毎日、いろいろな事件や事故が起る。人間ナニガシか動けばナニゴトかが起るのだから、仕方ないという点はある。クルマを運転していても、していなくても、ひとたび外出すれば自分の不注意・過失が無かったとしても避けられないコトはあるからねぇ。
ま、家の中にいても災難というのに遭遇するコトはあるが・・・昨年のゴールデンウィークの頃だっただろうか、キッチンの洗い上げられた皿が落下した。その皿は直径20cm強の平皿なんだが、見事に縦に落下した。そして着地点にはワガハイの右足親指があった・・・スリッパ履いていたんだけどねぇ・・・というワケであった。
一瞬、親指切断か粉砕骨折かと思った。膝あたりまで痺れが走った。うずくまって痛さを我慢しつつ負傷部分を確認するために靴下をそ~っと脱いだ。爪の中が赤くなっているので内出血しているようだった。これで腫れてきたら医者いかないとダメかなぁ・・・と思ったが、幸いなことに時間経過とともに痛みは和らぎ、本当に見事に皿が当たった所だけが鋭角的に赤くなっていった。
翌日、ありがちだが爪の一部が黒く変色してしまった。
コロナ禍で医療が大変な状況の中、ワガハイの不注意による怪我で医療関係者に迷惑を掛けることにならなくてよかった。本当に一瞬、自分の身を案ずるというよりも、医療逼迫のことが頭を過ったからなぁ。
いつでもあると思うな医療と薬・・・そんな世の中だからな。
スマホを操作しながら運転するのはもっての外である。ながら運転はダメである。ワガハイの運転歴も長くなったが、今まで目撃した最強のながら運転は、カレーライス食いながら運転していたヤツか、うどん食いながら運転していたヤツだな。どっちもハイエースだったけど。
そのハイエースはワガハイの後ろを走っていて、信号で停止する度にワガハイはその様子をミラー越しに見て困った。追突されたら困るからねぇ。そして遂に事は起ってしまった。ハイエースを運転しながらカレーライスを食っていた男は、ブレーキタイミングを逸してしまった・・・慌てて急ブレーキを踏んだ結果、フロントガラスにカレーライスがぶち撒かれた。
幸い、追突はされずに済んだ。
ありゃあ、後始末が大変だろうなぁ・・・執拗に掃除しても、あるとき突然カレーの臭いが漂う車内になっただろうなぁ。
うどん食いながら運転していたヤツは、二車線で併走していたんだが・・・やっぱり信号で停止するときにぶち撒いてしまったな。コチラもあるとき、突然クルマのなかから出汁と醤油の臭いが漂ったりするクルマに仕立てられたであろう。
ワガハイ、不器用なのでながら運転は難しい。ながら歩きもも難しい。歩きながら電話をするのは無理である。立ち止まらないと電話出来ない。だからスマホで地図見ながら歩くのも苦手である。いちいち立ち止まってスマホを確認しなくてはならない。
スマホの画面が小さいからだろうか?
だが、紙に出力した地図ならば、見ながら歩くコトは出来るなぁ。
または・・・このブログはだいたい毎日、一時間弱で書いているが、ワガハイは推敲しようとしたら紙に出力しないと出来ない。画面上では校正も不完全になってしまう。何故か、画面では気付かないコトは紙面で発見するもんである。
同様に・・・同様かどうかはワカランが、クルマで走っても分からない、実感がわかない所を、実際に歩いてみると感ずるモノも多いもんだ。結局、歩かないとダメだなぁ、と思うことは多々ある。
本日は、神奈川県足柄上郡大井町を走る東名高速道路の側道の画像だ。この側道はクルマがすれ違うには少々難儀するかもしれない程の幅で、舗装はされているが行き止まりだったりする。ここに到達するには特に分かりやすい目印も見当たらないので、ヤマ勘でワガハイは辿りついた。
つまり、ここは2017年6月5日「東名高速道路あおり運転事故」の現場である。あおり運転が社会問題としてクローズアップされるきっかけになった事故の現場だ。酷い事故っていうか事件だった。
あおり運転しなければ、ナニも起らなかったのだから。これは不慮の事件・事故ではないのだから。
通りがかりに寄り道して、気になっていた現場を見てみた。随分と月日が過ぎてしまったが。
当たり前だが、もう何事も無かったような状態になっている。高速道路を運転している状態では、この現場は何度も走っているのだが・・・やっぱり運転しながら現場の状況を把握するっていうのは難しい。これもまた、ながら把握だからな。改めて現場脇に立ってみると、結構走るのが難しい道にも見えてきた。
秦野中井インターと大井松田インターの間って、アップダウンとカーブがミックスされていて、そこに中井パーキングエリアの出入りが重なる。運転に神経を使う場所で、ワガハイ的には出来れば走りたくない区間である。それは実際にはもうちょっと長い区間で、秦野中井インターから御殿場インターまでの区間が嫌いである。
決して運転しやすい区間ではないところであおり運転されて、追い越し車線上に停止させられて・・・
側道からフェンス越しに行き交うクルマを見ながら、追悼というココロよりも憤慨する気持ちの方が強くなった。
なんかねぇ・・・泣けてくるね。
これ書いていても泣けてくるね。
ただ、普通にクルマが流れている光景なんだが、余計に空しさが沸き起こってくる現場だった。