アルザス地方は、果たしてフランスなのかドイツなのかよ~ワカラン。過去の戦争でも大変な苦難を強いられた場所だけに・・・と言っても地続きの国境っていうのは、そういうコトになるんであって、周りが海に囲われている日本国民は・・・国境意識が大陸の方々とはチト異なるかもしれない。
ま、意識が違ったとしても、それは生活空間に国境が遠いだけであって、境目がないワケではない。
我が親戚スジにもイロイロな人がいた。みんな永遠の世界に旅立ってしまったけれど、遠洋漁業に出ていた人もいた。そういう人だと単なる海原が続いている状態でも、これ以上魚群を深追いすると・・・アメリカの沿岸警備隊が凄い勢いでやって来る・・・・というギリギリのトコロに魚が居るんだそうだ。
「それって、既に領海侵犯している状態なの?」
と、ワガハイが聞いたら、
「GPSが無かった時代だったから、グレーゾーンなワケだけど、ありゃあGPSだったら入っていただろう。」
とにかく、こちらは漁船。そんなに強力なエンジンを搭載しているワケではない。経済性を優先してエンジンを選んでいるし、船足で警備艇に勝てはしない。それにデカいエンジン積んだら重いから、魚の積載量が減ってしまう・・・という話しだった。
それで・・・拿捕されるのはロシアよりはアメリカの方が圧倒的にマシ・・・とは言ってたけれど。そのオッサンは拿捕された経験はないということだった。エンジン故障で漂流した時は、どこかの国の境界ギリギリのところで仲間の船に曳航してもらったらしいが。
アルザスは残念ながら行ったコトはない。でもアッチ向けばドイツで、コッチ向けばフランスという地域だから。で、アッチで出来るワインと、コッチで出来るワインがやっぱり違いますよ!と。それは山の斜面が異なれば、畑一つ異なれば、出来るワインが違ってくるからこそ、テロワールがど~~~た~~~こ~~たぁ言われるワケだけど。
でもやっぱり、あの国境地域のワインは、国民性の違いの方が大きいだろうなぁ。
結論としてワガハイ的には、やっぱりおフランスの方が面白いもの!
そういうコトはクルマにも言える。最近は薄まってしまったけれど、1980年代のフランス車って、ルノーとプジョーではまるで違ったから。それは創業地域の違い、創業者の宗教性の違いもある。それは絶対にあると思う。欧州の産業の近代化って、今では想像出来ないほど神学解釈の影響が濃厚だから。
だからより、ルノーの方が普通にフランス的だと思ったし、プジョーはどこかスイスやドイツ的な考え方が窺えた。
シトロエンは天才的過ぎて、ありゃあ宇宙人が設計していたんじゃね?
そう考えると・・・一番ふつ~~になってしまったのはシトロエンかもしれない。
で、シトロエンを買うならば・・・C3だけど。あまりデカいシトロエンって、デザインがダレる。それはまあ・・・プジョーだって308までだと思うけれど。一度、5008に試乗させてもらったコトがあったが、ありゃデカすぎる!そして運転感覚が大味だった。
ま、ガレージがあって、いろいろ余裕があるならルノー4、若しくは5。コレがやっぱりワガハイ的にはイメージするフランス車だという・・・古い人間という動物でございます。
で・・・全然ワインのコトを書かないではないか!
そうなのだ。大して書くコトがないのだ。そういうワインなのだ。では悪いのか?と問われれば・・・また買うだろう。
お値段的にも内容と一致しているし、不快感は一切ないし。それにこれから期待されるアルザスのピノだけに、これからますますイイ感じになってくるかもしれない。
この価格で、ピノノワールという葡萄らしさを分かり易く享受出来るので、ピノを覚えるにはイイんじゃね?そう言えるのは、ワガハイは鉢植えながらピノを育てているからねぇ。ピノが発酵すれば・・・こうなるよなぁ。そういうイメージが直結するワインなのだった。
我家の鉢植えピノのことは、以下リンク先などご覧くだされ!