Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

花粉症の元凶を取材する

「花粉」というHatena Blogのお題も終わったようなので、Etsuro1的にはこの画像を出そうと思いますな。

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憎き敵ながら・・・出来るだけ綺麗に撮ってやろうじゃないか

スギだのヒノキだのってぇヤツは、優れた建材になるから大量に植林したんだろうが、大昔は天然林から切り出した材料だったんだな。そのあたりのことは二十年ほど前に本で読んだな。「黒田辰秋 木工の先達に学ぶ 早川謙之輔 著 新潮社」という本だ。とても面白い内容だったので、早川様の著作が書棚に幾つかあるんですわ※1。木曽檜の産地でしょう?というところで欅探しなどの話が書かれてましたな。あと、宮大工に関わる書物にも、いろいろヒノキの事がかかれていたりして面白いですな。それこそ京都や奈良の神社仏閣建築で、とうの昔に材料は枯渇してしまっていたわけで、大昔バージョンの出雲大社の柱なんざ、何処かで見たと思ったんだが・・・あれ?東博だったっけ、京博だったっけ?まあいいや、とにかくあんな材料はもう地球上にないんだろうからね。あっても天然記念物で切れないよな。

ああ、材料の枯渇ってぇのは寂しいですな。なんかねぇ・・・頭髪が残り数本・・・みたいな気分になってきますな。そういえば、スサノオノミコトの抜いた頭髪・・・ではなくて、ヒゲはスギ、胸毛はヒノキになったとか、日本書紀に書かれていたような気がするんだが。では、鼻毛はナニになったのかねぇ・・・尻毛は槙に、眉毛は樟(くすのき)になったんじゃなかったかな?ならば鼻毛の立場はど~なっておるんだろうか?たしか鼻毛の記述は無かったような気がするんだが。ああ、調べる気にならん(若干、アレルギー気味で集中力低下中)※2

 

※1「木工のはなし 早川謙之輔 著 新潮文庫」も、おもしろいですな。

※2 鼻毛記述は無さそうだが、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が鼻を洗われて生まれたのが素戔嗚尊(すさのおのみこと)だったねぇ。伊邪那岐命は汚れた所へ行ったので体中を清めるわけだが、その洗う場所に応じて様々な神が生まれた…という話だ。それで「鼻」を洗った、ということはどういうことだろう?まさか、伊邪那岐命はスギ花粉が飛散する所へ行って「花粉症」になっていたんだろうか?妄想は尽きることがないねぇ・・・

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もう一枚!

春の光の中で、風にユラユラしておった杉の葉の先端を、ボーエン・レンズで狙うのは大変だぁ。だいたい400mm(35mmフルサイズ換算)の望遠だからねぇ・・・ず~っと集中してファインダーを覗きつつ、揺れ動く被写体を追っていると・・・自分自身もユラユラと身体が揺れているような感覚になってきて、思わず酔いそうですな。

 

それにしても、さすが不織布マスク!スギ花粉の元凶に接近しつつも、しっかりと防御してくれましたな。皆さんの辛~いクシャミ・鼻水・鼻づまりと、喘息などの症状の大元は、このような雄花であります。しっかりと敵を確認しておくことは戦いの基本でありましょう。ま、こやつらも生存に必死なんでしょうな。でも寛大なココロで花粉の飛散を眺めることは出来ませんな。コンニャロ~!

 

昨年(2020年)2月に、神奈川県宮ヶ瀬湖まで杉の花見に行った時の記事はこちら ↓

 

御神木になっている杉は多いな。寒川神社にもあったけどね。下リンクの御神木は、神奈川県南足柄市三竹に鎮座する「御嶽神社」であるな。

etsuro1.hatenablog.com

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