Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

見えないトコロに配慮・・・地上部と地下のバランスは重要!

モッコウバラ

黄色の花を咲かせるモッコウバラの方が、強い!そういう印象がある。現在の家に引っ越してきたのは20年以上前になるが、住み始めてまもなく、フェンス際に黄色のモッコウバラが植えられた。それは気づいたら妻が植えていた。

いやぁ~~~、注意して育てないと、フェンスに食いついてど~にもならん状態になるぞ!そう思った。それはそれはドンドン伸びてガンガン太くなっていく。そして数年でフェンスに樹体が食い込み始めた。

予想以上に樹勢が強かった。

数日、気を抜いていると隣家の敷地に進出していくし、道路へも伸びていく。花は盛大に咲かせるから、道行く人も立ち止まっていたりしたが。

まあ・・・見事だったのは植えて数年の間だけ。あとは迷惑状態となっていった。

そういうことで、残念ながら切ってしまうこととなった。一応、小ぶりに仕立て直すコトに挑戦はしたが、ありがちなコトとして徒長枝が猛烈に強くて抑え込みを諦めてしまった。おまけに当ブログでは繰り返しになるが、我が家の庭は狭小だから作業性も悪い。

根をねぇ・・・地面を掘って、根を整理すれば樹勢を抑えられたとは思うのだが。

地上部と地下のバランスは重要!・・・T/R比(Top / Root)枝と根の量のバランス比のこと。

etsuro1.hatenablog.com

手入れは、地上部の整枝剪定ばかりではないのだ。

つまり、根の勢いが強いのに、地上部ばかりを剪定しているのは、チョット切るだけでも強剪定しているようなモンで、ガンガン徒長枝が出てくる。根が吸い上げている水分と栄養を受け止める地上部が必要だからねぇ。

一方、根を切りつめたなら・・・それは鉢植えの植替えで良く経験することだが、減った根に合わせて枝ぶりや葉数を減らしてやる。そういうバランスのコトが、地植えでも起こるワケだ。

広い庭ならば、伸び伸びと枝葉を茂らせてあげても問題は起こらないだろう。だが、狭小庭だから。巨大なプランターみたいな環境と思った方がイイのだ。

 

白花のモッコウバラは、黄色ほど樹勢が強くはない感じがする。もっとも黄花の経験から、樹勢を抑え込むようにしているコトもあるだろう。樹勢を抑えれば花数も減る。花を咲かせない年もあるから。それが今年は咲かせた。

なんか、コッチの企みを察しているのだろうか?庭にうどん粉病が伝染するルートになっているから、切ってしまおうか?と思い始めていたんである。まあ・・・咲かせるならば切らずにおこうか・・・そう思うからねぇ。

鳴かぬなら・・・ならぬ、咲かぬなら・・・だねぇ。

 

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無投票当選は、小さな町村では昔からあった。聞いた話だが、オヤジがず~~っと村長やっていて高齢になり、引退する意思を示した。そして「お前が会社辞めて引き継げ!」ってな話になる。だが、セガレは村長をやりたくない。オヤジの大変さを見ていて、会社勤務の方がイイと思っていたのだ。

で・・・いつの間にかその村は、町村合併で名前がなくなっていた。

人口減少は、地方から如実に影響があらわれている。それは日本の根っこの部分なのか、地上部なのかは知らんが、このバランスの悪さは・・・やがて都市のナニガシカの枯渇を生じさせるだろうな(ここにもT/R比みたいなモンがあるだろう)

 

というワケで、上リンク先での締め括りは(大正大学 江藤俊昭教授)・・・

  • 無投票当選では政策の論戦が出来ない。
  • 議員の固定化、それは民主主義の危機。
  • なり手不足の要因として、議員や議会の魅力が伝わらず、報酬が低い。
  • 女性は家庭生活との両立がしにくい。

そうしたコトが書かれているのだが、まあ、上二つはそういうコトだろう。だが、下二つについては疑問だねぇ。「議員や議会の魅力」って、そもそも枯渇しているんじゃなかろうか?報酬については、もっと割の合わない職種だってあるだろうに。

それで「もっとも大事なことは、議会や議員の魅力を住民に伝え『自分も議員になってみよう』と思ってもらうこと・・・」なんだそうだ。

だから!伝える魅力ってナンだ???

「議会や議員が何をやっているかわからなければ、立候補しようと思わない」って、国会中継を見ていれば、馬鹿らしくなってくる人だっているだろう。国の議会や議員のやっているコトを見ているから、立候補する気が失せるんじゃないだろうか?

あの世界に身を投じて・・・あの世界に結局染まってしまう己・・・って思うと、遠慮する人も居るんじゃなかろうか?

ま、デフレスパイラルみたいなもんである。結局は土壌改良のようなコトを地道に続けていって、やがていい循環が生じてくるようにするのだろうか。早道はないだろうなぁ。

 

とりあえず、悪い根っこは切りましょうなぁ・・・。