熱中症の危険が高まる日々、猛暑・酷暑の問題は庭にも襲いかかっている。我家の狭い庭でも、ポツポツと対策を講じてはいるが・・・なかなか追いつかない程に暑いねぇ。
アジサイの影になって、金魚の生息環境は日陰になっている。ただし、午後の4時頃からは西日が差し込んでしまう。
水草のためには適当な日差しが必要だが、連日の暑さで水温が上昇するので直射日光は出来るだけ抑えておきたい。とりあえず、西日が差し込む場所には日よけ代わりに椿の鉢植えを置いてみた。適当に影が出来て、少し木漏れ日状態になってくれる。
金魚は、つまりフナが元だから・・・そう考えると結構濁って淀んだ小川でも、フナを捕まえて遊んでいた子供の頃があったが・・・あまり神経質にならなくてもど~にか生きていけるのかもしれない。と、思いつつも、幾らかは配慮しないとなぁ・・・と考えてしまう。
午後3時頃に水温を測ってみると、水面上部では29℃、底では28.5℃という感じで、期待したほどの差は出なかった。1℃位は差が出るんじゃなかろうか?と思ったんだが、この程度の水量では0.5℃かぁ・・・と期待外れ。
一応、調べてみると水温30℃位までが飼育に適してるという話なので、ギリギリOK!ではある。だが、まだ7月初旬だからなぁ・・・この分じゃ10月上旬まで灼熱地獄が続かないとも限らない。自分の熱中症への注意だけでなく、金魚さんの熱中症にも配慮しなければならなくなった。
冗談じゃなく、まったく対策を講じないでいたら水温はドンドン上昇して・・・煮魚になってしまいかねない。
何せ、午後2時頃にクルマを始動したところ、画面に注意表示が出て・・・高温でシステムエラーがど~た~こ~たって書かれていたなぁ。だが、別に普通に問題なく走れたんだが・・・外気温が45℃だったからねぇ。
これを機に、クルマさんにも配慮して、超暑い時間帯は出来るだけ始動しないコトにした。別に走り続けていても、水温計は90℃位でマイドの如く安定しているケドね。
だが、燃費表示を見てみると通常よりもかなり悪い。エアコンも全開運転だからねぇ・・・それにこれだけ暑いと空気密度がハッキリと影響を及ぼすのかもしれない。
ワガハイは呼吸器疾患持ちだから、暑くて空気密度が下がると口をパクパクさせて息苦しくなってくる?なんか、水温が高くなって溶存酸素量が低下した状態での金魚さんの気持ちっていうのが、自分の問題に投影されてくる。
金魚さんの苦しみは、我が苦しみ・・・感情移入強すぎ?
概ね最高水温が30℃程度で止まってくれるなら現状で様子を見ようと思うが、上昇するなら対策を講じないといけない。ワガハイは、けっこう真剣に金魚さんのコトを思って考えている・・・空洞の脳ミソで!
まあ、この火鉢をつかった睡蓮と金魚の生育環境は、スタート時点で考慮が足りなかった。コンクリートの上に直に火鉢を置くのではなく、ナニガシカを敷いておくべきだった。いまから下にナニガシカを入れようとすると、一度水を抜かないと動かせない。現状のまま無理矢理上げようとすると・・・たぶん重さに耐えられずに火鉢が壊れるだろう。
やっぱりスノコ的なモノを敷いておけば、水温上昇も幾らか抑えられただろう。たった1℃の違いでも、ギリギリの状況では生死を分けるコトになるからなぁ。土に半分埋めてしまうっていうのもイイ方法だっただろう。だが、ソレだけのゆとりが無い庭ではある。
こんな庭の片隅の金魚さんのコトを考えていると、コレって地球環境の置かれた状況なんだよなぁ・・・とは、思う。
でも、ど~にもならんケド。
せめて無駄なドンパチのエネルギー消費は、即刻止めて欲しいわなぁ。