Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

LIVIA Feteasca Neagra 2018・・・ルーマニア・ワインから預言者エレミヤを想起するプロセス?

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LIVIA Feteasca Neagra 2018

Feteasca Neagra・・・フェテアスカ・ネアグラといって、ルーマニアの土着品種といわれる葡萄から造られた赤ワインだ。「黒い乙女」とも呼ばれるというが・・・つまりルーマニア語を日本語訳すればそういう意味なんだろう。まあ、ネット翻訳によれば・・・

fată 女の子

neagra negru 黒い

というコトまでは分かった。この件についてはここまででオシマイ。深追いするコトもなかろう。

この葡萄から造られるワインの特徴としては、ガーネット色であること、ドライプルーンのような香りがあり、力強いイメージというのが概ね共通するようだ。そしてタンニンはしっかりとしながらも繊細だという。とにかく、数千年の歴史を持つ古代品種らしい(ま、葡萄品種の歴史ってぇヤツは、古いのは凄いことになっているからなぁ・・・マスカット・オブ・アレキサンドリアとかね)

 

で、今回の「LIVIA Feteasca Neagra 2018」は、ユーロアジア交易販売株式会社というところの通販(楽天)で買ったな。たぶん、ワガハイの記憶が確かならば、ニコライ堂のバザーで売られていたルーマニア・ワインも、ここの会社が輸入したものだったはずだ。

ニコライ堂のバザーのコトは当ブログ以下のリンク先を参照くだされ!

etsuro1.hatenablog.com

スクリュー・キャップである。ボルドー・グラスに注いでテースティングすると、なかなか派手なワインである。そして香味の傾向はいたって分かりやすいもので、ガーネットというよりはルビー色であり、ブラックベリー(我家は育てているからねぇ)をイメージさせるものだった。だから大勢のワイワイガヤガヤしたパーティーのような環境で提供するには向いているだろう。一方、自宅で静かに呑むにはややうるさい、といえるかもしれない。

ちょっとパーティー自粛状況下では不利なワインかもしれない。だが、ワインにたいして拘らない人が参加するパーティーでも、多くの賛同が得られそうなフルボディだと思いますな。コロナ禍の収束を待とうではないか。きっとこのワインのパフォーマンスが最大限に引き出されるためには、それが必要だな。

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一応裏ラベルですな アルコール度数は高め

ルーマニアのワインについて、ついでだからワガハイのメモ代わりに幾つか書き記しておこうと思う。

 

ルーマニアの代表的土着品種

白・・・フェテアスカ・アルバ / フェテアスカ・レガーラ / ムストアサ・デ・マデラト
赤・・・フェテアスカ・ネアグラ / カダルカ

 

ルーマニア・ワイン取扱業者

ユーロアジア交易販売株式会社楽天市場で直ぐに送ってくれた素早い対応に感謝!)

ユーロアジアトレーディング株式会社(実店舗が横浜本牧にあるらしいので、いろいろ落ち着いたら行ってみようと思う)

 

さて、ルーマニアから舞台はフランスに移る。ここ数日なんだが、モワサック(サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路)のコトを考えている。勿論、ワガハイは訪ねたことがないので、かつて見た資料のコトを思い出しているのだ。ボルドーからトゥールーズへ向う途中に位置する街だな。

で、モワサックって言ったら「サン・ピエール修道院」ってぇコトになるわけだが・・・Tripadvisorの口コミなんぞ見てみると、当たり前だろうが高評価で、実に不愉快である。なぜなら行ったことがないというヒガミだ。修道院である・・・まことにワガハイは修行不足なので羨ましいのである。

中庭の回廊が有名で、なんらかの機会に写真やら映像やらで見たことがある人は多かろう。ワガハイもその一人だ。だが、このところ気になっているのはエレミヤ像だ。

 

エレミヤ(Jeremiah)は紀元前7世紀の予言者だ。エルサレム近郊で司祭の家系に生まれたという。エルサレム崩壊を預言し、バビロニアの侵攻を歓迎した彼は、エルサレムの統治(政教分離じゃないから・・・宗教儀式)が神に対して内容のないモノだと批判していた・・・という乱暴な説明に留めておくが、人々の顰蹙をかって裏切り者とされた。ま、最終的にはエジプトに逃れて死んだとされる。

ゼデキヤ王は、エレミヤを監視の庭に拘留しておくよう命じ、パン屋街から毎日パンを一つ届けさせた。これは都にパンがなくなるまで続いた。エレミヤは監視の庭に留めて置かれた。(エレミヤ書 37章 21節 新共同訳)

「王様、この人々は、預言者エレミヤにありとあらゆるひどいことをしています。彼を水溜めに投げ込みました。エレミヤはそこで飢えて死んでしまいます。もう都にはパンがなくなりましたから。」(エレミヤ書 38章 09節 新共同訳)

※ アンダーラインはEtsuro1による

 ワガハイは、エレミヤというと上引用箇所のアンダーライン部が気になってしまうのだ。つまり、パン屋街というのがエルサレムにあって、毎日そこで複数のパン屋が沢山のパンを並べて売っていたのだろうか?釜はひょっとして共同釜だったのだろうか?当時の街の風景を想像しながら、それが都の人たちの生命線のひとつである以上、パン職人達によってギリギリまで提供されていたが、「もう都にはパンが」ない!この状況が我が身に起こったと想像するコトは絶するものがあるが、戦争というのはそういうもんだろう。今も地球のどこかで似たことが起こっておる。このコロナ禍においても性懲りも無く、だ。

 

さて、ソロソロまとめよう。「LIVIA Feteasca Neagra 2018」のラベルが縦に長いというのが、どうも「サン・ピエール修道院」のエレミヤ像を思い出させるんだなぁ・・・まったく個人的な感性の問題だろうがね。このエレミヤ像も縦にビヨ~ン!って長いからねぇ。そしてパンが無い!というコト・・・エレミヤほど深刻な問題ではないんだが、我家の明日の朝食・・・忘れずにパンを買ってこないとイカンなぁ。ま、飯炊いてもいいけどね。

 

〈補足〉

Jeremiah(エレミヤ)

jeremiad  名詞 意味:(長く続く)嘆き,悲嘆;泣き言,恨み言

というコトだったねぇ。

で、ちょっと調べてみたんだが、こんな用例が出ていたな。

a jeremiad against any form of government
政治のあらゆる形に対する恨み言 (英ナビ!辞書)

jeremiad・・・Jeremiah 昨今の状況の中、エレミヤ書でも読み直してみますかな?