Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

フジの花芽・・・新巻葡萄酒株式会社「甲州2022」

フジの花芽

プランター植えの我が家のフジが、今季も花芽をつけた。ということは余程のコトがない限り、またフジの花を楽しめる。なんか、再会出来る喜びのような気持ちになる。

 

大袈裟だと思う人もおられるだろうが、手塩にかけたフジである・・・というコトはない。迂闊に手塩にかけると花芽まで剪定してしまうかもしれないから、あまり大きく剪定しないようにしているのだ。だからあまり手間が掛からない。

だが、あと数年もすれば根詰まりでガチガチになってしまうだろう。すると植替えが避けられない。たぶん、植替えをしたら花が咲かない一年があるだろう。モノの本によれば、フジは根を切られるコトを嫌うらしいので。

 

花が咲き終わって夏が来れば、フジの枝は伸びまくるワケだが、コレもまた迂闊に伸びすぎたからと剪定してしまうと、花芽の元を切ってしまうかもしれないので・・・割と放任状態となる。だから目に余るモノだけ切る。そうして冬になれば細い枯れ枝は明らかだから、それらは整理して・・・冬芽の状態を見て明らかに花芽ではないモノを選んでいくらかの剪定をしておく。

そして、花芽が少し膨らみ始めた段階で、余計な枝を整理しておく。

 

とにかく、選定は一発で決められない。プロがこんなコトをやっていたら仕事にならないと思うけれど、趣味の園芸のイイところは、仕事ではないというコト。つまり効率が求められない。思う存分、安全策を講じてのんびりとやれば良い。そしてその気があれば毎日観察して、フジの状態を調整出来るのだ。

この育て方は、モノの本に書かれたやり方とも少し違う。本の内容は、もう少しプロ的になっている。

だが、毎年花を咲かせているから、コレでイイんである。ただし、仕立て方は洗練度が低く、あまり風流さがないけれど。

プランターだからねぇ・・・洒落た鉢を選びたかったのだが、諸般の事情によりど~にもならなかった。ナリユキの結果である。

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フジについては、結構書いている。上リンク先はその一つでしかないが、成城学園前の「くろがねや」で買ったコトを書いた。小さなプラ鉢に入れられて花を咲かせていたフジは、5鉢程あったと思う。それらは微妙に花の色合いが異なっていて、どれを購入するか悩ましかった。

でもまあ、とにかく購入して、花が咲いている状態で購入したのだから、その時は存分に花を楽しんだ。ミツバチもやって来て賑やかだったなぁ。

 

そして花が終わってからひとまわり大きな素焼きの鉢に植え替えてみた。その翌年は花が咲かなかった。ワガハイがつまらなそうな顔をしていたからか、妻はどこかから情報を仕入れてきた。

「鉢植えだと、毎年花を咲かせるのは難しいんだって。一年おきらしいよ。」

そして盛夏・・・水を好むフジなんだが、旺盛な成長力に対して植替えに用いた鉢が小さかった・・・頻繁に水切れを起こすので、余っていた大きなプランターに鉢ごと埋めてしまった。

「ふっふっふっ・・・コレなら真夏を乗り切れるだろう!」

名案だと思ったが・・・ちょっと植物を育てたコトのある方なら察しが付くだろうが、いざ、その鉢をプランターから外そうとしたら・・・外れない。というコトで現在に至っている。

二重鉢ならぬ、プランター+鉢という、あまり格好のイイ状態ではなくなってしまった。いずれ植替える時には、鉢を割るしかないだろう。

 

だが、山に生えるフジの様子を見ていると、岩の間に根を這わせて一筋縄ではいかないトコロで花を咲かせている。それがまた綺麗な花を咲かせているのだ。というコトは・・・鉢底の水抜き穴から出た根が、プランター全体に回りだしている状態って・・・根張りに関しては山のフジの生育環境に似ているかもしれない。

コレは、案外イイかもしれない。見てくれを気にしなければ。

背景がうるさいけれど・・・花芽の状態は分かりやすいかな

カッコいい仕立てをしてみたい気持ちもあるんだが、我が家流のナリユキ仕立てもまたイイかもしれない。花が楽しめればそれでイイんだから。

なんか、ナリフリ構わず旨酒が呑めればソレでイイ!ってな感じと共通するかな?

 

新巻葡萄酒株式会社「甲州2022」

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ハイ!実は先週末、山梨県までワイン買いに行った。もう、多くを語る必要はないねぇ・・・美味!この甲州、一升瓶は売り切れだそうだ。