この夏は、例年より多くの桃を食べた。普通にスーパーマーケットで購入した桃だ。本当は山梨まで買いに出かけたいのだが、暑くて遠出が面倒になった。
クルマで出かけるんだから関係ないと思う人もいるだろうが、外気温計が38℃とか、40℃とかになる真昼にクルマを走らせるのは、カッタルイのである。燃費はガタ落ちになるし。
それは・・・
- エアコン全開だからコンプレッサーの負荷が加わる。
- エンジンの冷却効率の低下により、電動ファンもフル回転で電力消費増。
- クルマ全体の電力消費量が多くなり、オルタネーター(発電機)の負荷が大きくなる。
- 気温が高いので空気密度の影響も出てくる(キャブレターの頃よりは影響が少ないとは言われるけど)。
というコトから、エンジンさんは大変だ。だが、その分アクセルを踏み込む量が増えてしまって、更に燃料消費は増す。
経済的な運転を実現出来る要素がない。
冬だと15~18km/Lのクルマが、現在は12km/L~14km/Lである。
ガソリンが高いからねぇ・・・チビチビ走りたいトコロだけど。
だが、あまりにチビチビ運転していると、昨今のクルマは思いもよらぬトラブルを招くという。
それは・・・
エンジン内部が煤だらけ!
これを防ぐには適当にエンジンを回していた方が良いと言われる。チビチビ運転していると、エンジン内部のあちこちが目詰まりを起こすらしい。この煤(カーボン、スラッジ)問題は、言うまでもなく知られたコトだ。
だからといって、毎日エンジンをぶん回していたら・・・免許が無くなる!最近のクルマは性能がいいから。ファミリーカーでも、大昔のスポーツカーより速いからねぇ。
ATを2速に設定して、5,000rpm位暫く回し続ければイイんだろうか?とも思うが、ソレを一般道でやったら周囲の人からは顰蹙だろうなぁ。
では、高速道路で4,000rpm・・・というワケにもいかない。通常モードなら6速2,000rpm強で100km/h位は出てしまうから。そんなワケで、そうそう高回転って使えるもんでもない。
というコトで登場するのが燃料添加剤だ。有名なのは「ワコーズ フューエルワン」。ワガハイも5,000km走行に一回程度入れて今日に至っている。コレは効果を実感できる添加剤だ。だが、最近は値上がりしてきてナカナカねぇ・・・。
燃費についてはソコソコ悪くはないクルマだと思うのだが、添加剤の出費を含めると、果たして経済的かと言われると・・・?
だが、添加剤をケチるとエンジンを開けて煤払いが待っている。コレはなかなかの整備費の請求となるだろうから・・・やっぱり延命措置として添加剤は入れる。
これ、多くの人にとって悩ましい問題だと思うんだよなぁ。
まあ・・・長く乗るなら一度位は、部分的にエンジンを開けて煤払いっていうのは覚悟しなければならないんだろうが。
それで、このトコロ、いろいろ調べていたんだが、
AISIN Fuel System Cleaner
というのもあるんだなぁ。コレはアイシンだし、信頼出来るブランドではあるよなぁ。
フューエルワンよりも少し安い感じ。ただ、オートバックスのような店頭では今のところ見かけない。
で・・・もう少し調べているとこういうのが見つかった!
レーシングマシンのボディに「TAKUMI」っていうロゴを見かけるけれど、そのメーカーだ。これはフューエルワンやAISIN Fuel System Cleanerと同じく、PEA(ポリエーテルアミン)という重要な清浄成分が配合されているようだ。
そして、お値段も幾らか安価である!
というコトで、とりあえず購入してみた。これから使ってみようと思う。
ワガハイ、商品の宣伝をしているワケではないが、そのうち結果をここに書けると思う。ただし、ワガハイは整備士でもないし、ガレージを持っているワケでもないので、迂闊に点火プラグを外して、そこからファイバースコープを入れてシリンダー内部を観察する、というようなコトは出来ない。
プラグを迂闊に外して、ゴミが内部に入るとエンジン寿命に影響するからねぇ。我が家の環境でのクルマの整備は無理だからなぁ。
さて、燃費は厳しいけれど、シャインマスカットはどうしようか?
コレは、スーパーじゃなくて勝沼へ行った方が圧倒的にイイよなぁ。