Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

スーパーマーケットで購入出来る酒・・・「特別純米酒 出羽桜」

特別純米酒 出羽桜

溜まっていた酒ネタ放出は、この「特別純米酒 出羽桜」で一段落する・・・と思う。

何回か繰り返し書いているが、当ブログは酒のコトを書くためにはじめたワケではない。一応、念の為に・・・言い訳っぽいケド。

だが、こうして書いておくと、折角呑んだお酒の備忘録にはなっていて、ワガハイの個人的な問題としては実に便利なのだ。繰り返し呑んでいる酒は気に入っている証しだし、芳しくない酒のコトも読み返せば分かる。

 

さて、ナニゴトの分野にもコンテスト・・・つまり競技があって、そこで順位を付けることでひとつの評価が公にされる。競技会っていうのは業界に所属しているという位置付けでもあって、ナカナカ社会的な性格を有しているから無意味なモノではない。

だが、酒に限定して話を進めるが、テースティングっていうのは万能な評価法ではない。ほんの些細な評価の一断面に過ぎない。だからナントカコンテスト金賞受賞・・・ってなコトは、買って呑む自分の問題としては購入動機の僅かな要素でしかない。

今回購入した出羽桜酒造も、受賞歴は輝かしい。つまり武道でいう「型」の審査基準は高得点でクリアーする実力を有しているということ、と・・・ワガハイは理解している。

特別純米酒 出羽桜」は、スーパーマーケットの酒売り場で購入した。たまには東北の酒が呑みたいと思って、出羽桜を長いこと呑んでないコトに気付いたからだ。四合瓶だ。

山形県天童市に酒蔵はある。1855(安政2)年 に「熊正宗」醸造元として酒造をはじめられた歴史ある蔵で、「出羽桜酒造株式会社」としては1892(明治25年)創業されている。山形蔵は後継者のない元「東海林酒造」で、精米所・大型冷蔵庫・倉庫の「天空蔵」は1998年に完成したという。

結構、大きな蔵だなぁ・・・。

 

天童って山形空港の近くだし、いろいろ蕎麦屋は多いし、行けば大騒ぎするワガハイなんであるが・・・もう少し先に足を伸ばして「あらきそば(村山市)」へ伺ったのは、思い返せばまだ独身だったから・・・というか、24歳位だったかなぁ?あの蕎麦は美味かった、というよりも迫力に満ちた蕎麦!という記憶が残っている。

確か・・・「いなか盛り(むかし盛り、だったかなぁ)」とか、お品書きにあったヤツを頂いたと思った。だが、当時よりも更にお品書きはシンプルになったような気がする。

あらきそば (arakisoba.com)

有名店だからなぁ・・・。でも、お品書きにある酒は「出羽桜」じゃなくて「六歌仙山形県東根市)」なのねぇ。そういえば「六歌仙」も長いこと呑んでない。

裏ラベル

特別純米酒 出羽桜」は全く不快感のない香味で、冷やから人肌燗が好ましいと感じた。熱燗適性はあまり高くないような。

山形酒のイメージに合致する口当たりの柔和さとキレがあり、55%精白だからスッキリとした味わいの酒になるのは当然!と言ってしまえばソレまでだが、立香も強くなく、決して悪い酒ではないと思う。

四合瓶で購入して2日かけて呑んだが、2日目はやや重ダルさを感じた。香味は開くのだが、開きすぎない方がイイ感じかなぁ・・・だが、問題は2日目に盃は止まった。瓶底僅かに2cm程残る酒を呑み終えるコトが出来ない。

結局、この僅かな残り酒は料理酒として使った。

たぶん、このお酒は抜栓したら出来るだけ早めに飲み干してしまった方が得策かもしれない。ソレがどうしてこうなったのか?流通やスーパーの陳列棚の保管状態に問題があったのか、ソモソモそういうお酒なのか?

ワガハイ的には、このお酒を購入する場合は一升瓶ではなく四合瓶にしたい。

 

で・・・出羽桜酒造のHPを見てみると、

出羽桜酒造株式会社 | 山形から日本酒を世界へ (dewazakura.co.jp)

この「特別純米」の掲載がないのだ。たぶん、量販店向けの特別な純米酒なんだろう?(イヤイヤ、精米歩合が55%だから特別純米の表記にしているのだろうが・・・)

55%精白では「出羽桜 一耕」が特別純米酒になっている。あとは夏期限定酒「honu」が同様である。純米酒は60%精白になっているし・・・この呑んだ「特別純米酒」って、中身は一体ナニ?ナンで「出羽桜 一耕」というラベルになってないの?

と、疑問点が浮かび上がるが・・・まあ、そのうち「出羽桜 一耕」を見つけた時に買ってみれば分かるコトだろう。

キッチリ味わうには、やっぱり管理が行き届いた酒販店で酒は購入した方が良いな。

 

「スーパーマーケットで購入出来る酒・・・」は、ブログ当初から時々書いてるんだな。以下リンク先はその一例なので、お暇なら読んでみてくだされ!

etsuro1.hatenablog.com