Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

茅ケ崎市博物館のご近所にある「浄土宗 窓月山 浄見寺」

浄土宗 窓月山 浄見寺

上画像の右端に写っている敷地は、昨日書いた「旧和田家」の敷地で、ホントウに道を挟んで直ぐのトコロに「浄見寺」はある。

この茅ケ崎市北部の、スリーハンドレッドクラブの更に北側に位置する「茅ケ崎市博物館」「旧和田家」「浄見寺」は、ワンセットで回るのがお勧め。車利用が便利だけど、公共交通機関を利用するとなると・・・茅ケ崎市博物館の以下サイトのアクセスを確認してほしい。バス利用はほぼ無理だ。あの辺りを走っていて路線バスとすれ違うコトなんてあまりないから。

そのコトからも、JR相模線「香川」から歩くというのが確実で、まあまあ近くはないけれど、片道2km程度の散歩と思えば天気さえ快適ならば楽しいと思う。それに「香川」利用の往復だったとしても、帰路に「熊澤酒造」などに立ち寄り、酒など購入し、或いは食事などすれば更に楽しみも広がり、充実した一日になるだろう。

chigamu.jp

それに加えて、「香川」駅近くの踏切そばにある「三河屋」の煎餅はワガハイの好物である。もっともこういった菓子は好き好きだけれど、お勧めの逸品だと思う。

www.mikawaya.co.jp

 

ソコソコの風化具合

「浄見寺」は1611(慶長16)年建立。大岡忠勝を慰霊するために出来た寺らしい。

大岡忠勝→大岡忠政→大岡忠相

大岡家の菩提寺だ。

だから、茅ケ崎市博物館前の通りの名前が大岡越前通り」なんである!ワガハイ、はじめてこのコトを知ったときには「うっそ~~~!」と思ったけどね。

そ~ゆ~コトのようです

若かった頃、茅ケ崎に住む同級生が質問した。

「茅ケ崎の有名人って誰だ?」

ま、普通は加山雄三さん、桑田佳祐さん、もう少し頑張って思い出すと尾崎紀世彦さん・・・ワガハイはココで止まる。そしてその程度の知識に対して茅ケ崎市民はニタリと笑い、

「だからこまるんだよなぁ・・・天下の銘奉行だよ!」

ワガハイ、その時「この金さんの桜吹雪、見事散らせるもんなら散らしてみなァ~!」と言って、非常に馬鹿にされた。

「そっち行くかぃ!」と言われて、やや軽蔑光線が発射されてしまった。それはワガハイが松方弘樹さん好きなんだから仕方ないではないか(別に「遠山金四郎景元」ファンというワケではないケド)

ワガハイ、加藤剛さんのファンではないから、「大岡越前」はあまり見てないんだな。なんか、ちょっと「遠山の金さん」より勢いが落ちるというか、湿っぽいというか、そういうのはスカーっ!としないから。

例によって説明板

だが、この「浄見寺」山門に立つと、どうしても加藤剛さんの顔が思い出される。だからアタマのなかでは加藤家の菩提寺のような気分になってくる。

さて、境内に入ってお参りも可能だろうが、なんだか団体風の先客があり、賑やかなので遠慮した。あの賑やかさでは、墓前に手を合わせるといった感じには思えなかったけれど。ま、観光ってぇのは、そ~ゆ~コトでしょうな。

 

大岡家と浄見寺
 大岡家の始祖の地は三河国(現・愛知県)で、家系図には左大臣藤原教実
の子孫とあります。鎌足を祖とする藤原氏の一族です。教実は京の九條
に屋敷を構えたことから姓を九條と改め、後にその子孫が三河国の大岡
に居を移して大岡を名乗りました。
 現在に続く大岡家の初代忠勝は、徳川家康の祖父にあたる松平清康
ならびに父広忠に仕えて武勲を上げ、広忠より「忠」の一字を賜り、それ
までの名を改めて忠右衛門忠勝としました。
 二代忠政は、天正十九年(一五九一)五月三日に家康より相模国高座郡
堤村を賜りました。その後、慶長十六年(一六一一)に、三代忠世が父兄の
冥福を祈るために窓月山浄見寺を建立しました。寺山号は初代忠勝の法名
である「大綱院殿忠誉窓月浄見居士」に由来しています。以来、今日まで
大岡家代々の菩提寺になっています。
 「大岡裁き」で有名な五代忠相は、享保二年(一七一七)二月三日に町奉行
に就任し、官職名を越前守に改めました。町火消しの結成、小石川養生所
の設置、物価政策などに尽力する一方で、多くの人材を登用しました。
後に、寺社奉行に就任し奏者番を兼ね、加増によって一万石の大名と
なり、三河国西大平に陣屋を構えました。
 大岡家との縁により、西大平藩のあった愛知県岡崎市と浄見寺のある
茅ケ崎市は、昭和五十八年に「ゆかりのまち提携」を結び、現在においても
様々な交流を続けています。

 

歴代当主
 藤原鎌足・・・・・・藤原(九條)教実・・・・・・大岡忠教 三河国に土着し大岡を名乗る・・・・・
・・・・初代 忠勝―二代 忠政―三代 忠世―四代 忠眞―五代 忠相
六代 忠宣―七代 忠恒―八代 忠興―九代 忠移―十代 忠愛―

十一代 忠敬―十二代 忠明―十三代 忠綱―十四代 忠輔―十五代 秀朗
大岡奉賛会

マイドながら説明板を書き写した。画像拡大で読もうとすると読みにくいと思うので。

 

一昨日からの当ブログは、茅ケ崎市博物館界隈ネタだった。

etsuro1.hatenablog.com

etsuro1.hatenablog.com

これで一応、今回の茅ケ崎は終わり。

熊澤酒造のお酒のコトは、以下リンク先を参照されたし!

etsuro1.hatenablog.com