Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

白い紙がダメならば・・・鉄板ならイイんだろうか???

昨日からニュースでは、ロシア政府系テレビ局「Channel One」の編集者マリーナ・オフシャンニコワ(Marina Ovsyannikova)さんのことが伝えられている。「戦争反対」と書かれた紙を、ニュースキャスターの背後で掲げたことだ。(画像を見ていると、カメラはその紙を避けるというよりもキッチリと画面に入れるように撮影しているように見えるのだが、コレって政府系テレビ局でさえ、内心は反戦を訴えたいんじゃなかろうか?と思うんですな。)

それは衝撃的に素晴らしいことだと思うが、同時に複雑な問題を確認することが出来た悩ましい瞬間でもあった。

 

これは誰にでも出来ることではない。このことを報道する日本のテレビ局の日本人の報道の一役を担う方々にも、問題が突きつけられたことだろう。「私だったら出来るだろうか?」と。

自分のポジションを失うリスクを覚悟で意見を述べるのは、組織の中で「バカ」呼ばわりされるもんだわなぁ・・・上司や周囲の顔色窺って曖昧な態度をするのが日常茶飯事だよなぁ。

ま、さもないコトならそれでやり過ごすっていうのもアリだが、やり過ごせない場合っていうのは・・・転職考えるわなぁ。ど~せ展望のない企業なら、ほか探そうって考えるだろう。だが、どこも似たり寄ったりだから、外資系に行ったりする。まあ、外資系は外資系で大変みたいだけど。

会社の為に「それ違うんじゃあ~りませんか?」と異議唱える社員は大切にしないと、その会社はヤバイかもねぇ。っていうか、まわりの社員が白い目で見たりするんで、その圧力が厳しい・・・とか。案外、自由のない企業ってあるみたいだからな。ロシア批判出来ない企業風土ってぇヤツもあるんじゃない?

 

ロシアでは、ナニも書かれていない白い紙を胸の前に掲げていた男が、警察にしょっ引かれたっていう報道もあった。タダの白紙でも検挙されちゃうんだとすると・・・ワガハイ的には黒い紙ならば大丈夫なんだろうか?と考えてしまう。段ボールならイイのか?ベニヤ板なら問題無いのか?それらは全てダメなんだろうか?

そうだ!鉄板なら大丈夫かもしれない。アルミ板とか銅板なら問題ないのかもしれない・・・ワガハイはそういう人である。様々な素材を用意して、警官の前で「じゃあ、コレならどう?」なんて取っ替え引っ替えやって、もっとコトをヤヤコシクしてしまうかもしれない。こうなったら大岡裁きじゃないと、ワガハイは放免にならないかもしれない。

 

でも・・・白い紙を掲げたっていうのは、なんか思い出すコトがあるな。〈しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。(マタイによる福音書 5章39節)〉っていう話だ。平手で相手の右頬を打つならば、左手で打つのがやりやすい。右手で打とうとすると裏拳になってしまう。一方、相手の左頬を打とうとすると、右手を使って打つのがやりやすい。左手で打とうとすると裏拳になってしまう。

西暦が始まった頃のエルサレム界隈の常識では、右は清浄な意味で左は不浄の意味があったらしいから・・・左頬を向けるっていうのは、清浄な右手を使わせようっていう意味があるっていう解釈があるみたいだ。

 

なんか・・・ワガハイだったら・・・やっぱり石板を持ってロシアの街頭に立つかもしれない。

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本日我家のブルーベリーの花芽状態

しかし、このところ急に暑くなってきた。三寒四温なんていうが、三寒四暑って言葉を変えた方が良さそうだ。

 

四旬節(Lent)の真っ只中、戦いを止めて静かに祈るような信仰生活を、プーチンは思い出した方がいいんじゃなかろうか?父親はともかく、母親はロシア正教徒だったらしいじゃないか。母親の姿を思い出して欲しいな。あ、オーソドクス(正教)は暦がズレるからど~なってるんだろう?

ユリウス暦グレゴリオ暦の違いだからなぁ・・・あ、-13日で換算するの?

本日3月16日だから・・・13日を引き算すると・・・正教は3月3日ってコトか。じゃあ、昨日から四旬節ってコトじゃない?コレで間違ってない筈だけどな。

ま、オーソドクスはよ~ワカランところがあるんだけどね。