上画像は、かねてから気になっていた道路脇の空地斜面に見かけるモノだ。それは一昨年に見つけたその瞬間に、ナンかゾ~ッとしたんである。
場所は神奈川県伊勢原市善波の国道246号脇だ。伊勢原から秦野に向って246号を走ると、善波峠のトンネルに向って登り坂だが、登坂車線が始まる手前で、左側にある。
まあ、渋滞の名所でもあるからねぇ・・・トロトロ走っていて止まっている時に見つけてギョッ!としたんである。それは・・・つまり・・・以下の図のような状態になっているのでは?という見え方が、一瞬なんだがしたのだ。
まあ、上図のような状態になっていたら、そりゃあ、ちょっと凄いよねぇ。もう、コレだけでご飯三杯はイケるオカズになる程の妄想が広がる。
では、実態はどうなのか・・・といえば、軽バンのリアゲートが斜面に立てかけるように置かれていたモノが、適当に草で隠れている状態だ。これ、草刈りしてあったり、冬枯れだとあからさまに立てかけてある状態って分かるんだが、微妙に草に埋もれていると、とても妄想のネタになるんだなぁ。
因みに、この場所はグーグルストリートビューで見ることも出来るが、2021年7月の日付になっている画像が現在は提供されている。草が伸びすぎて埋もれてしまっていて、ナンダか分からないんだなぁ。
さて、本当にクルマ一台が埋められていたとしたら、一体それはど~ゆ~目的だろうか?中の空間でウドでも栽培しているんだろうか?あるいは核シェルターの入口であろうか?
ま、リアゲートの左脇に移っている黒っぽい妙なモノも、ナンダかクルマの外板の一部か部品と思われるが、土留めのような目的なのだろうか?地面に突き刺さっている。見立て次第では、ナカナカのインパクトのある所業である。そこいら辺の現代アートなる作品など、見るに及ばないインスタレーションとも見るコトが出来そうだ。
美術表現といった意図が介入していないと思われるが、だからこその暴力的なパワーが秘められているように見えてしまう。
アーティストの手になる作品ってぇヤツは巧いからねぇ・・・それで大抵は面白くない。やっぱり現実は凄いねぇ。伊勢原善波アート・トリエンナーレなんてやったら、コレはなかなか目玉になっちゃう可能性はあるねぇ。
ま、本当に一台埋めちゃう方が、より強烈ではあるかもしれないケドね。勿論、それをやるならガソリンやらオイル類は抜いて・・・というより車体だけにしてね。ガラスも割れると撤収時に破片が後々面倒だからねぇ。環境汚染には配慮しないといけないな。