Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

オニグルミの割り方について・・・など

台風10号の大雨によって不通区間があった小田急線は、今朝から通常通りに運行しているみたいだ。

しかし・・・あれだけ崩れていた線路脇を、応急処置だろうがこれだけ短期間でど~にかするってぇのは、大変だっただろう。凄いねぇ。もっともコレで一件落着ではないけれど。

今年もこれから幾つの台風がやってくるのか分らんが、また被害が出るかもしれないという前提は崩せない。

でもまあ、今日は青空が見えている。そしてお久し振りに、雨から解放された朝を迎えられた。ただし、雨上がりの日差しのお陰で蒸し暑いけれど。

 

オニグルミ

さて、画像はオニグルミ。縄文時代の遺跡からも食用とされたコトが分かるらしいので、とても古くからのお付き合いのある野生の実だ。だが、コレを食べようとすると殻が非常に硬いので難儀する。

ま、普通はハンマーでぶっ叩いて割る。

そして勢い余って粉々に粉砕してしまう。

というコトが一因か、栽培種はテウチグルミだろう。コレは殻も薄いので、軽く叩けば割れる。

と・・・クルミというと堅果のゆえ、つい割るコトに視点がいってしまいがちだが、その前に、果皮をどの様に扱うか?が重要だ。コレを綺麗に剥がすのは手間暇が掛かり過ぎるから。

というワケで、果皮付のオニグルミは土に埋めてしまうのがよい。半月も埋めておけば皮は腐り、中身だけを容易に取り出せる。或いは果皮は黒く変色してブヨブヨになっているから簡単に剥がせるのだ。

そうしてサクッと水洗いして乾燥させれば、保存性も高い。

その後、食用とする際に、殻を外すには割る。或いは軽く炒る方法もあると聞く。もっと凄い話では、昼日中の熱々のアスファルトの上に広げておくと割れる・・・というのも聞いたコトはあるけれど、試したコトはない。

 

まあ・・・食べるには手間のかかるオニグルミだが、食べればテウチグルミよりも味わいは濃厚で、それだけに栄養価も高いのではないか?と感ずる。

そして山の沢沿いを歩いていると、一見してオニグルミと見分けがつかないクルミがある。その実を拾って土に埋めておくと、中からハート型に近い実が出てくるものがある。これはヒメグルミというけれど、割っても実入りが少ないのは仕方ない。小さいのだから。でも味はオニグルミ同様に美味だ。

まあ・・・ヒメグルミは食べるよりも、その実を飾っておきたくなるものだけど。

 

一時期、ワガハイはオニグルミを採取した。落ちた実を沢山拾い集めて土に埋めて、殻を割って中身をフードプロセッサーで粉砕し、葛粉を買ってきて胡桃豆腐を作ってみたこともあった。それは美味だったけど、作るのは恐ろしく手間が掛かった。

もう・・・やらない。

 

あ!土に埋めたクルミの実を、確実に全て掘り出すのは困難である。だから来春になると必ず発芽し、ニョロニョロと数本のクルミが伸び始めることは避けられない。サッサと抜かないと巨木化する点は留意されたし!

巨木化させてウォールナット材として使うような環境にないし、ワガハイはそこまでタフではないからねぇ。