Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

丹沢山 秀峰 純米酒 阿波山田錦 無濾過生原酒 2023年度醸造

昨日は、超マイナーな当ブログにしてはアクセス数が増えた。とは言え、2桁台だけど。それで、ナニが伸びたのかは分からない。多分、そのあたりははてなブログのPROっていう有料のサービスならば分かるのかもしれない。ワガハイは無料版だから詳細不明だ。

ま、ワガハイの書いている内容では無料版で十分だけど・・・なんか「禿げ」ネタ書くと、ネット閲覧中に「養毛剤」や「増毛ナンチャラ」といった広告が増えるのが嫌味だけどねぇ。別にそんなの使わないワガハイなんだが・・・その辺りの分析力が、AIだかなんだか知らんがワカランというか、無粋というか・・・単純な分析だわなぁ。

 

さて、日本酒の新酒生酒の旬もそろそろ終わりだから、無濾過生原酒のネタもコレで暫くお預けとなるのだろう。

阿波山田錦 無濾過生原酒 二〇二三年度醸造

熱燗にしてヘタらない川西屋酒造店のお仕事としては、「秀峰」こそ最強の純米酒だ。その無濾過生原酒が売られていたので購入した。呑む前から分かっていることだが、旨いに決まっている。そして荒さも残る、いや、荒ぶる新酒だというコトも予想がつく。つまり、事情通向けの酒だとは思う。だから、おそらく限定された酒販店にしか置いてない酒だろう。

要するに、もの好き向けの酒ということになるのかなぁ?

丹沢山 秀峰 純米酒

生酒・・・しかも一升瓶売りだ。コレ、冷蔵保管だから大変である。我家では寝かせて冷蔵庫に入れるしかない。立てて入れるスペースはないから。

ま、普通の家庭事情はそ~ゆ~コトだよねぇ。

抜栓後の残りも、栓をしっかりとして瓶を寝かせて冷蔵庫へ。寝かせた状態では、中身の酒が瓶内の空気と接触する面積が増えるから、品質的には推奨される方法ではないけれど、室温放置よりは相当にマシである。だから残り少なくなっても瓶を寝かせて冷蔵保管となる。

空の四合瓶を用意して入れ替えるのも方法だが、コレは空瓶の衛生管理がしっかりしていないとダメだ。ただ洗っただけでは心もとないのだ。少なくとも熱湯は通しておきたい。ま、それやって今まで瓶が割れたコトはないけれど・・・割れたという話しも聞いたコトはある。

で、それは酒蔵によりけりなんだが、川西屋酒造店のお酒は、別に瓶を寝かせて冷蔵保管したからといって妙なコトになる経験はない。むしろ、適当に空気酸化があった方が酒の香味は開いてくるので好都合だったりする。

裏ラベル

予想通りに抜栓直後は硬い香味。コレをよく売り物にするなぁ・・・と感心する。本当に搾りたての酒ってビリビリしていて味がカチカチなんだが、そういう雰囲気のままに瓶詰された「秀峰 無濾過生酒」なのだった。

だが、ゆっくりと香味が開いてくるのを待ちながら呑んでいると、ジワジワと山田錦特有の香味が顔を出してくる。だが、スペック以上に辛く感ずる。それは微妙に炭酸分を含んでいる為だろう。だが、杯は進む。アルコール分18度というコトだから、度数としては通常の清酒よりも高い。にも拘わらず杯はとまらない。

これは、自制心が試される危険な旨酒だ!

ま、総じて川西屋酒造店のお仕事は、そのような危険領域の香味なんだけどねぇ。

快適に呑みやすくなるのは抜栓3日目だった。っていうか、それは生だろうが火入れだろうが、川西屋酒造店のお仕事で抜栓直後が柔和な香味だったコトなんて皆無だ。

まあ、硬い酒だ。特に「秀峰」は硬さを感じる。だからこそ熱燗で冴える酒になるのだろう。加えて燗冷ましがまた美味となるのだろう。

さあ、これが秋上がりして火入れ酒として再びイイ感じになるまで半年弱だ。今期の火入秀峰も期待大だ。

 

それにしても、本日もアホみたいに天気がイイ。だが、花粉だか黄砂だか知らんが、何となく我家のクルマが黄色っぽく見えるのが気持ち悪いねぇ。