今朝の・・・というよりは本日午前10時半頃に撮影した画像だ。幾らかデータを紹介すると、シャッタースピードは1/400、絞り値がf 4、感はISO200で、使用機材がオリンパスE-M1 mark 2、F3.5 Macroだ。
マクロ撮影っていうのは、屋外撮影の場合は被写体ブレがなかなか悩ましいところ。カメラの手振れ補正機能が優秀でも、被写体が風でプルプル動いていたら厳しい。今日は幸いなコトに風もほとんどなく、いとも簡単に撮影することが出来た。ソコソコ速いシャッターが切れたのも、撮影が楽だった要因だろう。
だが、これ以上に拡大率を上げていくとなると、手持ち撮影では厳しくなってくるだろう。三脚とか、微風対策とか考えないと・・・段取りが一挙に面倒なコトになってくる。それに、レフ板など持ち出してアレコレやりだしたらキリがないし、そういった気力体力も減ってしまった昨今だ。
因みにレフ板は大昔と比べて随分と扱いが楽になった。Lastolite の丸めて収納出来るレフ板を持っているが・・・このところ全く出番がない、というか面倒だから持ち出さないのだが(あんなに便利な道具でも面倒くさいと思うようになった)・・・あれは一つと言わず、2~3種類サイズを用意しておくのが理想だと思う。
発泡スチロール板もレフ板に使われるが、あれはフィールドには向かないからねぇ・・・撮影中にバキバキ割れて、細かい屑が出て回収不能になる・・・マイクロプラスチックだ!薄いベニヤ板とか厚紙を白く塗装するという自作も・・・使えないワケじゃないんだが反射率が足りない場合がある。白塗装の反射率はなかなか悩ましいですな。
というワケで、ワガハイが元気に野山を歩いていた頃は、広げると直径30cm位の丸形レフ板をバッグの中に入れていた。メーカー名も忘れた程の安い品物だったが便利だったねぇ。それにちょっとした風よけにも使えた。
半日陰を好む植物らしい。我家の環境は、ホトトギスの上にモミジがあって、その横にユスラウメがあるので、午後からは日陰の環境になる。そうしたコトもホトトギスに関してはイイのかもしれない。ただ、フェンスの外に伸びていったヤツは、そういう環境下ではないので如何なモノなんだろうか?と思うのだが・・・コチラもソコソコ元気である。ただ、若干だが花が小ぶりのような気もする。種類は同じ筈だ。
見れば見るほど変な形をした花だ。遠巻きに見ている方が綺麗だと思う。接近していくと少々気持ち悪い。だが、色や質感をさっ引いて形態だけを見てみると、変な形だけに面白さはあると思う。これ、紙やら粘土やらで模写するように造形してみたら、それはそれで面白いかもしれない。3Dスキャニングで3Dプリンターという手法でもイイけどね。ま、ワガハイは3Dまではチョット手を付けられそうもないが(もっと若かったらやるな)。
これはちょっと種類が違う・・・というのか系統が違うと言うべきか?鉢植えのホトトギス。鉢植えでは水切れはアウト!それはホトトギスに限らないとは思うが、水切れをちょっとでもやってしまうと、花が咲かないように思う。この花はワガハイが植えたものではなく、妻が植えたワケで、始まりは鉢植えからだった。
一つの鉢が手狭になって株分けし、鉢が段々増えていく・・・途中で栽培放棄に近い状況になって、ワガハイが植替えなどしてしまったところ、また増えた。一応、元気な株を残すように選抜してはいるが、増える。まあ、増殖していくというのは生命体としてはそういうモノではあろう。
庭植えのホトトギスは、ワガハイの大先輩がホトトギス好きで、我家に来られた際に「もっと綺麗なヤツがあるから、今度持ってくる・・・」と言って、分けてくれたものだ。ナニに付けても凝り性の人がいるんだねぇ・・・ホトトギスのマニアもいる・・・そりゃあ、いるだろうなぁ。
横から撮影すると、花のつくりが分かりにくいかもしれない。それを分かりやすく撮影しようとすると、被写体の花を選ばねばならない。そしてアングルも微調整が大変だ。そういう目的ならば鉢植えの方が便利・・・鉢はグルグル回せるからねぇ。庭植えの場合は、まわりの植え込みや、場合によってはモミジを切り倒さないと目的のアングルが得られない。鏡を置いて、その反射像を撮影するという奥の手もあるが・・・まあ、面倒ですな。
因みに撮影データは、1/100秒、F5.6で、機材は冒頭の画像と同じである。半逆光なので蕾の産毛が分かりやすい。
以上、本日は庭のホトトギスでした。画像は全てノートリミングで、フォトショップ上での画像の補正や加工は行っていません。ただしRAW現像と、[adobe RGB] から [sRGB]への変更だけは行っています。
天気イイねぇ・・・でも何か?花粉かナニかが飛散しているみたいだ。外にマスク無しで出ると、鼻水が止まらなくなる。コロナ禍であろうと無かろうと、マスク生活を止められないアレルギー体質ですな。しかし・・・なんでもう少し辛抱してマスク生活を続けないんですかなぁ・・・イギリスの人達のコトなのだが?余程マスクっていうのが屈辱的な感覚なんだろうか。なんか最近は、取り柄の少ない日本って感じがするが、せめてコロナはいち早く収束させたいもんだ。塩野義製薬、頑張れ!
ホトトギス第一弾!は以下リンクで御座います。