昨日書いた「カーボンはがしヘラ」について、もう少し使い方や効果なんかを紹介すると親切なんだろうなぁ・・・と思った。だが、ワガハイの考えるコトはだいたい既に実現されているモンである!とは、以下リンク先でも書いた通り。
というコトで、探してみると・・・こういう使い方っていうのはブログで静止画像を何枚も貼り付けて説明を尽くすよりも、動画の方が手っ取り早いんだなぁ。実に分かりやすい動画を見つけてしまった。
この動画で使われているヘラの方が、ワガハイのモノより幅広だな。まあ・・・使う人と用途に合わせてヘラのサイズは選べば良いコトだが、ワガハイ的には20mmで充分だったケドね。
一応、以下の当ブログの話の補足でした!
では、ヘラの話ついでに・・・
ヘラは沢山工具箱に入っている。接着剤を買うと付属しているプラスチック製のヘラが一番多い。コレって溜まる一方なのだ。あるとき、付属のヘラでも使いやすいモノは掃除して、比較的使いにくいヘラや、こびり付いた接着剤のカタマリが酷いものは捨てた。
金属製のヘラも数本あるが、それはホームセンターで入手出来るありがちなヘラだ。ということで、そういったモノは省略する。
では、上画像のヘラはナニか?というと・・・
(上)と(中)は油彩画用のペインティングナイフだ。コレが木工でもなかなか使いやすい。しかも(上)は研いで薄くしてあるので、細かいトコロのパテ埋めや接着に便利。ステンレス製だから研ぐのは手間だったケド。ワガハイ、電動のグラインダーとか持ってないからねぇ。ひたすら手作業で砥石を用いて研いだ。
(下)は杉板の端材を用いて作ったヘラだ。主にデンプン糊を使う時や、塗装下地の目止め作業に使う時がある。コレは暇な時にまとめて本数を作っておく。でも、最近は作ってない。何故なら市販品に使いやすいモノが出回るようになったから。
若い頃は、この端材で作ったヘラで木工用ボンドを塗り広げたりもした。そして漆を使った接着にも活躍した。実際、漆工芸家の方々は、こうした木製のヘラを自ら使いやすいように作って仕事をされている。ワガハイは、そうした方々の仕事場からヘラの自作を学んだのだ。
この木製ヘラは、厚みや先端の削り方などでデリケートな作業にも適した様に調整出来るし、材質も杉、ヒノキ、一位など、選んでみるとしなり方が違ってバリエーションは無限・・・ヘラ作りだけでドツボにハマるかもしれない。
こうしたヘラで、漆塗りの下地などが作られているからなぁ・・・デリケートな作業には木製のヘラはオススメだ。
まあ、未使用の自作木製ヘラも、残り2本となった。そろそろ端材で10本ほど作っておいた方がイイかな?この年末の慌ただしさの中でやる作業ではないけれど。油彩画用ペインティングナイフもオススメだから、良かったら試してみて下され!ただし、研ぎすぎると刃物のように切れるので取扱い注意!ワガハイのヤツは、先端部はかなり薄いので、注意しないと切れる。シックネスゲージみたいな感じになっているからねぇ。