Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

御殿場の日常は非常事態風だが平和・・・ラングドックのリーズナブルな赤ワイン

御殿場(静岡県)の街というのは、慣れないと不思議な街である。時々、遠くから銃・弾薬系の音が響き、上空にヘリが飛び、くすんだ色をした車高の高いトラックが走ったり止まったりしている。

世界文化遺産の富士山の認定に、自衛隊演習地というのがどの様に評価されたのかは知らんが、この物騒な騒音もまた文化の一つの要素として評価されたのだろう・・・と、勝手ながら思っている。

陸上自衛隊 東富士演習場」って、富士の裾野のイイところを占めているんだよなぁ。これが樹林だったなら、どれほど豊な自然を楽しめることだろうか。「板妻駐屯地」「富士駐屯地」「滝ヶ原駐屯地」「駒門駐屯地」、ざっと記憶だがこんな感じなんだが、それに「米軍海兵隊キャンプ富士」もありますよ・・・と。

最近でこそ、騒がれなくなったがオスプレイもジャンジャン飛びますよ・・・と。

独特だよねぇ、オスプレイの飛ぶ騒音って。そりゃ、垂直離発着は便利だし、ヘリと違って水平飛行でのエネルギー効率もイイだろうから、オスプレイの安全性が高まればそれに越したコトはないと思う。確かに以前よりも事故の話は聞かなくはなったし・・・でも、情報操作されているのだろうか?

 

昔々、ソビエト連邦だった頃のアエロフロート国内線は、まあまあ墜落が日常茶飯事だったと聞く。国際線は国のメンツがあるから事故率はさほどでもなかった・・・と。だが、モスクワで国内線に乗り換えると途端に機材がボロくなり、いかにもヤバい雰囲気だったと聞く。

某大手商社勤務の方の話では、そうした国内線を使う地域に派遣されるとなると、覚悟を決めるなんて言っていたから。

現在のロシアはど~なっているのか知らんケド、ウクライナ問題以降は欧米の航空機機材のリース契約も無視して、機材のメンテもソレナリなんだろうし、まあまあ他のルートからメンテ資材なんてぇのは流れてくるモンだが、それ程国際路線も飛ばなくなっているだろうし、技術は軍関係に集中しているだろうし・・・案外、再び墜落は増えているのかもしれないな。

 

で、例によって話題は脱線していった。今日は御殿場の話である。ワガハイは時々御殿場に行くし、通りすがりというのもある。そしてちょっとコンビニなんぞに立ち寄るコトもあるわけだ。すると、何ていうのか知らんが陸上自衛隊の車両がセブンイレブンとかローソンの駐車場にあり、隊員さんたちがゾロゾロと降りてその駐車場にあふれていたり、店内が自衛隊施設内のような感じになっていたりすることがある。

で、マッチョか方々が、アイスクリームなんて買っていたりするワケだ。そして店外で食べていたりする。弁当を大量買いしている人もいるけど、まあまあ皆さん、甘党にお見受けする。

体力勝負だから、やっぱりカロリーを欲するのかな?

その結果、レジはちっとも進まない。故に、コンビニにて大量の自衛隊員の姿を見たら、それは災害派遣ではない。レジが機能不全に陥るだけなので、他の店舗に逃げた方が良い。

でもまあ・・・こうした光景は慣れた。しかし、どうしても慣れないのは、街中を歩いていると、小道から自衛隊の例の迷彩柄の服装の大柄男が突然現れたりするのは、慣れるコトが出来ない。一瞬だがドキッ!とする。そしてそのドキッ!という感情は相手にも伝わるようで、申し訳なさそうな顔をされる隊員もおられるんだな。

こちらも、「あ、こんにちわ!」なんて咄嗟に挨拶してしまったりして。多分、隊員の人たちはこうした反応に慣れているのかもしれず、ササッと身を躱して歩き去る人もいれば、ニヤニヤして「あ、どうも!」なんて返答があったりする。

御殿場の日常は、非常事態風だが平和である!というのが、特にコンビニ界隈における状況なのである。

 

さて、御殿場とこのワインにどの様な関連があるのか?と問われれば、な~んもないんである!

我家の料理酒兼用赤ワインのひとつ

行きつけのスーパーマーケットの酒売り場に並ぶ1000円以下の赤ワインである。たぶん、若干の値引きがされているからこのお値段なんだと思う。そしてその内容は、お値段以上のパフォーマンスを持っていると思う。普段呑みなら気兼ねすることなく楽しめるワインだ。三分の一を料理に使い、チビチビ呑みながら料理をして三分の一を使い、残りの三分の一は食中で呑んで一本終わる・・・的な使い方が惜しげなく出来る。

ペイドックだから、アレコレと難しいコトを気にするべくもなく、イイ感じで呑めるんだからイイんじゃね、ってなモンだ。だから今まではこのワインの詳細について思うコトも無かった。

ただ先日はふと、

「コレ、時々使うけれど、な~んかボルドーじゃないよなぁ・・・な~んかプロバンス???ともちがうなぁ・・・ラングドックっぽい感じもするなぁ」

そう、しみじみと思ってしまったのだ。そして呑む程にラングドック的な雰囲気が口中に漂ってきた。ナニをもってラングドックなのか?と問われれば説明困難だけれど、そういったタッチなのだ。

で、改めて裏ラベルをしっかりと読んでみた。

裏ラベル・・・エノテカでございます

〈・・・イキイキとした味わいの南フランスのワインです。〉

あ!こりゃビンゴでしょ。

もうチョット深堀してみたら・・・

www.enoteca.co.jp

5大シャトーの一角、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有する、バロン・フィリップ社が南仏のラングドック地方で手掛けるワイン〉ときた!

やっぱりラングドックだった。

正解!

それだけのコトなんだが、正解だったのでちょっと嬉しかった。でも、ラングドックのナニがそうなのかを言語化できない。雰囲気なのだ。コレを力技でも言語化するのがソムリエさん達の表現力なんだろう。

ワガハイはノムリエなので!