酒ネタがたまっている。
先ずはこれ!
当ブログでワインと言うと、山梨のワイナリーやオーガニックワインのMAVIEで購入したモノが多い。そして既に何回か書いているスペインのオーガニックワイン「Penedès Vega de Ribes」のラベルが上画像だ。
でも、ヴィンテージが今までとは違う。2017である。
今年7月24日に2019のコトを書いてある(2019はソービニョン・ブラン)。
今回呑んだ2017は、ソービニョン・ブランを主体にマルヴァジアという希少品種をブレンドしたらしい。
マルヴァジア・・・単一品種のワインってあるのだろうか?※ソモソモ、ちょっとこの品種に関して調べて見ると、亜種が沢山あるらしい。その亜種の総称としてマルヴァジアってなワケだ。こりゃあ、それがナンたるか?っていうのを見極めるのは困難だろうなぁ。
深入りするのは止めておこう。
※ マルヴァジアについては以下リンク先参照・・・今度、このワイン買ってみようかなぁ。
ペネデス マルヴァジア 白 | マヴィ - ワイン通販 (mavie.co.jp)
ただ、総じて「ふくよかさ」や、「柔らかさ」という言葉が使われている感じなので、シャルドネのようなシャープさっていうのとは違う世界であることは間違いない、と理解した。
というワケで、この「 Penedès Vega de Ribes 2017」も、色は2019に比べて熟成感を感ずる色味になっていた。だが、それは熟成による色なのか、マルヴァジアのブレンドによる発色なのかは分からない。
MAVIEのサイトを見ると・・・使用ブドウは「ソーヴィニヨンブラン、マルヴァジア、チャレッロ、グルナッシュブラン」となっている。
チャレッロ・・・コレもよ~~ワカランねぇ。グルナッシュブランは、まあ・・・呑んだコトはあるケド、そんなに真剣にテースティングした記憶がないからなぁ。葡萄は品種が多いから、網羅は不可能だなぁ。
一口目のパッ!と口に含んだ印象としては、「ピノグリ???とも違うケド、なんだろう・・・」そのように感じた。
でもまあ、言うまでもないのだがMAVIEで購入したワインは、それぞれにキャラクターがありながらも不快感を伴うワインに出会ったコトがない。このワインも、ついついグラスに手が伸びてしまって、困ったコトにゆっくりとペースを抑えて楽しむコトが禁欲的行為に感じられた。
割と飲み応えのある香味なんだが・・・飲み飽きないんだなぁ。
セラーにはもう1本残っているので、もう少し合わせる料理を考えてみたい。ややボリューム感のある料理に合わせやすいかなぁ?我家的には鶏料理かなぁ?
*******
さて、オーガニックワイン続きというコトで、コレは近所のスーパーマーケットの酒売り場で見つけたオーガニックワインだ。
割とアチコチのスーパーの棚で見かけるワインだ。でも、今まで呑んだコトがなかった。オーガニックワインって、外すとドバドバの重たいワイン・・・という過去の刷り込みがあるので、そうそう安易には手を出さないのだ。
ところが、なんで気が変わって購入したのか?というと、「お待たせしました!」という札が棚に付けられていたからだ。
「このワイン、売れ筋でファンが多いのかなぁ?ならば一度買ってみるか!」
となったんである。それに税抜きだと1000円を切っていた。ちょうど料理に少し赤ワインを使いたかったので、先ずは料理に使ってから残りを呑んでみよう・・・という作戦も浮かび上がった。
葡萄品種:カリニャン、メルロー、マルスラン、カラドック (カラドック??)
MAVIEで購入したワインと比較するのは無理があろう。値段が違い過ぎる。だが、1000円前後で購入出来るワインとしたら、これはコストパフォーマンスの高い1本だ。チョット驚き!我家的にはデイリーワインとして充分な内容だ。
産地は・・・たぶんラングドック??かなぁ・・・メルローにイロイロ混ざっているみたいな感じはした。
と・・・気をよくして後日、スーパーの棚で隣に並んでいた「白」も購入してみた。値段は「赤」と同じだった。
安価な白って要注意なのだ。ワガハイの苦手な香りを発散するコトが多々あったからだ。一時、安価なシャルドネは絶対に購入しなかった。最近は、幾つかのシャルドネで呑めるモノを見つけたケド。
で・・・このワインは呑めた。だが、赤のように料理酒として使って、その後に呑むとすると、やや酸不足な感じ。料理酒として白を使うなら、もう少し酸が欲しい。というコトからも分かるように、冷蔵庫でキンキンに冷やして呑むのが向いているかなぁ。スクリューキャップなので躊躇なく冷蔵庫に入れられる。
葡萄品種:グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン、コロンバール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ
裏ラベルでは「ドライ」と表記されているが、甘さを感ずる・・・というのは良くアル話。残存糖度的には「ドライ」なんだろうが、口当たりに甘さを感ずるっていうのは、やっぱり酸不足なのか、酸の質だろう。「レモンの香り」という表記も・・・まあ、柑橘系のナニか、っていう意味では分かるケド・・・それでレモンから来るシャープな酸をイメージしてしまうと期待外れになってしまう。
裏ラベルをよ~く読むと・・・「酸味料」とある。やっぱり酸を補わないと厳しい感じだったのだろう。でも、補い過ぎると野暮ったい酸になりがち。ブドウが過熟気味だったのかなぁ?
香味全般として、やや”くぐもる” 感じがするのは致し方ない。1000円前後でこの品質ならば、やっぱりファンが付くだろう。
特に、「赤」はお買い得感が高いと感じた。でも、昨日スーパーの棚を見たら売り切れだった。