基礎疾患持ち・・・つまり持病持ちなので、新型コロナワクチン接種7回目を受けた（ブログを書きつつ左腕の筋肉痛が酷い）。というコトで、集団接種で全ての接種を受けたコトになる。以後、こうした接種は予定がないらしいから・・・次回からは自費で個別接種になるってコトなのかな。
何度も書いているけれど、気管支喘息でございます。子供の頃は小児喘息が酷く、ただゼ～ゼ～、ヒュ～ヒュ～とした呼吸音というワケではなく、気道狭窄まで起こして呼吸困難に陥ったコトもあった。だが、素晴らしい医師との出会いによって長いコト減感作療法を行い。緩解した。
小児喘息は、大概の場合はそのまま治ってしまったり、アレルギー性鼻炎とか他のアレルギー疾患に移行していくパターンが多いと思う。そして子供の頃の喘息経験と大人喘息に直接的な関係性は薄いといった情報も多い。だが、ワガハイの場合は50代になって怪しい兆候が表れ、喘息となった。
これはもう体質であって、アレルギーという免疫に関わる疾患とは離れられない。ついに逃げられないと諦めた。諦めるコトで無駄な力を抜こうという方針にした。
思えば、僅か3歳前の子供が呼吸器系（他の疾患でもそうだが）にダメージを受けてしまうと、その後の発達にあらゆる影響が出てしまう。だから、心臓や小児癌で闘病という話を聞くと、治って欲しいと思うと同時に、その後の大変な道のりのコトも思ってしまう。
それほど弱者の立場を配慮する日本社会ではないから。
だから、病院内教育について、配慮を高めて欲しいと願っている。そして元気な子供たちとは違った経験をしている子供たちだからこそ、与えられた感覚や感情があることも、社会全体にとって重要なことだから・・・共有してほしい。
生まれ持って病に伏す子供がいて、その苦難が分かっているのか否か・・・わざわざ戦争をやらかして苦難を呼び込むクソ馬鹿野郎が、相も変わらず不毛な議論を続けている。コレが国連に表現されている。
国連総会は27日に、ガザの情勢に関する緊急特別会合を開いた。そして「人道的休戦」を求める決議案を採択した・・・それは素晴らしいことではないか。だが、そこに戦中戦後の苦難を忘れた日本は「棄権」という立場を示した。
（全く思想がない国だ・・・いや、元々思想なんてない、良心もない。単なる風見鶏でしかない。しかも性能の悪い風向風速計だ。せめて、もうちょっと性能の良い風向風速計に交換した方がいい。そういう嫌味を考えてしまう。）
「戦争放棄」と明記されている憲法も、ありゃあアメリカの押し付けだと言っている方々もおられるが、まあ、理想論であろうと、非現実的であろうと、理想を掲げてその前に倒れ、再び立ち上がってその困難に向かう姿勢も捨て、前提を下げてしまったなら・・・あとはズブズブになるだけだろう。
「棄権」じゃね～～～だろ！？
とにかく、現状の日本に憲法をいじる実力は備わっていないと思うので、改正に向けて進まなないコトは、案外まともと言えば、マトモなのかもしれない。分相応だろう。
困難・苦難は自ら生じさせている。この自らというのは個人の場合もあるが、個人ではどうにもならない集団で生じている場合は統治の問題だから・・・結局はまだまだ不完全な近代以降の統治法というワケだ。もっとも基本的なトコロは、教会の司牧やら、もっと言うなら「荒野の40年」で起こったコトと大差ないからねぇ。
というコトというワケではないが、このところ旧約聖書をポチポチ読み直している。
「ナンじゃ？今の状況と大差ないんじゃね？」
と思うトコロ多々。というコトなので、今後1000年経っても5000年経っても、月面で生活しようと火星に行こうと、同じ問題とともに人類という野蛮な動物は存続していく・・・んだろうか？
ま、どこかで決定的なクラッシュを経験するだろうな。
地球温暖化も止まることはなさそうだし・・・それでも悲観せずに前向きに生きていくのも人ならば、後ろ向きに生きていくのも人だから。せめてワガハイ的には論語で書かれている「中庸を生きる」という考え方を目標に、残り人生をヨタヨタ歩きたいものだと思うのだった。
画像は神奈川県山北町の、JR御殿場線「山北」駅に隣接する「山北鉄道公園」内に展示された「D52 70」だ。御殿場線で走っていた蒸気機関車で、というコトはワガハイが幼少期に見た機関車かもしれない。喘息持ちだったから、機関車の煙が気管支に良くないと言って母親はなかなか近づいて見させてくれなかった。国府津駅でガチで現役のD52が見たくてねぇ・・・小学校入学の頃には症状も改善したから、時間制限付きで近づく許可を母親から得られたけれど。
明日も画像は「D52 70」の続きだと思う。
