Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

しみだらけで発見する・・・16ミリ映写機操作講習会

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16ミリ映写機操作技術テキスト

突如発見というか発掘というか、段ボール箱の底にありましたな。あまりに汚いので貴重なアルコールで消毒した。

内容は「視聴覚教育について」「映画会の持ち方について」に始まり、一般電気知識、映写機の基本構造、映写室設計、フィルムの取り扱いや接合などだな。

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中身をちょっとだけ・・・

16ミリは映写資格というのがあったんだなぁ・・・二日間ぐらい、講習会に行った記憶があるねぇ。その資格は2~3回は活用したと思うんだが・・・すぐにビデオの時代に変わったんだな。

このテキスト、もう使うことはないんだが・・・しかも汚れているし・・・捨てようかとも思ったが・・・ま、一応ナニガシカの資料になる・・・かなあ・・・とっておくことにしよう。

今やUSBメモリSSDという回転部分の全く無い記憶媒体に映像データを保存し、プロジェクター投影というスタイルが当たり前になったし、商業映画館のデジタル上映だって、昔のように巨大な映写機が複数台並んでいて、巨大なリールに巻き取られたフィルムがクルクル回っている訳じゃ無いんだろう。

やっぱりアナログ時代に育ったもんだから、物量という魅力にはたまらない感慨があるんだけどね。

ああ、スチューダーの録音機が76cm/sで録音テープを走行させていた時の図・・・アルテックの"604-8G"とか"604-8H"とか、マッチョでしたなぁ・・・なんかいきなり子供の頃に社会科見学?で行ったスタジオを思い出すねぇ。あれ、日本コロンビアのスタジオだったのか、それともビクターだったのか?ちょっとだけ音出ししてくれてね。エルビスだったんだけど、子供ながらになんかワリーことしてるみたいな強烈に分厚いサウンドだったねぇ。

今の住宅環境でアルテックのモニタースピーカーなんて置いて、それに見合ったパワーアンプなんぞ用意して鳴らしたら・・・社会的制裁が待っていそうだな。やっぱアルテック・・・懐かしいねぇ。趣味はJBLじゃないねぇ・・・。でもま、中古で買って何かするなんていう体力はもうないな。

同様にベルハウエルの16ミリ映写機とかね・・・これ、動かなくてもカッコイイからな。ああいうメカニカルな美っていうのは、もうロシア構成主義を超越するものがありそうだよねぇ。