一昨日、御殿場に所用があったので、ついでに例のウーブン・シティの現場を見てきた。それで、ソレはど~ってこたァない工事現場で、やたら高く伸ばされたクレーンが複数突っ立っているのが目撃された。
国道246号線の東名「裾野IC入口」交差点のトコロだからねぇ・・・別にクルマを停車させずとも、横を通れば見えるから。
大手企業の工事現場ってェやつは仮囲いにも凝るから、足をとめるコトが出来ればいろいろと能書説明はされているみたいだ。だが一体誰が徒歩で歩くのだろうか?工事関係者だけじゃね?クルマで通り過ぎるだけでは読めるワケもなく、読んでしまったなら前方不注意だろう。
あ、ナルホド、最近のトヨタ車ならば衝突安全対策もしっかりと高性能だから大丈夫というコトか?いやいや・・・ならば、またも複数のクルマを当て逃げにするような事件は起こらないだろう。
ま、とにかくウーブン・シティの現場界隈に、クルマを停めるのに適した場は見当たらないので、結局は能書看板の詳細は読めず・・・一体誰に向けられた説明なのだろうか?
選挙カーが「○○頑張ってます!」ってがなり立てていて、ナニを頑張っているのかよ~分からん状態にも似て・・・醒めた見方になるほど、雰囲気だけなのかねぇ・・・。
で、ウーブン・シティから富士山方向へクルマを走らせると、間もなく「トヨタ自動車 東富士研究所」の横を通る。米軍基地ほどではないけれど、仰々しいフェンスに「撮影・模写 ご遠慮ください」という文字が目立つ。テストコースがあるから。
だが、一体どうやって撮影をするのだろうか?フェンスに有刺鉄線、土塁にソレこそ杉系の木立で目隠しされていて、いかにも極秘のナニヤラが行われている雰囲気が怪しいねぇ。
辺りの駐車場はトヨタ車ばかり。社員駐車場なのか、この地域にお住まいの方々はトヨタに乗ってないと肩身が狭いのか?
「許してくれ~~ぃ!ワガハイ、トヨタじゃないけどATはアイシン製ですぅ!」
さて、さらに富士山に向って上っていくと国道469号に出る。「富士サファリパーク」に行く道だ。それを御殿場方向に走ると自衛隊演習地の中を突っ切る。まことに荒涼とした地で立入禁止である。
富士の高嶺の裾野では、ドンパチドンパチ騒がしく演習やっております。上空にはヘリなど飛んでおります。どこからともなく車両のアイドリング音が、通奏低音のように持続しております。
マニアにはたまらない世界だろうねぇ。
そうして自衛隊員は訓練を重ねていく。そうして災害派遣でも頼りがいのある仕事をされている。ありがたや。
だが、その演習地の端に連なって存在している杉木立に仰天した!
杉の花芽がクリスマスツリー状態やぁ!
この世の終わりである。杉の木全体が赤茶けた色でコーティングされているかのようだ。
こんな凄い状態って、ほんとうにお久しぶりだ。危険とか、警戒とか、そ~ゆ~レベルではない。恐ろしさのあまりに空調を「内気循環」に切り替えて、息を堪えて運転。
さあ、ど~する?
杉花粉に苦しむ皆さん。今季はホントウに苦難ですぞ!(いやいや・・・イエスさんの苦難を思えば、そんなのは大したコトではない・・・なんて言ってられませんゾ!)