Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

増水した川を見ながら・・・鮎は何処に行ったのだろう?

台風10号被害は、ここにきて報道がイロイロ出てきた。

というか、報道されてはいないような気もするけれど・・・大雄山線「五百羅漢」駅近くの幼稚園の敷地?の崖が崩れているように見えたけれど。クルマで通りがかりにチラッと横目で見ただけだから・・・でも、今回の雨の影響かどうかは定かではないけれど、崩れていたように見えた。物置小屋の裏手みたいなトコロだったけど。

この道は周辺渋滞路の抜け道として有名で、もはや抜け道とも言えないかもしれない。地元民ではなくても知っている人も多いからなぁ。

まあ・・・崖があれば崩れるのがナリユキというもの。重力には逆らえない。たとえ法面をコンクリートで固めても、強度計算された擁壁があっても、崩れる時には崩れる。経年劣化だってするし、そもそもしっかりとメンテナンスされている斜面ばかりではないから。

というか、擁壁の工事って凄く高価らしい。そりゃ、マッチョな工事だからねぇ。だから個人でやろうとするとどエリャ~ことになるらしい。ワガハイは経験がないからワカランけど。

 

というワケで、新聞報道によると国道246号の善波峠の崖崩れ(下リンク先グーグルマップ)は、開通まで2週間はかかるらしい。それも応急的な復旧で、だ。この崖崩れは「新善波トンネル」という秦野市伊勢原市の境目にあるトンネルの、伊勢原側入口付近の北側斜面で起こったみたいだ。ここは通行止め区間だからワガハイも現場へ行っても無駄だろうと思うから、報道されている写真1枚からの判断だけど。

https://maps.app.goo.gl/n65P4xagEKwX5KMM6

あ!「善波トンネル」という名前から分かるように「・・・トンネル」も存在する。それは心霊スポットとしても昔から有名なトコロだけど。そしてこの旧トンネルの伊勢原側は、いわくホテルの建ち並ぶトコロではある。

因みにワガハイは、心霊スポットなるもので恐ろしい経験をしたコトはない。ただ、若い頃に真夜中、クルマを運転していると・・・路肩にやけに薄着の人が立っているように見えたんだが・・・妙に存在感が薄かったのが気になった。

それで後日、その場を通った時に・・・路肩には萎れた花束が幾つか置かれていた。

 

ま、そういうコトのようだった。

でも、別に背筋がぞ~~~っとしたワケでもなかった。そういうコトは、あるのかもしれん。クルマを運転しながら心の中でご冥福を祈った。

 

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画像は先日の続きとなる

身の安全が確保されていれば、水流を眺めているのは飽きない。同じように見えて同じではないから。海辺で波を見ていても、そうだけど。

上画像なども、コンクリートの表面を水が幕のように流れていく様は、飽きることなく何枚もシャッターを切ってしまった。

でも、上のシーンに関しては・・・「そろそろ包丁を研がないとイケンなぁ・・・」と思うのだった。ま、まだ研がなくても切れるけれど、一カ所だけ微妙な引っかかりが感じられて、果物の皮などを剥ぐ時に気になるのだ。

増水した酒匂川で撮影

ところで、酒匂川といったら鮎釣りで有名らしい。「魯山人味道(中公文庫)」の「若鮎の気品を食う」という章には・・・

鮎は頭から尾先まで余さず、ひと口かふた口に食う。鮎のわたの苦みは、また格別の風韻が口に美しく残る。流れのにぶい川の鮎は、肉がでぶでぶしていて不味い。川瀬のはげしい水の美しいところにいるものでなくては、ほんとうの鮎とは言えない。東京近くでは若鮎ならば酒匂川の下流が割合によい。多摩、厚木などのものは、私どもの口に合わない。

という記述がある。もっとも魯山人の時代と現在では、川の様子も大きく変わってしまってはいる。だから鮎の味わいも変わってしまっただろう。だが、今でも酒匂川は鮎釣りで賑わう。ワガハイは釣りが趣味ではないからやったコトはないけれど。

www.chuko.co.jp

だが、知人の釣り好きの話しでは、鮎は鮎専門というか、とにかく鮎釣りはまたひとつのジャンルになっているらしい。だから海釣りと沢でのフライフィッシングをやる彼でも、鮎はやらないと語っていた。

 

ま、それはともかく、鮎って久しく食べていない。このように鮎のコトを書くと食べたくなるものだ。誰か知人で鮎釣りを趣味としている人がいればいいのだが・・・鮎釣り経験者は既に他界してしまった。

それは我が父親だ。父は若い頃は、鮎用の独特の長い竿を持っていた。それはいつの間にか失われてしまって、晩年に物置小屋を整理した時にも出てこなかったけれど。たぶん、父の趣味は鮎釣りからゴルフに変わったんだろう。

ワガハイ的には、鮎釣りを続けて欲しかったけれどねぇ。

思えば確かに、釣り堀に行ってもニジマスを釣るのが上手かったなぁ・・・。

こういう時って鮎は何処にいるんだろう?

とりあえず、我が身の近くでは台風10号による大きな被害はなかった。ハクビシン除けの竹酢液のニオイが雨で薄まり、ブドウ2房を失ったというのが被害と言えば被害である。

これからまだ暫くは台風シーズン。温暖化の為に今までの常識は通用しなくなってきているらしい。明日は我が身と思い、非常時の対応方法を見直し始めた昨今だ。