Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

北島酒造のお仕事・・・生酛純米酒 日本酒度+12 酸度2.0 酵母無添加 無濾過火入れ

近江國 玉栄 無濾過火入れ

キャッチコピーがどんなに優秀でも、モノがダメなら話にならない。だが、モノが良くても目に留まらなければ、誰も気づかない。

 

昨日の当ブログで、鳥のエサ台が出来上がった話になった。自画自賛に過ぎないが、工作物の出来上がりは悪いモノではないと思う。だが、なかなか鳥が気付かない。今朝も全く気付く様子がなく、明々後日辺りの場所で囀っていた。

全く相手にされていない感じ。無視されているのではなく、存在に気付いていない。

ひょとしたら、もっと美味いモノがあって、既に満腹の状態で我家の庭の隅にやって来て囀っているのだろうか?ご近所に、我家よりも良い条件のエサ台があるのだろうか?この問題は深堀出来ない。何故なら他人様の庭をジロジロ覗き込んでいたら、不審人物である。

彼らにとって、食後の語らいの場としての我家の庭だったとしたら、エサ台に置かれたモノなんて興味が無いから見えないだろう。

 

というコトは、カネだって潤沢にあれば見向きもしない・・・というトコロが人間という動物の習性では・・・というコトである。パーティー券でかき集めるコトに熱心な政治家の表情たるや、ナカナカに生臭い顔をしていたテレビ映像であったからねぇ。

っ!~~~~っ

カネを増やすにも知識が必要。学習しなければならん。それで若い頃に知り合った人が投資顧問などやっているから、時々そのテの本など出版している。そして送ってきてくれるんだが・・・全然ワガハイは読まない。

なぜなら・・・ナニ言ってんのかサッパリ分からない内容だからだ。間違いなく、ソコには漢字やひらがなや数字が並んでいて、グラフやら図解やらされていて、分かりやすく工夫されているみたいなんだが・・・なんか、ワガハイ的には物理の教科書の方がマシであるし、そもそも日本語で書かれているとは思えないのだ。

つまり、興味のないコトはナ~~ンもアタマに入ってこない。それだけのコトだ。

過剰なカネがあったトコロで、彼の国に持っていくコトも出来ぬワケだし、いずれは国庫に戻る仕組みになっているんである。

以下の個所を思い浮かべつつ書いているんだが・・・それが権力の本質と国家が成り立たなくなる術を示している。コレはプラスにもマイナスにも使える戦術を示していると思う。

19 税金に納めるお金を見せなさい。」彼らがデナリオン銀貨を持って来ると、
20エスは、「これは、だれの肖像と銘か」と言われた。
21 彼らは、「皇帝のものです」と言った。すると、イエスは言われた。「では、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」
22 彼らはこれを聞いて驚き、イエスをその場に残して立ち去った。(マタイによる福音書 22章 新共同訳)

目にも留まらず、興味もなく(つまり欲もない)・・・となると、概ね大概のコトは価値のないつまらんモノゴトとなる。ワガハイ、最近なんだかトミに世の中がつまらなくなった。

ワガハイのような輩が増えると国家は衰退するし、やる気が失せるようなコトをやらかしてくれる永田町界隈の面々がいる限り、この国の可能性はすぼまっていくと思うんだなぁ・・・ど~ど~巡りなんだけど。コレがデフレスパイラルの根源だろう。

 

だが、酒となると話は別だ。本日は「北島」の「玉栄 無濾過火入れ」を呑んだコトを書き留めておこうと思うのだが・・・コレはもう、瓶を見た瞬間に買わずにはいられなかった。

玉栄

無濾過火入れ

もう、人生は決まった!そう思わせるナニかがこの二言にあった。

実にキャッチ―である!

北島の生酛純米酒

先ずは室温保存状態の温度で猪口に注ぐ。立香は抑制されていて気にならない。口に含むと落ち着いた味わいにもかかわらず、目の覚めるような爽快な印象となる。

もう、他の酒はいらないんじゃね?

そう思ってしまう美酒だった。抜栓直後からパフォーマンスを発揮し、ぬる燗、熱燗でもそれぞれにダレることなく美酒ぶりを発揮し、二日目、三日目もイイ感じで香味は開き続けた。四日目にはカドが丸くなってしまったが、その穏やかさがまた美酒なんである。

残念ながら、四日目で一升瓶は空となったので、その先の変化は味わえなかったのだが、年末にあたって今年呑んだ「北島」のお酒の中では、最も最強の美酒だったと思う。勿論、それぞれに素晴らしいお仕事をされていたし、優劣を付けるという意味ではないけれど・・・コレは年内にもう一本、入手出来ればしておきたい。

北島酒造のお仕事・・・日本酒度+12 酸度2.0 酵母無添加

気温20℃快晴、フラットダート、タイヤも馴染んだトコロでスロットル開度8割。安定した直進性の中で前輪荷重もホドホドに抜けて疾走感を堪能しているような・・・あ、コレは若き日のオフロードバイクの話しだけど、そういうイメージが思い出される一献であった。