Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

夏に酒は熱燗で!・・・パラ観戦は少し冷静に・・・「熟成 丹澤山 純米酒 雄町70 火入 2015年度醸造」

「死刑!」というと、先ず「がきデカ」を思い出してしまう。ワガハイはあまり漫画は詳しくないのだが、ありゃあバカウケしたからねぇ・・・少年チャンピオンの連載だったよなぁ?下ネタギャグだったが、「八丈島キョン」を有名にしたんだよなぁ?

不謹慎にも、指定暴力団トップに死刑判決というニュースを聞いても、先ずは「こまわり君」の「死刑!」っていうポーズが思い浮かんでしまう・・・そういう世代なんですな。1970年代中盤、少年期を過ごしたならば、「がきデカ」は避けることの難しい漫画でしたな。

北九州で起った信じられない事件は、あらゆる武器が出てくるから理解不能。手榴弾にロケットランチャーって、なんじゃそれ?ど~して何処から入手出来るんだろう・・・不思議だ。(ワガハイは、協会酵母も入手出来ないのにねぇ?)蛇の道は蛇、って言うが、裏ルートは無数にあるのかもしれない。

 

ならば協会酵母も裏ルートがあるんだろうか・・・?まあ、酵母が入手出来たとしても精米がど~にもならないからな。せめて70%磨きたいんだが、飯用の精米機ではソレも適わないからねぇ・・・やっぱり密造は出来ないようになっておる!無理矢理やったとしてもドブロクまでで、清酒にはちょっと手が届かないだろう。そしてどんなに頑張っても、こういう酒はシロートには造れないだろうからなぁ・・・ポリポリ

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熟成 丹澤山 純米酒 雄町70 火入 2015年度醸造

これ、まだまだ熟成すれば伸びるんじゃないだろうか?という酒。なので、抜栓してからは焦らずにユックリと呑んだ方がいい。初日は少しテースティングしてみる・・・米が「雄町」ということで、先ずは室温で・・・熟成されていても初手は雄町独特の硬さを感じる。そして燗酒にしてみるんだが、ウルトラ・ド燗酒「丹沢山 麗峰」に並ぶ燗付け適性の酒でしたな。熱燗の世界を享受したいなら、この酒はお勧めですな。燗にすると硬さがとれて香味が一気に馴染む。

室温でも旨いんだが、燗上がりを体験してしまうと、ひたすら燗酒を味わうコトになる。真夏でも熱燗!

熱燗の楽しみは、アツアツの香味を楽しむだけではない。徐々に冷めてくる過程の香味を楽しむ・・・そして燗冷ましの味わいも、この酒は美味。熱燗から急冷させるという楽しみもあるんだが、まあ、そこまでしなくても十分過ぎる程に味わえる。手間かければ味わえる香味というのもあるんだが、暖めたり冷やしたりと、忙しくなってユックリ味わう気分が削がれるというのも勿体ないようにも思うんですな。

ホントにねぇ、温度計がデジタルになったから楽な面もあるけど、熱燗のいい温度を見計らって燗を外し、今度は急冷させるのに温度計と睨めっこ、なんてコトやってたら・・・やってるコトは理科の実験みたいな感じでねぇ、酔っている場合じゃなくなってくるからねぇ。ま、一回はやってみると、それはソレで楽しいですがな。

これを呑みながらパラリンピックをテレビ観戦するというのはイイな。これ、まだ売っているだろうか?買った時に酒販店の棚にはもう一本残っていたな・・・夕方なら立ち寄れるから行ってみるか?

黒埼茶豆新潟県)の枝豆で、冷や奴で、と、つまみがナンダカ大豆類ばかりだったんだが・・・合うんだよなぁ。ワガハイの枝豆は、茹で上げて塩を振りかけるコトはしないんですな。塩分は浸透圧を考慮しながら茹でて、豆に適度に塩分を含ませるようにする・・・そういう枝豆をつまみにして楽しんでおりますな。

ところで、下画像の裏ラベル・・・「タンクで熟成致しました 冷や・お燗(60℃±0)でお楽しみ下さい」って書かれている。なかなかシビアな温度に対する要求ですな。

60℃±0

まあ、そこまでシビアでなくても大丈夫!ただし60℃を超えるのは注意した方がイイ。55~60℃といった温度で大丈夫ですよ!ワガハイは一応、58℃で燗付けしてたけどね。

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マイドの裏ラベル

パラリンピックが始まった。そして開会式会場の外は人だかり。ご近所の方々が集まっているっていうことではなさそうな報道を見ていて、やっぱりお囃子が聞こえれば集まってしまう、というコトなんでしょうな。せめてお願いだから、鼻出しマスクで密集しているのはヤメて欲しいものだ。なんでそうなるのか?これもまた不思議なコトに思えるが、それでも「手榴弾にロケットランチャー」入手するコトよりは理解出来るか?

しかし、元気なんだなぁ・・・この暑い中、千駄ヶ谷界隈まで出かけて、人混みでさらに暑くなり、興奮して熱くなり。コロナ禍の厳しい局面なんだから、もう少しクールにパラリンピックを観戦出来ないものだろうか?

学校のパラ観戦で生徒のPCR実施・・・ふ~ん?学校現場と親達は戸惑う。子供たちに見せたいと言う「1964五輪の経験からくる首相の願望」に国民をつきあわせて、このご時世で同じような感動と思い出を作り出せると考えている・・・んだろうな。これもまた不思議なこと。

(思い出の共有というのは、古典的な統治の根底にある手法で、今もまだ有効なんだろう。かつての思い出は「宗教的思い出」の共有であった。だからその思い出を共有出来なければ排他的に扱われたのは、今もアフガニスタンで継続中。近代以降はその思い出を別のものにすげ替えたはずなんだが・・・手法としては大昔と大差ないな。)

そして、国民の全てではないだろうが、恐怖を与えることになる。ということが想定出来ない?ある意味狂信的な、政教分離に反した状態と似ているようにもワガハイ的には思える。

 

パラ観戦の後、「子供の健康を注意深く観察するように」ということらしい。だが、スジとしては親達にワクチン接種を完了させるべきだった。何故かと言えば、子供は助かっても、親は死ぬかもしれない。両親が重篤化した状態で子供を誰が助けるのか?逼迫する状況をさらに悪化させてしまう恐れのあることを行なう。当然のことながら、政府は覚悟を決めているんだろう(これはイヤミである)。ただただ、「コロナ孤児」ということが生じないことを願うばかり。そしてそれは、学校の二学期スタートでも気になることだ。

ワガハイの住む近隣市町の感染状況を見るに、10才代、10才未満の感染者が目立つように感じているからだ。

 

楽しみは享受する・・・だが慎重に丁寧に過ごしましょうよ!

 

〈追記〉2021年8月26日

この画像を入れ忘れておったので追加する。

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酒の色味はこんな感じ