静岡県駿東郡小山町菅沼というところに位置する、東京電力須川発電所だ。ウルトラマンのロケにも使われたらしい・・・見ていないから情報だけで、全くリアリティはないな。運転開始が1912年12月ということが、東京電力リニューアブルパワーの事業紹介のページから分かったことだ。ま、当然ながら改修されていますな。
この発電所は、国道246号を走っていると一瞬だが水圧鉄管が見えるので、ながいこと気になっていたんだが、すぐに見に行けるほど暇でもなく、近場というわけでもないので、いい加減放っておいてから行ったなぁ・・・2017年今日、撮影というデータになっておる。
酒匂川の支流である鮎沢川にある発電所だが、落差を利用して幾つかの水力発電所が設けられていて、それらがうまく水を利用できるようにと、こうした水路でつながっておる。そして調整池が幾つかあって景観を生み出しておる。別に観光資源になるようなものでもないが、先に述べたようにロケ地に使われたりしているようだ。
そういえば、小山町にはフィルムコミッションがあって、だいぶ力を入れておるようだなぁ・・・ロケ実績というのが、このフィルムコミッションの情報にあるのだが、映画やテレビで随分と頻繁に小山町の様々な場所がつかわれていることが分かる・・・んだが、問題はワガハイ的には見聞きしないタイトルばかりが並んでおる。世の中、知らないことばかりだなぁ~
ま、別に水力発電所を見に行ったところで、自分の身体に何かが充電されるわけでもなく、ただ周囲をウロウロ歩いて帰ってくるだけだ。たぶん、水力発電所を見るとフラリと立ち寄ってみたくなるという事の発端は、富山県入善町、下山芸術の森発電所美術館に行ってからだろうなぁ。