時々「道の駅清川」に行く。伊勢原の玉子屋さんにも行く。その通り道からチョロッと入ったトコロに「神奈川県立七沢森林公園」がある(この公園って歩いたコトがない)。そして近くには「若宮公園」というのもある。どちらも丘陵地帯というよりは、丹沢の稜線に繋がる地形に位置するだけに、起伏のある公園整備になっている。
この地域は「森の里」という地名になっていて、厚木市になる。キッチリと造成された区画に、ほぼ築年数の揃った住宅が建ち並んでいる。道路も整備されていてスーパーマーケットもあるし、病院もある。一瞬横浜市港北区の一角にワープしたかのような街並み整備だ。
昭和50年代から開発が始まったニュータウン、ってなワケだから、まあまあ港北ニュータウンをはじめとした、そういう都市計画の流れのワンパターン的な開発様式である、と、いうワケだろうか。
こ~ゆ~のが理想像だったんだねぇ・・・都市開発って。住都公団が関わると、どこもみ~んな一緒だ。企業が誘致されて、高校が出来て、大学も誘致される。だが、誘致された青山学院大学は「日産先進技術開発センター」に変わってしまった。大学はそこに隣接する「松蔭大学」があるけれど。
でも、な~んか歩いている人・・・ワガハイと同年代かそれ以上の方々ばかり。要するに30代の頃に、このニュータウンの一角を購入した人が子育てを終えて老後を迎えている、ってなワケだ。70歳代が中心になってきそうなところ。
こうしてつまり、一気に開発するとこうなるんだよんなぁ・・・戦後のベビーブームってぇヤツも、一気に子供が増えるから学校も増設しまくったし、大学入試倍率もガンガン上がって競争原理は働いたかもしれないが、能率的に攻略する受験となった。
で・・・そうした世代より前の人たちが作り上げたのが、名機の誉れ高きNikon Fであり、F2であり、F3なんだよなぁ。その後、NikonはAF化で後れをとったし・・・F4は使えなかったし、F5も不具合が多かった印象。最近のNikonはそんなコトは無いんだろうが、結局フィルム一眼レフカメラボディに関しては、やっぱり最強の出来だったF3を超える名機!コレを越えるデジタル機は現れないねぇ。
だから、カメラ選びに悩むならば、中古で程度の良いF3を購入するのが一番だねぇ。あれがNIkonの到達した最高峰だと、ワガハイは思う。あとは興味なし。
「それじゃあ、普段使えないじゃないか!」
って言うなら、眺めていれば良い。眺められるデジカメって、少ないワなぁ。
(ワガハイは、NIkon F2 アイレベルファインダーの程度良品が、チョット欲しいとは思うんだな。)
それはあらゆる工業製品に言えるけれど(工芸品にも)、「能率的に攻略する受験」の世代以降が作り出すモノって、どこかニュータウンなんだよなぁ。
そういうワガハイも、そうした世代に入ると思うが。
そのニュータウンが高齢化。さて、厚木や伊勢原の街中から離れた山里にいきなり出現した街は、今後どの様に展開していくのだろうか?
ま、厚木市の都市計画もいろいろ考えてはいるんだろうけれど。
鹿も猪も、ツキノワグマさんも、人が少なくなれば永住地として入居されるかもしれないけれど。
まあ、厚木の山と蒸気機関車って、ナンのご縁があるのかは知らんケド、唐突に若宮公園内にD51が鎮座する。その周りにはミニSL用の軌道も敷かれているから、ナニガシかの折には、子供たちを乗せたミニSLが走り回ったんだろう。でも・・・コロナ禍のせいもあるだろうが、この軌道は所々が土を被ってしまっている。使われていない証拠だ。
D51も、管理されているかもしれないが、行き届いているとは言えないような感じもするし・・・微妙だ。
信号機やらポイント切替器などが置かれていたりして、工夫された配置だなぁ・・・とは思うのだが、その信号機の足元をよ~く見ると・・・
なんか、コンセントみたいなモノが壊れてないかい?
コレ、スイッチだったのだろうか?このスイッチを入れると信号が点灯したのだろうか?
悪戯で破壊された可能性もあるけれど、こういうのをメンテしないと荒んでいくよなぁ。
なんか、まさしく岐路に立っている信号機だな。
次回に続く(以下リンク先)。
注: 若宮公園の位置を示すためにグーグルマップのリンクと、次回に続くのリンク先を加えた。(2023/10/08)