Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ソービニヨン・ブラン辛口言いたい放題

ソービニヨン・ブランだから・・・

外装を見るに、ヴィンテージ表記が見当たらない。怪しいねぇ・・・イオンの酒売り場で見つけたんだから、まあ怪しいわなぁ。それで、裏ラベルを見ると・・・

ありきたりのコトしか書いてない

果実酒の右横に、Y22010108 と書かれている。これが多分、Year 2022 のナニがしか、という意味なんだろうか?

では、残りの数字はナンだ??

謎の多いワインだ。

 

で、イオンの酒売り場って、ワインに詳しくなくてもだいたい見当が付くんだが・・・それは日本酒のラインナップと扱いを見れば分かる。そんなに多くを期待してはいけないし、期待しても無理だろう。

酒は瓶詰された加工食品であり、缶詰とかと同じように保存が効くものだという認識しかないような扱いになっているからねぇ。相変わらず、棚には綺麗に並べられているけれど、照明がガンガン当たっていて・・・そりゃあLED化されて発熱量が少なくなったとはいえ、ず~~っと照らされているから何となく瓶自体が熱を持っているよなぁ。

これ、明らかにダメでしょ!

更には、日本酒の地酒コーナーの照明は妙に熱を感じだんだが、まだLED化もされてないのだろうか?ヤバいよねぇ・・・神奈川の酒「残草蓬莱」「盛升」

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この問題は、既に数年前に「ご意見箱」に入れてあるから・・・それが功を奏したのか知らんが、売り場改装の時にワインセラーは全て電気セラーに置き換えられた。以前は売り場の一部をパーテーションで囲って、その中に別の空調を入れていたけれど、ありゃあ酷く乾燥していてダメだった。

結局、酒が好きじゃない人が管理者なのかなぁ・・・知識は社員研修で習得しても、或いは正確なマニュアルがあったとしても、その管理が香味にどの様な影響を与えるか、ってな実感が伴っていないと、ただのマニュアル実行部隊にしかならんワなぁ。そうなると、クォリティーには繋がらないんだなぁ。

とにかく、期待はせずにデイリーワインを購入する売り場だからねぇ。うるさいコト言っても仕方ないけど。

 

あ!山梨勝沼の「ロリアン甲州」は勿体ないなぁ・・・以前、イオンで購入したら惨い状態になっていた。あれをロリアンのパフォーマンスと受け取られたら、ワイナリーの経営に悪影響だ。

ロリアンさん、経営の問題もあるだろうが取扱店は選ばにゃイケンぜよ!

ロリアンはいいワインですぞ!やっぱり蔵で直に購入して、そのパフォーマンスを堪能しよう!

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それでも、買い物ついでにイオンの酒売り場に立ち寄る。そしてブツブツ文句を言いながら適当な瓶を手に取り、料理酒に使いつつ呑むのに適当なヤツを探す。外しても排水口に消えなさそうなヤツを見当付けて。そんな感じで購入したのが「Dans l'Air Du Temps Sauvignon By Jeff Carrel」だった。

例によってクーラーバッグに保冷剤をガチガチに入れておき、購入後はそれに速攻で投入!クルマの後部座席で既にガチガチに冷えているような状態で帰宅し、それを冷蔵庫に入れてギリギリまでキリキリに冷やす。

そして抜栓!

 

・・・・???・・・?・!

 

これ、複雑なワインではない。

徹頭徹尾ソービニヨン・ブランでございます。

な~んも難しい点はございません。

金太郎飴的にソービニヨン・ブランでございます。

ブラインドでも一発で分かります。

ソービニヨン・ブラン以外のナニモノでもございません。

 

裏ラベルには・・・

柑橘類の皮、ブラックカラントのつぼみ、スモークしたバター、かすかに感じるバニラの非常に表現豊かな香り

などと書かれているけれど、そ~んな面倒な記述は必要ございません。

ソービニヨン・ブランでございます。

ただただ、ひと口含む度に・・・

「あ!ソービだ!!」

「やっぱりソービだ!」

ソービだよなぁ」

こうした言葉しか出なかった・・・というのが、このワインの特徴だ。

簡潔に分かりやすいワイン!

簡潔系・・・だねぇ。

 

柑橘系の皮ってぇのは、もはや言われるまでもないコト。ブラックカラントのつぼみ?そんなの見たコト、食ったコトある?普通はないでしょ?平均的な日本人にとって、そんなのに出くわす環境って世間離れしているよねぇ。

スモークしたバターかぁ・・・焦がしバター的な雰囲気が無いワケでもないけれど・・・コレってバニラ的な香りと合わせ技だよなぁ?しかもマダガスカル的真正バニラではなく、量産品のお菓子的な雰囲気だ。

フレッシュ&爽快ねぇ・・・確かにフレッシュだ。

だが、爽快かなぁ?イマイチなソービにありがちな、抜けの悪さってぇのはあったケド。

ワガハイ・・・ソービニヨン・ブランは好きなんだが。

(品温が上がるにつれて、ナニか出てくるかもしれないと思ったが・・・ソービニヨン・ブランでございます!)

 

 

というコトで、税込価格 1,738円也!

もう一度買うか?と問われれば、ど~~でしょうねぇ。その値段なら、他に選択肢がある。

生酛・山廃系純米酒

国産ソービニヨン・ブランで、もっと出来の良いものはあるからなぁ。

 

以下リンク先につづく・・・

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