Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

日本のMont Saint-Michel・・・江ノ島

潮風に吹かれていれば感染リスクは低かろう・・・ということで、釣りの人も多いと聞く。やっぱりいろいろ工夫して趣味を選んだりして、ストレス緩和を心がけたりするよねぇ。ワガハイは釣りが性に合わないのでやらんが、魚を食べるのは大好きだ。なにせ祖母が網元の娘だったからねぇ・・・で、陸に上がって三代続いて、遂にワガハイも海の人ではなくて陸の人になったな。

だが、祖母から様々な話を聞いた幼少期、海は良いなぁ・・・なんて言える話ではなかった。漁に出て帰らぬ人になったというのは、今と違って良くある話だった。労災保険なんていうのも無かっただろうし、みんなで助け合ってダンナを失った母ちゃんと子供を支えていたらしい。子供が成長するまでは、親戚や職仲間で経済的にも支え合っていたらしい。みんなココロ優しかったのは、海が過酷だということを知っていたからだな。

陸の人になったワガハイだが、それでも海をみたり漁船を見たりすると、なんだか血が騒ぐというか、なんともいえない気持ちが湧いてくる。そしてクルーザーやらヨットなんかを見ても、な~んも感動はない。

 

ということで、マラソンという競技は、陸上競技の中でもテレビでは見てしまうものなんだが、本当は飛脚の走りの方が興味あるのである。だからといって、佐川急便に興味があるわけではないからねぇ・・・。ま、スプリントレースよりも長距離の方が興味深い。クルマのレースなんかでも、ルマン24時間耐久なんて行きたいと思ったもんだ。F-1にはあまり興味がないからねぇ。

 

ルマン24時間耐久といえば若い頃、レースをやってないサルト・サーキットとユノディエール(D338)をウロウロしたコトはあったんだが・・・あれも妙に感動しましたな。

ま、話が脱線するのはマイドのことだ。思い出しついでに忘れないうちに、ここにメモしておこう。場所はルマンから離れてブルターニュである。

地図上で探しやすいのは海辺のSaint-Maloという港町・・・そこから内陸側に河口なのか大きな入り江なのか判別出来ないような地形が入り込んでいるが、それを南下していくと、両岸がだんだん狭まってきたあたりにDinanという街が見つかる。ワガハイはPontorsonからD576→D676→D795というルートでクルマを走らせたんだが、高い橋を渡る時に正面に見える塔が、たぶんBasilique Saint-Sauveurで、D795は対岸に渡った所で左へ直角に曲がる。その先の左側に、川岸方面へ下って行く道(D12)があるので、それに入る。先ほど渡った高い橋の下をくぐって右手に流れるランス川に架かる石橋があるが、その袂にL'Atelier Gourmand(4 Rue du Quai, 22100 Dinan, FRANCE)がある。

このお店の蕎麦粉のクレープは美味だったねぇ。まあ、30年以上も前の話なんだが・・・経営者が代わっているか?そのあたりはワカランが、一応現在でもレヴュー評価は高いですな。たぶん、美味だと思うので、その辺りに出かけることがあったら立寄ってみて下さいな。Dinanは綺麗な街ですぞ!

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江ノ島 湘南港灯台の近くにて 撮影:2019年7月18日

で、画像は江ノ島での撮影である。日本のMont Saint-Michelである。フランスに旅行が出来なくても、江ノ島に行って無理矢理Mont Saint-Michelだと思い込む。そして巨大オムレツを食べる代わりに、買ってきたタマゴサンドでも頬張れば良いのである。

だがしかし・・・東京2020オリンピックセーリング競技!

競技日程は2021年7月25日(日)~8月4日(水)※予備日:8月5日(木)

www.pref.kanagawa.jp

ということで、暫くはMont Saint-Michelだと思い込む遊びも出来そうにない。まあ、ワガハイのちょっとした息抜き場所の自由が、暫くのあいだ自由ではなくなるというコトだな。

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江ノ島港防波堤から片瀬東浜方向を見る