Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

丹澤山 阿波山田錦 麗峰・・・完成度の高いお酒

丹澤山 阿波山田錦 麗峰

お久しぶりの丹澤山を購入した。この時季、新酒が売り出され始める頃だけに端境期というか、コレといった目新しい酒は少ない。そういう時には熟成されてきた酒を堪能するに限る。ならば川西屋酒造店のお仕事は呑むべきアイテムが揃っている。

そのラインナップの中でも最強に位置づけられると思う「阿波山田錦 麗峰」を一升瓶で購入した。寒くなってきたし、コレを燗付けて頂くのは幸いでないワケがない。まあ、絶対に外さない、冒険の全くない選択だ。

 

最近、Youtubeでバイクのトライアル競技とか、モトクロスやエンデューロなんかを見ている。ワガハイも非常に若かった頃はYAMAHA XT-250Tに乗っていたし、林道だけでなく、モトクロス練習場でオフロード走行の基本など練習した。

でもまあ、所詮はトレールバイクであり、モトクロッサーのような鋭い走りは出来ない。車重がありすぎるし、エンジンのピックアップも鈍すぎる。やはりSUZUKI RH250を購入しておくべきだったと思ったもんだ。

でもまあ、緩いツーリングには適してた XT-250Tではあった。キャブレター仕様(当時はインジェクションなんて無かった)単気筒の宿命か、スロットルをがばっ!と開けてフロントリフトを誘発させようとすると・・・ブスッ!と失速したりして。

だが、今のバイクはスロットル・レスポンスが安定しているなぁ・・・どのバイクも。ありゃ、コントロールし易いわ!ジャンプの踏みきりでブスッ!とやられて、フロント着地になりかけたりして焦ったようなコトは、整備不良でない限り起こらないだろう。

 XT-250Tは、熱ダレも酷かったからなぁ。6000rpm以上をキープして走っていたからだけど。あ!ジャンプ中にストールしたコトがあったなぁ・・・ナントカ着地したけど。運よく、ジャンプでコケたことはなかったな。さもないギャップではコケたけど。

 

オフロードバイクっていうのは、あの頃、な~~んかパリダカールみたいな、荒野を走り抜けるという幻想があって、今走っているこの道の先に、まだ走ったコトのない未知の世界がある・・・みたいな自己陶酔があって楽しかった。

そりゃあ、妄想だけど・・・クルマや電車で行くのとは違って、バイクで到達するコトはワンダーランドなんである!そこには小さな冒険があった。そして空冷エンジンは熱く熱く、その情熱を掻き立てるかのように発熱していたんである!(バカ!)

 

というワケで、「麗峰」を選ぶ時点では本当に冒険はないし、安全パイ過ぎるし、チャレンジングではない。だがその代わりに熱燗という愉しみが待っている。飲酒の情熱を煽るかのように発熱した純米酒を頂けるのである!(バカ!)

裏ラベルである!

お燗(60℃±5℃)でお楽しみください。

エンジンの温度とすると60℃±5℃はまだ低いけれど、酒ならばなかなかの熱燗である。何度か過去に書いているから詳細は書かないが、この推奨温度を守る必要はない。つまりこのお酒の適切な飲用温度は・・・

全温度帯対応!

というコト。煮切酒でも旨いんだから。それぞれの温度に適した食事内容と用途があるワケだ。そして例の如く、抜栓3日目からが本番突入である。間違いなく、この一本は川西屋酒造店を代表する、完成度の最も高いお酒だと思う。

 

「麗峰」の過去記事は以下リンク先他。

etsuro1.hatenablog.com

YAMAHA XT-250Tに関しては以下リンク先等。

etsuro1.hatenablog.com