Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「2022年度醸造 純米吟醸 搾りたて 生酒 〈丹沢山〉」・・・日本の滝百選・全国名水百選 洒水の滝

2022年度醸造 純米吟醸 搾りたて 生酒 〈丹沢山

川西屋酒造店を代表する看板ラベル「丹沢山」!この新酒生酒を呑み忘れていた。

まあ・・・呑まなくても美味いコトは分かっているケドねぇ。でもスルー出来ないわなぁ。

このラベルデザインは、一体何十年続いているのだろうか?ワガハイが丹沢山を呑み始めた頃から、既にこのラベルデザインだった。

確か・・・「丹沢山」っていう筆文字は、何処かのお寺の住職が書いたのではなかっただろうか?それは地元のお寺だろうから・・・とすると、県道74号線(小田原山北線)に、このラベルの書体とソックリの丹沢山 東光院 入口という看板を見かけるから・・・たぶんソコのお寺だろう。

たぶん・・・図星!だと思う。

気になる方は、ストリートビューで見てみるとよい。「松田警察署 岸駐在所」の近辺に、その入口看板を発見すると思う。

 

このラベルの右端に描かれた滝は、なんとも水墨画的で趣があって好きだが・・・山北を代表する「洒水の滝」だろう。高瀬橋のところで酒匂川に合流する滝沢川を少々遡ると、その洒水の滝はある。

日本の滝百選・全国名水百選 洒水の滝 Shasui Falls → 1km

こんな看板が国道246号線「樋口橋」交差点のところに設置されているからねぇ。

この滝は69m、16m、29mの三段で構成されていて、その全貌を一挙に見るコトは出来ない。一の滝の69mを見て感動して終わる・・・ってなトコだ。

ワガハイがはじめてこの滝に行ったのは小学校高学年の時だったが、あの頃は滝壺にまで降りるコトが出来た。確か近づけば二段になっているトコロまでは確認出来たと思う。

ただ、山腹が崩れたり落石があったりして、しばらく滝に近づくことが出来ず、遠巻きに眺めて終わっていた。だが、復旧工事もだいぶ進んだようで、最近は遊歩道を歩けるようになったみたいだ。現地確認はしていないが、その情報は山北町の以下リンク先を参照されたい。

洒水の滝 | 山北町

立派な滝なので、機会があったらご覧下され!

 

そしてこういうのもあるので、ふるさと納税なら・・・

www.satofull.jp

別に、ワガハイは山北町の回し者ではない。

裏ラベル

味わい深いが後味スッキリでもたつかない・・・なんていうのは川西屋酒造店のお仕事としては当然のコトなので、もう「丹沢山」を語る必要はない。だが、総じて魚料理というよりは肉料理に相性が良いように思う。肉の脂肪の美味さに負けない酒だと思う。魚に関しては、洗練度の高い料理に関しては全く問題ないのだが、刺身であるとか、鮮度落ちした調理法があまりよろしくないものに関しては、魚の生臭さが目立ちやすい。

素材の問題を顕著にしてしまうトコロもある。だが、ソレは真っ当なコトだろう。イイ酒を呑めば、それに合わせて食材もイイものになっていく。それは決して高級な食材というワケではない。高級なブランド食材の中にも?ってなヤツはあるからねぇ。

旨酒呑んで、よい食事をして・・・心身共に健康になっていく・・・筈。

丹沢山の欠点は、気がつくとビックリする程酒が進んでしまうというコト。呑みすぎに注意していても、盃にブレーキをかけるのはなかなか難しい。

 

出たてよりも、少し経った今の「搾りたて丹沢山」は、やや柔らかいタッチになっていると思うので飲み頃かと思う。抜栓したては硬さを感ずるものの、翌々日には素晴らしくキメ細やかな酸の広がりを感じつつ、「若水」という酒米ならではの奥ゆかしさも味わえる。酸度1.8もあるとは思えないケド。

ボディはあるが、ドバドバとした味わいではないところが、なかなかグラン・クリュ的な感じもするねぇ。

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