「4月1日から運送業・建設業・医師の3つの業種で、時間外労働の上限規制が始まる・・・」という2024年問題と言われるヤツが始まった。
で・・・ソレが始まる直前の、バス時刻表がこんな感じだった。
これは小田急線「秦野駅南口」のバス乗り場の時刻表なんだが、まあまあソレなりにバスが運行されている。だが、今月からは以下のように減便となってしまった。
「二宮駅北口」行きがガクッ!と減ってしまった。朝夕の通勤通学時間帯はともかく、昼間のマヌケな時間帯はまさしく間抜となった。そして20、21時はバス便が無くなってしまった。
これだけ思い切った減便になるっていうのは、利用客も少ないのだろうが・・・大きい路線バスを使って5人に満たない客を乗せているような状態・・・というか、椅子だけ運んでいる時も多いからねぇ。
全国的に見れば、こんなのマシな部類かもしれないが。
神奈川県中井町???
東名高速道路で言えば「秦野中井インター」と言えば分かり易いかと思う。それで最近、ナニやらインター近くの耕作地だったトコロにいろいろな重機を持ち込んで整地していて、怪しいコトを企んでいるみたいだ。
たぶん・・・工業団地?企業誘致?
はは~~ん?
「新たな産業拠点の形成に向けて、東名高速道路秦野中井インターチェンジ周辺(諏訪地区)における土地改良事業と土地区画整理事業に伴う工事が行われている・・・」んだそうだ。
新たな産業拠点って、ナンだろうねぇ?で、「農地の整備と活用を図るエリア 」と「市街地を整備し、企業の参入を進めるエリア」と区画が分けられている・・・と。
農業もナイガシロにせず、生産効率を上げて・・・つまり今までは、効率的ではない農地の使われ方がされてきていた。高齢化によって農業の担い手が減る状況で、休耕作地がモザイク状になっていた・・・といった状況が想像される。
ならば耕作地を集約して、余ったトコロに企業誘致すれば町の財政はウッハウハ!という皮算用なのか?
成功を祈る!
秦野中井インターの脇だから物流的にも便利。すでに「グリーンテクなかい」という「自然と人と企業の調和をめざして」というのもあるから。なんかコレって傍から見ているとパッとしない感じもするんだが、たぶん実際には潤っているんだろう。だからこうしたプロジェクトの規模を拡大していくのだろう。
だけど、今後は新東名に物流の中心が移っていくコトもあるんじゃなかろうか?するとココはチト、遠くなる。新東名の新秦野インター利用というコトだから。まあ、いずれナニガシカのバイパス計画があるらしいので、それが実現すればイイ感じになるのかもしれない。
だがねぇ・・・まだまだバイパス計画の実現には時間が掛かるだろう。ナンでそう言えるかの根拠はな~んもないけれど。ま、少なくとも水資源の枯渇を理由に挙げて、リニアを阻止し続けている静岡県知事程の個性的な人が、ココにはいないと思うから実現するとは思うケド。
でも・・・また山が切り開かれるんだなぁ。秦野の里山風景の質素な綺麗さっていうのも、案外、秦野に住む人間にとっては頓着がないのだろう。
生活の利便性の向上の方が有難いか。国道246号の慢性的な渋滞の方が深刻か。だが、アレって小田急「渋沢」駅界隈と「善波峠」の渋滞が最も酷いような感じもするので、それが解決すればナントカなるような気もするケド。
どのみち、人口減少なんである。聞けば秦野も微妙に人口減と聞く。
秦野市総人口 160,819人
世帯 72,825世帯(令和6年3月1日)
というワケで、ナニが言いたいか?というと、な~んかまだ、ガンガンと高度成長時代のようにはいかないけれど、拡大再生産的な価値観の中でモノゴトを進めてはいないだろうか?というコト。
大丈夫かぁ?
人口減少なんである。そして高齢化なんである。
秦野市も中井町もチラホラと空き家は目立つし、廃墟化を危惧するような物件も見られる。それを埋める為にも企業誘致と考えるんだろうが・・・工場誘致では人手が要らない方向に設備が出来ていくし・・・ま、人口増ではなくて法人税収の問題なんだろう。
つまり、役所の食い扶ち確保ってコト?
ならば賢い人生の選択は、役人になるコトだ。役人だらけで食っていけるのかは・・・知らんケド。中井町民全員が公務員ならば、法人税収だけで食っていけるかもしれない??
で、バス便が減った。ならばとりあえず、足としては原付二種が最強!という思いが募る昨今のワガハイなのだった。そりゃ、HONDA PCXが売れるワケだな。でも、ホンダの工場をつくるには敷地が狭そうな中井町の造成だ。