静岡県富士宮市の白糸の滝にほど近い、バイエルンマイスタービールにて、美味なるビールを堪能している夢を見た。そしてクルマを運転して来ているコトに気付いて困った。すると何故か昔々のホンダのモトコンポ(ご存知でない方は下リンク先参照)が積まれていて、それで帰宅しようとして気付いた・・・原付だって酔っ払い運転になるではないか!
というトコロで目が覚めた。
だいたい、夢っていうのは変なもんだが、やっぱり暖かく・・・というよりも暑くなってきたから、美味いビールを呑みたい願望が高まってきたのかもしれない。
ビールの歴史も古く、エジプト時代がナンだ~カンだ~、という話もあるが、やっぱり修道院ビールというのが気になる。例えば月桂冠が輸入しているヴェルテンブルガーだ。失礼ながらハッキリ言って、月桂冠の日本酒よりも、このドイツビールを扱っているコトによって、ワガハイ的にはこの企業の優秀さを認識している。
そりゃまあ、サッポロやアサヒビールが輸入しているワインの方が、本家の商品よりも魅力的だったりするから同様かな?
ま、サントリーもそうか。
修道院の場所は・・・
行ったコトないけど。
機会があれば行ってみたいけれど・・・だがねぇ、時差ボケがもう、耐えられない老人なんである!規則正しい生活をしていないと、せっかく現地に行ったところで体調を崩して食事どころではなくなってしまう。
ということで、画像はクサボケだ。
前振りで700字弱を使った。
これは神奈川県平塚市吉沢(きさわ)で撮影した。ここは平塚市と大磯町との境にも近い丘陵地帯で、極めて大雑把に説明すると小田原厚木道路の平塚料金所の辺りだ。吉沢八景という言い方があるらしく、平塚市のHPに紹介されている。
www.city.hiratsuka.kanagawa.jp
ま、名勝として位置付けるというコトなんだろう。それは確かに美しい丘陵風景が残されていて、ワガハイのような昭和30年代生まれとしては、子供の頃の遊んだ風景を思い起こすような場だ。
だが、ココを堪能するには歩くしかない。ハイキングである。丘陵地帯を曲がりくねった農道があるけれど、道幅は狭くてすれ違いは出来ない。つまり軽トラ専用道だ。また、最寄りまで自家用車を使うコトは出来ない。駐車場がないから。頼りは公共交通機関の神奈中バスになる。
あ!クサボケだけど、その畑の中を縫って走る農道の法面に咲いていた。そりゃあ、見つけた時は狂喜だ。イイものを見つけた。これで一日は終わった!あとはな~んもイイことは無いだろうと思った。サッサと帰宅して、昼寝した方がいい。
で・・・そのようになった。
クサボケ(草木瓜)バラ科ボケ属 [Chaenomeles japonica]
似ているけれどチョット違うボケ(木瓜)は、バラ科ボケ属だけど[Chaenomeles speciosa]。学名が違う。
つまりクサボケは日本固有種というコトなのだそうだ。
固有・・・それだけで貴重な雰囲気が高まってくる!
そんな花も咲いていますよ平塚市吉沢地区!
まあ・・・大勢が押し掛けるといろいろな問題が生ずるから、今のまま、観光化されてない状態で継続していくのがいいのかなぁ?
京都は言うまでもなく、過剰なインバウンドは景観を変化させるからねぇ。商売熱心のあまりに、かけがえのない景観が変化していってしまう。コレはチト、残念なのだ。
語弊はあるが・・・先日、極めてお久し振りに鎌倉の街中をクルマで通過したんだが、もう、ワガハイ的には鎌倉は魅力がなくなった。
なんかねぇ・・・ちょうどいい頃合い、っていうのを維持するのって、出来ないんだなぁ。とにかく、クサボケが咲く丘陵風景が永く維持されるコトを願うのだった。