ポツポツと作っていたエサ台が出来上がった。端材や残りものだけでは作れなかったが、最小限の材料購入で済んだ。新規購入は以下の通り。
- 32mmコーススレッド
- 磁器製の小皿
- ひっつき虫
塗装に用いたスプレー缶は、残り物で足りた。ザックリと800円弱、購入に掛かったと思う。案外、ひっつき虫が高いんである!コクヨの本家「ひっつき虫」だったからなぁ・・・100均でも近似の製品があるみたいだが、通りがかりついでのカインズホームでは、コクヨの製品だけだったから。
安いモノを探して、アチコチ走り回るとガソリン代の方が高くつくからねぇ。100均にわざわざ行くっていうのも・・・ついでがないと。
だが、磁器製の小皿は100均での購入・・・ただし、行きつけのスーパーマーケット併設のWattsで買った。勿論、100円だった。コレが案外洒落たモノで、案の定、コレを見た妻が反応した。なんか、欲しくなったみたいだ。
まあ・・・なんでもノリタケとか、ニッコーとか、コペンハーゲンやらウェッジウッドならイイ、ってなもんじゃないからねぇ。
ワガハイ的にはジノリが好きだけど。
ひっつき虫は、小皿が落ちないように用いた。
そしてその小皿には、余り品質がよろしくなかった米をパラパラと入れてみた。といっても、ソレをやったのは妻である。ワガハイはエサ台を土に打ち込んで設置したまでだ。つまり、以下リンク先で書いたハンドピックが必要だった米の残りを入れたのだ。それは無駄なく用いるという点では、懸命なコトだと思う。
米をエサとしたから、やってくるのはスズメ。先ずはスズメだろう。
だが、気付いてくれないみたいだ。囀りが聞こえるから期待したいトコロだが、明後日の位置で囀っているようだ。
白い皿に白い米だから、目立たないんだろうか?とも思ったが、20年前にやった時には白いプラスチック製の皿(絵具の溶皿)に米を入れていたが、スズメはやってきた。
スズメの習性が変わったのだろうか?
20年という年月があれば、スズメは何世代入れ替わるだろうか?ナニかの伝承が途絶えてしまったのだろうか?もう、彼らは米を食べる習慣を失ってしまったのだろうか?
そんなコトを一気に思いめぐらしてしまった。
だが、スズメの個体数自体が猛烈に減ったコトが大きな原因かもしれない。飛来数が圧倒的に少なくなったから、エサ台が出来たコトに気付く確率も下がるに違いない。たった一羽が気づきさえすれば、コトは大きく動き出す筈なのだが。
昔、エサ台を置いた時は、余りにもスズメがやってきて、その中のボス的な態度のデカいスズメが皿の上にドッカリと座り込み、独り占めして平らげるという荒業を行い、他のスズメたちは離れたトコロで鳴いているという状況になったので、ワガハイは怒り、エサ台を撤去したのだった。
スズメたちは群れで動いているから、ボスが去った後にエサを追加しても・・・食いっぱぐれた個体が戻ってきて食べるというコトが無かったんでねぇ。
ここに引っ越してきたばかりの頃は、畑や田圃、空地も多かったので鳥が多かった。シジュウカラ、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ジョウビタキ・・・スズメ、ヒヨドリは勿論だが、多くの鳥を見ることが出来た。
雉までやって来たコトがあったから。
キセキレイ・・・これはほぼ見られなくなった。多分、丹沢の沢筋から飛んでくるのだろうが・・・小さいから良く見ようとしても直ぐに飛んで行ってしまうのが残念だった。今はセグロセキレイを時々見かけるかなぁ。
そういえば・・・イソヒヨドリも見かけることが少なくなったような気がする。
とにかく、エサ台の存在を発見する最初の一羽が現れるまで、待つしかない。新装開店の幟を立てたトコロで、スズメには読めないからねぇ。
でも・・・あまりにも気づかないようなら、皿の色を変えてみるか?