以下リンク先で「アルザスに行かなかったコトは人生において失敗だった。そう思いながら、このワインを味わうコトになった」のはピノノワールだったが、今回は同じ「トリンバック家」のリースリングだ。エノテカで買った。
我家的には、お久しぶり過ぎるリースリングだった。だから正直言ってリースリングってどんな感じだったか、その香味の詳細について少々忘れかけていた。だからなおさら期待が高まりつつ抜栓! した瞬間にイイ感じ。
不味いワケがない好印象が漂う。
色は若干のG味よりイエロー系で、その印象から爽やかさの中にも甘味が残存するのか?といった予想がされた。口当たりがイイので、切れ上がった味わいの印象ではない。酸はあるのだが・・・酸のカドが丸いんだなぁ。
もう少し、サクッ!といかないモンだろうか?というのが第一印象だ。試しに・・・あまりやらないんだが、グラスを揉んでみる・・・開いてきた。
そ~ゆ~コトでした。
以上!
スクリューキャップだし、瓶内熟成はコルク栓のような感じにはならないだろうが(かえってこのワインにはイイと思うケド)、あと数年は眠りにつかせておいた方がイイかな。
というワケで、抜栓当日は半分呑んだ。そして残りは冷蔵庫へ。
翌日・・・かえってイイ感じだった。
こういうコトって、日本酒でもしばしば起こる。抜栓時が硬くても、翌日からイイ感じになってくるのは「丹沢山(川西屋酒造店)」のマイドのパターンだ。コレって、いいパターンなんだよな。
で、ど~するか。
たぶん、また購入するだろう。ピノノワールは既に再購入済みで、我が家のセラーでお休み中だし、「トリンバック家」イイかもしんない。
この2021ヴィンテージは、来年辺りに贈答に使うならば、ワインに全く詳しくない人にも安心だろう。なにせスクリューキャップだから簡単に開けられるし、保管は冷蔵庫にしてもらって、早いとしても10日間位落ち着かせてから呑んでね!って言えばイイのだ。それで十分に美味しいワインだったと、喜ばれるだろう。
良質な、ストライクゾーンの広い白ワインだと思った。ただ、白だから魚介料理と単純に思わない方がいい。
絶対にくさやには合わんだろう。
アジの干物もチョット違う。
ワガハイは呑みつつ、鮮度良好のニジマスの素焼き、そして可能ならばニジマスの腹にナニかハーブでも詰めて蒸し焼き、ナンてぇのを想像した。イワナ、ヤマメだとチョット違うかなぁ、ならば僅かにバター系の脂肪分を加えてもいいか?
スッポン鍋・・・は、山廃純米燗の方がいいしなぁ。
でもまあ、川魚がイメージされるあたりが、やっぱりアルザスやらモーゼルのワインだな。鶏も調理法によっては合うだろう。寿司に合うとかは言っても仕方ない。あの酢飯ってぇヤツは反則技だからな。
あ、いかん!思い出してしまった・・・イワナ、ヤマメって何年食ってないだろう。養殖で十分だから、そのうち何処かで入手するか。