Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

やっと書く気になった・・・金魚さんの訃報

なかなか書けなかったコトだが、金魚さんが亡くなった。

冬景色になった・・・

それは10月末だった。

今まで元気に泳ぎ回ってた金魚だったのに、突然気配が薄くなった。よ~く見てみると底の方で静かにしていた。だが、時々動き回るので水温が下がってきている為に動きが鈍くなってきているのかもしれない。

そろそろ、越冬の方法を考えないといけないと思っていた。ワガハイ的には室内に水槽を設けて移すのが安全だろうと思った。ネットの情報によると、この外の火鉢でも越冬は出来るという話しだが・・・?

妻はネット情報派だったが、ワガハイが子供の頃に飼っていた金魚のコトを思い出すに、それはかなり困難だろうと思っていた。

というワケで、水槽など一揃えしてみるには如何なものが良いか?と物色を始めた頃だった。

新たに加わったビオラ

金魚の変調を感じた翌日、やっぱりなんか動きがおかしい。そこで急遽バケツに金魚を移し替えてエアーレーションをした。完全にバケツの底で動かないので危険な容体と思われた。徐々に水温を上げて28℃程度にしてみた。すると2匹のうちの1匹は、やや動いた。しかしもう1匹はエラは動いているが弱々しい。

数日前の金魚の様子を妻に聞いてみると・・・

「大きなイモ虫が水面に落ちたのを、食べちゃったのよ!見ていてビックリしたんだけど。」

ナンの幼虫なのかは不明だが、口に入るモノならとりあえず食するコトにチャレンジしてしまう金魚だから、無理矢理ガンバって食べちゃったんだろう。

食欲を抑えきれないんだなぁ・・・なんだか気持ちは分かるような。

 

バケツに入れた金魚だから上から観察するしかないんだが、なんだかお腹がヤケに膨れている。コリャ、消化不良も一因だな。

さて、バケツでの管理には限度がある。やっぱり水量が足りないので急遽水槽を買うためにホームセンターに向った。なかなか丁度良い大きさのモノが見つからないもので、数軒ハシゴして購入出来た。水温調節が出来るヒーターも購入した。

水槽のセッティングを終えて金魚を移し替えた。横から容体を観察出来るようになったので、お腹の状態が良く分かったのだが、コリャ、糞詰まり状態だな。ワガハイ的にはこれ以上、なにも出来ない。金魚の自己回復能力に期待するしかない。

 

そして・・・1匹は快復しかけた。もう1匹は僅かにエラを動かすのみ。すると快復し始めた金魚は、もう1匹に寄り添い、ワガハイが思うにはヒレを動かして厳しい状況の金魚のエラに水流を送っているようにも見えた。

その様子に・・・涙が出た。でもど~にもならんもどかしさ。

1匹は快復するだろう。だが、もう1匹は無理だな。と感じた。

 

暫くすると、糞詰まりは幾らか解消されたようで、水槽の底に排泄物を見つけた。それを急ぎ回収して2匹の入院状態は数日続いた。

だが、快復基調だった1匹が再びダウンした。どうやら再度排泄したモノをワガハイが回収する前に食べてしまったみたいだ。

そうして、重症だった金魚が全く動かない中、不調でも寄り添い続けようとしていた金魚も動かなくなった。2匹は寄り添って亡くなった。

 

人は「寄り添う」って簡単に言うが、金魚たちの様子から学ぶコトは大きかった。いなくなった悲しさを補いきれるものではないが、その学びについて金魚たちに感謝したい。

コレも新しい我家の仲間

屋外で金魚を飼うのはやっぱり難しいと思った。水質管理はコチラが留意すれば良い。雨水が流れ込むコトは蓋を作ることで解決出来た。越冬は水草も枯れてしまうのだから室内に引っ越しすれば安全だろう。だが、屋外では餌の管理はしきれない。

水面に落ちてきたモノは食べ放題なのだ!

金魚たちは一体何のイモ虫を食べてしまったのだろうか?

なんか毒でもあったのか?

単純に消化が悪かったのか?

食べ過ぎか?

このあたりの原因究明は出来なかった。

 

来季は、飼うとしたらメダカでやってみようと思う。それに金魚は感情を移入し過ぎてしまって、その死が辛すぎると妻も言う。特に彼女には懐いていた2匹だったからなぁ。