若い頃だったなら、もっと憤慨し怒っただろう。そりゃ、老いてきてもアタマには来る。だが、どこかで諦めが入ってしまう。所詮、力んだトコロでな～んも解決はしないのだ。これは永遠不滅の問題なのだ。
モラルってぇヤツは、ある人にはある。時に過剰なまでにある。だが、無い人にはない。
ゼロにナニ掛けてもゼロ！
そういうワケなんだが・・・こういう人には先ず、一粒の種を蒔かなければならない。それは全く正論なんだが、蒔いても枯れてしまう。
ながら運転・・・
用水路に沿った道幅に変化がある道路で、交通量は多い。しかもカーブが連続している。大型の路線バスも通行する道だ。
幸い、上画像の左カーブの先は見通せる。なぜなら、左側が畑でフェンスになっているから透けて見えるのだ。
黒いホンダの軽自動車は、フェンス越しに挙動が怪しかった。この軽自動車からすると右カーブになるが、その進入角度が浅く、そして急ハンドルでガードレール接触を免れるようなラインだった。
ワガハイ、この軽自動車の挙動を見過ごさなかった。こりゃ、前方不注意運転だ。即、減速した。幸い、後続車の車間もソコソコあったので、追突されるリスクも低いと判断したので、まあまあの急減速となった。
案の定、ハンドル操作が急だったら、カーブの立ち上がりがイン側に寄り過ぎてしまった。
スマホ見てやがる！！
バカと言ってはならない・・・とはいえ、クソ馬鹿野郎である！
この時点でクソ野郎は気づいた。そして慌ててハンドルを切った。
まあ、ワガハイが減速して停止寸前だったから、ヤツが躱すだけの距離が得られたんである。
こういうヤツがぶつかってきたら、後々実に面倒なコトになるだろう。任意保険に入っているのかも分からない。そもそも、ながら運転するようなヤツと接点を持ちたくないからな。
ワガハイは思うんである。こういう輩は、懲りないんだろう。たぶん、今日も同じようにスマホ片手にクルマを走らせているんだろう。反省がない。そして経験の積み上げもない。事故を回避できたのは俺の腕だ！って思っているかもしれない。
まあ、大馬鹿野郎と関わらずに済んだコトは幸いだ。やっぱり不審な挙動のクルマを見落とさない運転を心掛けたい。
こんなコトもあった・・・
大雨の夜、東名高速下り線の港北P.A.を過ぎたあたり、追い越し車線を130km/h越えと思われるソアラ？が、ワガハイをぶち抜いていった。この先でスピンするぞ！と予測して身構えたことで、中央分離帯と路肩のガードレールの間をピンボール状態で右往左往するソアラとぶつからずに済んだからなぁ・・・あれは25歳位の時だったかなぁ。
やっぱりおかしな運転する輩からは距離を置くことが大切。おかしなヤツは止まらない。危険回避という言葉を知らないと思った方がイイな。
とはいえ、ワガハイも老いてきたから判断が遅くなってくるだろう。驕ることなく過ごしたい。
ながら運転・・・そういえば国道134号線、茅ケ崎辺りだった。ワガハイの後ろを走るトラックドライバーが、カレーを食っていた。嫌だねぇ～追突するなよ！と思いながらワガハイは車線を変更した。するとそのトラックは猛然とダッシュした。
カレー食いながら加速するトラック！
そして前方の信号が赤に変わる。気づくのが遅れたトラックはフルブレーキング。
・・・・・・・・
もう、わかるよねぇ。
その顛末・・・
ワガハイ、信号で停止したから横を見てみたんだが・・・
それは「浜須賀」の交差点だったかなぁ。「菱沼海岸」の信号だったかなぁ。
ダッシュボード上、フロントガラス、ドライバーの腕がカレーまみれ！
ありゃあ、後始末が大変だったと思うね。幾ら掃除しても、ある時・・・ふと傷んだカレーの臭いが漂う車内になっただろう。
それ、想像するだけで気持ち悪くなりそうだ。
でも、そういうドライバーはたぶん懲りない。次はラーメンに挑戦したかもしれない。
