Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

埃かぶったウイスキー用テイスティング・グラスを洗う・・・「菊姫山廃仕込 生原酒 純米酒 無濾過 K-7」

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菊姫だねぇ~

石川県には何度も行ったことがある。その目的地は輪島なので、複数回行ったのは石川県というよりも能登と言った方がいいかもしれない。

ワガハイは輪島塗が好きなのだ。で、輪島と言えば技法的には沈金というのが代表格なんだろうが、本堅地(ほんかたじ)と呼ばれる下地技法の代表が輪島塗とも言えるだろう。

お土産品としては、価格的なことから箸を購入するというのが多いだろうとは思う。そしてその箸に関しても、様々な工夫がされているコトがあるので、漆器店で説明を聞いてから納得して購入されると楽しみもより増大するんだな。まあ、輪島らしさを楽しみたいならば、シンプルな沈金の加飾が施されたものは、毎日の食卓を少し優雅に演出してくれるだろうな。

漆器店をウロウロするのも楽しいし、朝市に行って海産物を物色するのも楽しい。いしる、いしり、と呼ばれる魚醤も名物だし、鯵や鰯をぬか漬けにしたものや、ふぐの卵巣のぬか漬けという、猛毒をも征してしまった美味なる食材もある。海鼠腸、クチコという珍味もある。もう、食の楽園である。

そして能登半島沖に舳倉島(へぐらじま)という小さな島があるのだが、ここで採れた小さなサザエなどを直ぐにいしるに漬け込んだものがあって、コレはたまらない旨さである。ただし、ソレなりに匂いは独特なので苦手な人はど~にもならないだろう。

鮮度の素晴らしい海鮮と、保存食としてのずば抜けた香味が両立している食文化・・・能登!コロナが収まったなら、是非再訪したい地のひとつだ。

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石川県の酒だが能登で造られているワケではない・・・これはレギュラー「山廃菊姫

金沢は、そりゃあ見所満載でねぇ・・・ワガハイ的には京都なんぞよりも圧倒的に好きなんだが、金沢駅前の鼓門はど~にも気にいらね~なぁ。あと、21世紀美術館だっけ?あれが出来てきたあたりからの金沢の開発全般が、ど~も気にいらね~なぁ。で、つまらなくなったので、それ以来、金沢の街は通過するようになったな。近江町市場と俵屋の飴以外は、興味なくなってしまったな。

ただ、個人的には困ったことに〈東京国立近代美術館工芸館は2020(令和2)年10月25日、通称を国立工芸館(NCM)として、皇居のほとり北の丸から、工芸のまち石川県金沢市の本多の森に移転し、新たなスタートを切っ〉ちゃったんですな。ここは、立寄らざるを得ないというコトか・・・まあ、県立美術館とあわせて観覧すればいいというコトだな。駅から遠いんだよなぁ・・・

注:〈 〉内は国立工芸館のウェブサイトより引用

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こちらは無濾過生原酒 山廃「菊姫」 K-7(協会7号酵母という意味)

ワガハイ的には全く不覚である・・・いまだ白山市鶴来には行ったことがない。

かつてとても若かった頃、金沢香林坊からフラフラと片町方向へ漆器店を物色しながら犀川を渡り、にし茶屋街を抜けて北陸鉄道の「野町」駅まで歩いたコトはあった。そこから終点の「鶴来」まで乗ってしまえば、そこから徒歩10分強で「菊姫」の蔵まで行けたのだが・・・ま、その時は片町界隈の漆器店でシンプルな棗を見つけてウダウダと時間を費やし、鶴来まで行く時間が無くなってホテルに戻ったんだな。

蔵まで行ったからといって、ど~というコトも無いんだが・・・やはり鶴来の何処かに宿をとって・・・って?グーグルマップでザックリ見てみると、宿らしきものが見当たらんぞ?まあいいや、小松から往復でもいいかな、「菊姫」と「萬歳楽」の蔵の外回りを見て、蔵内見学は基本的にワガハイは無理しないので、直売があればソコで一本買えれば、それで充分なのである。

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一升瓶の肩に貼られた「菊姫」のラベルは目立つ

当ブログの以下リンクでは、無濾過生原酒ではないレギュラーのコトを書きましたな。

etsuro1.hatenablog.com

火入れ酒と生酒では、同じカテゴリーとしては比較出来ないが、生酒は要冷蔵は厳守!冷蔵庫に余裕がないとナカナカ厳しい。だが、久しぶりに呑んだレギュラー「菊姫」が、とても美味かったので、これまたお久しぶりに無濾過生原酒の「菊姫」購入にいたった。

で・・・その内容は言うまでもない。最高に満足出来る山廃であり、悦に入る!日本酒のフルボディの極みだなぁ・・・そして、酒器に関しては選ぶ必要を感じた。この酒は一口で含める酒の量を、出来るだけ自然に少量に抑えられる酒器を選ぶというのもイイだろうな。

ということならば・・・コレだ!

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ウイスキーテイスティング・グラス

随分呑んでないウイスキーなので、お久しぶりのテイスティング・グラスを引っ張り出した。それを急いで洗って水滴を拭き取る時間も惜しんで「菊姫」を注ぐ・・・結果は最高!ちょうどイイ具合の一口の量になる。これで無濾過生酒「菊姫」を楽しむペースが決まった。この酒器に決まったというコトでも、この酒の持つ雰囲気が分かろう。

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無濾過生酒「菊姫」色はこんな感じ・・・

いわゆる利猪口よりもガラスの素材を透過する光の影響で、酒の色が明るく見えて涼しげ。

日本酒に関しては、ワガハイ的にはあまりガラスという素材の酒器が好きではないんだが、これは納得しましたな。

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裏ラベルですな

さすが生原酒・・・アルコール分19度!(レギュラーは16度)だからこそ、よりスローペースで楽しみたい充実感。でもねぇ・・・清酒としてはほぼ振切った香味世界に行っちゃった感じになるのかな・・・あとは活性原酒とか、にごり系の世界に突入ということになってしまうな。

真夏のクソ暑い日、冷蔵庫からこの「菊姫」を取り出してウイスキーテイスティング・グラスに注ぎ・・・枝豆、というのもナカナカいいですな。枝豆は茶豆系なんかイイですな。

鶴来の街は、海辺ではないが、「菊姫」は冒頭で書いた輪島の食材などにも合わせやすいだろう。個性の強い食材にも負けないキャラクターですな。それは決して酒で舌を洗うというようなコトではないからねぇ・・・

さて、菊姫では「山廃純米 呑切原酒 K-7」が出荷されている。何処かで見つけたら買ってみようと思う。これ、昔呑んだ記憶では濃醇にして美しい酒でしたな。