Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

神奈川県秦野市「乳牛通り」・・・曾屋神社へ至る

昨日の続きで神奈川県秦野市、乳牛通り界隈だ。

 

SDGsのコトって、勿体ない精神を発揮すればかなりイケる筈だ。余さずに使い切るというのは、モノには命が宿るという考え方が(まだ)浸透し、共有されている日本ならば、他国よりも容易に実現出来る筈だ。

だが、実際は2020東京オリンピックでの廃棄問題は酷かったみたいだねぇ・・・コロナ対策で細かなところまで神経が行き渡らなかった、というコトはあり得るが・・・(一応、その辺りは幾らかさっ引いてあげないと可哀想かもしれないが)。忘れちゃいけない失敗だな。まあ、開催したコト自体が未だに?????と考えるワガハイの立場だ。

環境のコトが切羽詰まってきているとすれば、スポーツや文化という交流さえも、やり方を変えて行かなければダメだろうし、イベントの終焉だって考えないとダメだろう。まあ、冬季オリンピックが開催不能になるのは目に見えている・・・温暖化で雪も氷も無くなってしまう。人工降雪機を稼働させる為に使う電力が、全て再生可能エネルギーになればイイのかもしれないが。スケートリンクの氷も然りだ(リンクの氷を維持するのって凄いエネルギー使うだろうなぁ)

そして温暖化の主な原因が、二酸化炭素やメタンガスとされて騒いでいるが、本当の原因っていうのは取り沙汰されてはいないだろう。原因の根幹は「人間の欲望とあたま数」だな。だから人口減少というのは、ひょっとして上手に切り抜けていけば、未来があるかもしれない。コンパクトな社会というのは、エネルギー消費も少ないだろうし、効率化したコンパクトな社会ならば尚更だろう(その実現の為に、経済的成長が見込めれば欲望は動く)

豚や牛といった家畜から排出される温暖化ガスばかり矢面にしてはいけない。人間だって動物であり、地球上で最も異常繁殖している哺乳類なのだから。で、このことはいろいろな議論が容易に想定出来るし、問題発言とされるかもしれない。でも忘れちゃいけないのは、人間もモノ食って排泄する動物だということだ。どうも人間っていうのは、自身が動物であることを認めたくない動物みたいだからな。

 

人間が豚や牛を食べないで、植物由来のタンパク質を中心にした食生活に移行していくという、つまりビーガン的なコトを推奨し始める動きもある。精進料理っていう言い方もあるだろうがね。だが、大豆やゴマのアレルギーの人はど~するんだろう?幸いなコトに、ワガハイは大豆に関しては大丈夫だ。しかしゴマは怪しい(こうした肉の代替製品には小麦も使われているコトがあるが、小麦アレルギーの人もいるからね)

故に精進料理を食べに行くというのは、ほぼ絶望的である。だが、ワガハイは肉や魚にはアレルギーが一切ないので、絶対的にビーガンにはなれない。そういう人もいるんだがねぇ。ま、こりゃあ健康に問題無い人の考え方だな。一応、いろいろな制約の中に生きている人もいるというコトを忘れないでほしいと思う昨今でございます。

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「ミズガミ町」なのか「スイジン町」なのか?

乳牛通りがチュウシ通りであることからも、もう・・・いちいち何て読むのかビビリだしてしまう。それで水神町だって「ミズガミ町」なのか「スイジン町」なのか、はたまた「ミナガミ」とか「ミナカミ」とか読めなくもない。この住所表示を見つけた時、瞬時に悩んだな。まあ「スイジンチョウ」というのが正解率としては高そうな予感はした。

それで帰宅後に調べて見た。まあ、現場で調べてもヨカッタんだがねぇ・・・スマホ使っているんだがら。だが、老眼と乱視なんで出来るだけ細かいコトはスマホの小さい画面でやりたくない。だから切羽詰まったコトでない限り、自宅のPC画面で調べるのだ。若い人からすればダサいだろうが、そういうコトになってくるのだ。

調べるには日本郵便の郵便番号調べを使えばいい・・・町名に全てカタカナでルビがふられているからね。で・・・スイジンチョウで正解!(ただ、乳牛は現在の地名として使われていないので、調べられない)

水の神という地名に「秦野水道発祥の地」がある。良い水に恵まれるというのは、神様の恩恵であると、そうあつく考える人は、昔の方が多かったかもしれないな。

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県道705号線からみた「秦野水道発祥の地」入口

乳牛通りから横断歩道を渡ってすぐ、「曾屋神社」がある。もう細かく説明するまでもなく、明らかに神社がある。

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曾屋神社

〈天長年間(約1,190年前)の御鎮座とされ、貴重な湧水地であったため、「水を司る神様」をおまつりしたことが創始・・・〉と、曾屋神社のHPに説明されている。御祭神は・・・

水波能売命(ミズハノメノミコト)
伊邪那美命イザナミノミコト)
誉田別命(ホンダワケノミコト)
事代主命コトシロヌシノミコト)
加茂別雷命(カモワケイカツチノミコト)
菊理比売命(ククリヒメノミコト)

 

また、往時には十日市場、宿場として栄えたというから、神社の湧水を囲んで人々が集って生活されていたんだな。

井戸があり、人々が集うから井戸端会議ってコトになり、情報交換の場であり、噂話が伝播される場であり・・・マイナスなコトとしては喧嘩もあっただろう・・・水利でどれだけの紛争が起ったことか。トラブルだってあっただろうねぇ。

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手水舎

水道水を使った手水舎ではないのだろう・・・こういうのも掛け流しって言うんだろうか?

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曾屋神社

本日のブログで秦野が終わるかと思ったんだが、結構な分量がありますな。もう一回やらないと一通りの紹介が終わらない。明日はいよいよ境内にある湧水に到達する予定ですな。お楽しみに!