Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

遠征散歩「相模大堰管理橋」・・・魚道

f:id:Etsuro1:20220112093650j:plain

相模川を渡る東名高速道路・・・上流側を見ているの図

昨日に続き、「相模大堰管理橋」の画像だ。ただ、上の画像は管理橋近くの河川敷・・・?というか・・・専門的にはなんか言い方があるんだろうが、堰上流側の堰設備の一角である。この大堰は、割と直近まで立ち入るコトが出来るようになっていて、水際が近いのである。

ワガハイがこの場所に近づくと、水鳥数種が離れていったので、これはうまくカモフラージュすれば野鳥の観察にいいかもしれない。だが、東名高速道路の橋の袂だ。高速道路を何度も利用しながら、その橋の下がこんな風景だったとは・・・はじめて訪れる場所なので、いろいろ感慨がある。

f:id:Etsuro1:20220112094722j:plain

対岸は厚木市

対岸には厚木インターがある。ワガハイは東京方向から走ってくるとここ「厚木インター」で降りて下道を走ったり、小田原厚木道路に入ったりするコトが多い。だいたい東名高速道路っていうのは秦野中井~御殿場は、あまり走りたくない区間である。アップダウンやトンネル、急カーブの連続というのは運転に神経を使うからなぁ。まあ、ワガハイだけが走っているならばな~んも問題はないんだが、やっぱり変な走り方をしているクルマってのはいるからね。

同様に地形的なことから中央道も八王子~勝沼はイヤだねぇ。特に上野原~勝沼は出来るだけ避けるからな。この区間は秦野中井~御殿場よりも嫌いだ。笹子トンネルの天井板崩落事故っていうのがあったが、その笹子トンネルは昔から嫌いでねぇ・・・ま、今でも都合上通過するコトはあるが、時間があると一般道の国道20号の笹子トンネルを使うからな(あのですねぇ・・・国道20号の笹子界隈の風景は楽しいですぞ)。

f:id:Etsuro1:20220112095658j:plain

上流側から見た相模大堰(ココは部分的に柵が壊れていてトラロープが張られていた)

こういう風景の所に立ち入るのは、冬の方が楽だろう。草も枯れているし、虫も見かけない。蛇さんも冬眠中だろうからなぁ。しかし水辺ってぇヤツは、穏やかな流れならばという条件付きだが、ココロが和みますな。まあ、渓流というのも良いんだが、あまりにも見事な渓流だと落ち着きはしない。例えば青梅市の、玉堂美術館なんかの側を流れる多摩川など、その流れの多さと勢いに・・・ちょっと水音がうるさいよな。

ま、とにかくコレだけの大空間が開けていて、両岸ではジョギングやらサイクリングやらウォーキングやら、いい場所だねぇ。で、狛江市や世田谷区なんかの多摩川岸ほどの人の多さではないから、ちょうどイイ感じだねぇ。

ただ、岸を離れてカフェなど探そうとしたなら、多摩川の方がありそうだけどね。ま、相模川でもコンビニは見つかるだろうから、ま、小腹が空いてもナントカなるだろうが。

この日は雲は多かったものの一応の晴れで、風が穏やかだったからよかった。気温が低くても風が無ければ快適だからな。北風は最悪に寒いが、だからといって西風でも南風でも、こういう場所は逃げ場がないから辛くなる。風の弱い穏やかな日に訪れるのがお勧めだな。

f:id:Etsuro1:20220112100859j:plain

堰本体に近づく・・・魚道(柵越しに撮っているのでここから先は立入禁止)

上画像は立入禁止エリアギリギリの図、では、水が折り返して流れている施設が見える。これは魚道だ。なかなかの勢いの流れなので、ワガハイが魚だったら登れないなぁ・・・。電動アシスト自転車みたいな、電動アシスト泳法みたいなモノを付けないと無理だ。コレって、本当に魚さんは上れるんだろうか?

f:id:Etsuro1:20220112104803p:plain

ここがたぶん取水口だろうなぁ・・・目立たないが大堰の主目的はココだからねぇ

さて、土手を上がって大堰本体に行ってみよう。

f:id:Etsuro1:20220112101551j:plain

堰上から見た魚道

魚道を下から見た図、上から見た図、なんだが、概ね撮影位置が分かるだろうな。たぶん、相模川の水面に貼られたオレンジ色のゴミよけのフェンスみたいなモノ・・・から横に伸びるコンクリート部分の下に水路があって、それが取水した水が流れるトコロなんだろう。「神奈川県内広域水道企業団社家取水管理事務所」の方に導かれて、沈砂池のような施設があるものと思われる。

ところで、この堤上から見た画像には、本日の冒頭からの画像の撮影位置が全て写っている。画面右の道路は圏央道である。海老名ジャンクションのところだな。

f:id:Etsuro1:20220112102357j:plain

魚道下流側の図

まあ、こういう設備を撮影するには夕方過ぎたねぇ・・・少々無理矢理シャドー部分をフォトショップで持ち上げていますな。下流を見ると水道橋があるな。「相模川水管橋」ってぇヤツだろう。ちょっと面倒なんだが「神奈川県内広域水道企業団」のサイトを開いて、あれこれ見てみると・・・まあ分かりづらい細かな図があったりしてねぇ・・・とてもザックリ言うと、この水管橋の中を流れている水は、酒匂川の水みたいだねぇ。

相模川の上を渡っていく酒匂川の水・・・大変なインフラだな。こういう施設のお陰で毎日当たり前のように生活しているんだな。でも、大災害に見舞われたらアウトだよなぁ。こういう規模の施設が壊れたら、そう簡単には復旧しないだろう。便利な日常も、脆弱な基盤の上に成り立っているんだなぁ。

 

ま、折角一度は歩いてみたいと思った「相模大堰管理橋」である。この橋の上を歩くコトにもっと楽しみを得たいもんだが、この施設の上に来てしまえば、それ以外のコトが気になってくるもんだ。これは立ち位置の問題だねぇ。

毎度同じトコロを散歩するだけではなく・・・それはソレで定点観測的な散歩ではあるが、たまには遠征して散歩するのも気分転換だけではなく、気付くコトもあるだろうな。もっとも気がつかなかったコトに気付くっていうのが、気分転換でもあるんだろうがね。

 

さて、「相模大堰管理橋」は画像が多いので明日も続く。あまり同じコトを続けるとアクセス数は下がる傾向があるんだが、当ブログはアクセス数を上げる必要は全くないので続けますな。それではまた。