去ったワケじゃない。何処かに売られている筈なんだが、案外売ってないねぇ。

神社とかお寺は、どこで入手しているんだろう・・・仏具屋さんで取り扱っているのだろうか?昔ながらの金物屋さんだったらあるんだろうケド。

水杓(みずしゃく)直径9cm

発売元は「藤原産業株式会社」で、兵庫県三木市と書かれている。製造元ではないから、どこで製造されているのだろうか?

ま、それはともかくとして、藤原産業は工具メーカーなんだな。そのオリジナルブランドに「セフティー3」という園芸機器のブランドがあって、その柄杓をワガハイは購入したようだ。

チョット調べてみたんだが、この水杓は直径が15、13、9cmと3種類あり、ワガハイは一番小さいサイズを購入した・・・っていうか、ソレしか置いてなかったからなぁ。

セフティ-3・水杓・9CM-園芸機器・噴霧器・計量カップ・スポイト:DIYツールの藤原産業株式会社 (fujiwarasangyo-markeweb2.com)

柄杓の柄は外せる

木の丸棒にネジ山加工されている。ややユルユルの固定感の柄である。まあ、こんな感じのユルさでいいなら、いずれ柄が壊れてもワガハイが丸棒をナイフで削ってネジ山を作っても、ナントカなりそうだ。

だが、丸棒の材質感が怪しい。柔らかいボソボソ感のある木が使われていて、まるでコンビニ弁当に付いてくる割り箸レベルに近いような材質感なのだ。コレは、ナニガシカの加工を施さないと寿命が短そうだ。

僅かに残った塗料を思い出す・・・現在メーカ欠品みたい(製造中止か)

ニッペのヒノキチオール配合の水性木部用ステインだ。数年前に使って、缶の底に5mm程残っていた筈の塗料が使えるかどうか・・・と、缶を振ってみると固まってはいない感じ。蓋がボロボロでねぇ・・・少々難儀したけど開けるコトが出来て・・・中身は固まってなかった!使える!!

水性ステインでも、塗装しておけば幾らか耐久性は増すだろう。

色は・・・ライトオーク 棚の奥に仕舞ってあったから埃がリアル!

この塗料は、塗装中は勿論、乾燥しても暫くはヒノキの香りがする。防カビ効果があると書かれているから、水を使う道具には合っているのではなかろうか?

刷毛塗り

一回塗って、軽くサンディングしてからもう一回塗って、それでOKかな?どうしても塗装すると木の毛羽だった繊維が際立ってくるから、紙ヤスリで軽く磨いた方がイイだろう。

仕事の合間にチョロッとやれば、大した手間ではないからねぇ・・・1工程につき1分も掛らない作業だ。

 

だが・・・こんな作業では塗料を使い切れない。また少し、缶の底に残ってしまう。次回、ほんの少し塗装する時まで固まらないとイイのだが。

塗料の表面にラップをピッタリと貼っておくのも一方法なんだが・・・使う時に剥がしたラップの始末が悪いんだよなぁ。

 

追記(2022/09/28 17:00):完成した。

柄杓改良作業終える

柄を塗装して、吊して保管出来るようにステンレス製のヒートンを付けた。色味的にはアルマイト色のヒートンがあったらピッタリだったのだが、そういうのは見つからなかったし、真鍮製のヒートンでは耐久性がイマイチだからねぇ・・・ま、こんな感じで充分だろう。