じ~~っと見ていると、顔にも見えてくるビオラの正面図。
丈夫で管理も楽な花だから、やっぱり人気なのだろう・・・あちこちの園芸店、農協直売店、ホームセンターでズラリと並べられている。ワガハイも、ついつい足を止めて眺めてしまい、購入すべきかと思案してしまう。誘惑エネルギーは強めだと思う。
f5.6 1/125 ISO400(参考までにデータ付けておきますぅ~)
撮影に用いたマクロレンズはオリンパス・・・とつい言ってしまうが、OM SYSTEM の製品で、最もコンパクトでマクロの定番だ。
コレね!
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro | OM SYSTEM
30mmという焦点距離は、撮像素子のサイズからして35mmフルサイズに換算すると2倍だから60mmとなる。フィルムで長いこと撮影してきた経験のある昭和30年代生まれの人間だから習慣上、いちいち2倍にして意識しないと、オリンパスのフォーサーズというフォーマットに適応出来なかった。
やっぱり、レンズ画角っていうのはいちいちファインダーを覗き込まなくても、見た目で把握出来るようにいつの間にか訓練されていたから。だから被写体との間合いっていうのも、使うレンズのパースペクティブに合わせてほぼ一発で決めてしまうという・・・職人技の領域に入っていたからなぁ・・・ポリポリ。
そんなの、今の時代には大した意味はないけれど・・・ズームレンズの性能が向上したお陰で、わざわざ沢山の単焦点レンズを揃えて、その機材一式をバッグに入れて動く必要もなくなった。だから焦点距離を固定して、自分の足で動いて間合いを探るなんてコトは、ほとんどの人が・・・あまりやらないだろう。
そんな世の中になって、やっぱり単焦点レンズでないと・・・ナカナカなんていうか、まだまだ高倍率の世界になってくると・・・ズームレンズの至近距離を稼ぐだけでは厳しいのかなぁ。
ま、とにかく単焦点レンズを1本購入するとなると、マクロレンズってぇヤツが第一候補になる人も多いのでは?このOM SYSTEMの30mmマクロは、35mm換算で60mmだから、いわゆるフィルム時代の標準マクロ50mm f3.5よりもやや望遠気味になる。その僅かな望遠寄りっていうのが案外撮影を楽にしてくれる。
ワーキング・ディスタンスってぇヤツの話しだ。被写体とレンズの先端部との距離が少し保てるので、カメラを構えるのが楽。これ以上の間合いを得ようとすれば望遠マクロになっていく・・・と。
そしてこの30mmマクロの良いトコロは、重さが128gと軽いこと。頼りない程に軽い。コレって大丈夫なの?と思う程軽い。懐に優しい分、外装はイマイチ高級感はないケド。だが、ナカナカの鮮鋭度が得られるからワガハイはお気に入り(マクロレンズの新機種も出たケドね・・・コレの方が圧倒的に軽い)。
ナニニつけてもコンパクトで身軽なマイクロフォーサーズだけど、なんかあった時に備えてマクロ1本加えて持ち歩くってったって、128gの追加だから。
35mmフルサイズ一眼も、ミラーレス化でコンパクトになってきているケド、やっぱりまとまった機材をバッグに入れたら重いわなぁ。フットワークも重要な機能の一つだからねぇ。ランドクルーザーじゃデカくて入っていけないトコロでも、ジムニーなら入って行ける・・・ってなもんだ。
ワガハイはOM SYSTEMの回し者ではない。一愛用者として長年使ってきての感想だ。なんでもフォーマットがデカけりゃイイってぇもんじゃない。アナログ時代でも、4×5や8×10の大判でなければ撮れない世界もあれば、6×6でなければ撮れない世界もあった。そして35mmの独壇場だってあった。
さて、スギ花粉が厳しい状況だが、たまにはフィルムカメラでナニガシカを撮りたいもんだ。ミノルタのSRT-101でも使ってみるか?ありゃあ、重たいんだよなぁ。
蛇足・・・「マクロレンズ」と入力したのに、なんで「マグロレンズ」と変換するのだろう?